1つは持っておきたいレインコート
雨から服を守ってくれるレインコート。雨の日以外にも、野外フェスや登山などのときにも役立つアイテムです。とはいえ、頻繁に買い替えるものではないため、失敗しないように選ぼうとすると、何が正しいのかわからなくて選べなくなってしまいます。
そこで、自分に合ったレインウエアの選び方をご紹介します。タイプ別におすすめアイテムもピックアップしたので、ぜひチェックしてくださいね。かわいい子ども用も集めたので、お子さんがいる方はそちらもお楽しみに♡
そこで、自分に合ったレインウエアの選び方をご紹介します。タイプ別におすすめアイテムもピックアップしたので、ぜひチェックしてくださいね。かわいい子ども用も集めたので、お子さんがいる方はそちらもお楽しみに♡
自分に合ったレインコートの選び方
防水性能で選ぶ
一概にレインウエアといっても、ビニールでできた数百円のものから、登山用の何万円もする本格的なものまでさまざまあります。その値段の違いは何なのでしょうか?それはズバリ、防水機能の違いと言ってもいいでしょう。
すべてのレインウエアが水を一切通さないわけではありません。レインウエアといえども布を縫い合わせたものであるため、布目から水が入ってしまいます。それを防ぐためにも、生地の表面に「撥水加工」が施されていたり、裏から「防水加工」されていたりするのですが、この2つには大きな違いがあります。
すべてのレインウエアが水を一切通さないわけではありません。レインウエアといえども布を縫い合わせたものであるため、布目から水が入ってしまいます。それを防ぐためにも、生地の表面に「撥水加工」が施されていたり、裏から「防水加工」されていたりするのですが、この2つには大きな違いがあります。
小雨や短時間のお出かけ程度なら撥水加工
「撥水加工」とは、生地もしくは糸に表面をシリコン樹脂やフッ素樹脂などでコーティングし、水を弾くようにする加工のことです。この加工を施すことで生地の上で水が転がるようになり、生地が濡れにくくなります。水だけでなく泥や油汚れも弾くため、汚れがつきにくくなるというメリットも。
ただ、網目や織り目、縫い目など繊維同士の隙間は塞がれないため、完全に水が入ってこないわけではありません。また、水が浸透することは防げないため、生地に水がついて時間が経つと染み込んでいきます。その反面、隙間があるおかげで空気や蒸気を通し、蒸れにくいというメリットがあります。
完全に水をシャットアウトできるわけではないため、撥水加工のレインコートは小雨の日や短時間だけ外出するときに使うようにしましょう。
ただ、網目や織り目、縫い目など繊維同士の隙間は塞がれないため、完全に水が入ってこないわけではありません。また、水が浸透することは防げないため、生地に水がついて時間が経つと染み込んでいきます。その反面、隙間があるおかげで空気や蒸気を通し、蒸れにくいというメリットがあります。
完全に水をシャットアウトできるわけではないため、撥水加工のレインコートは小雨の日や短時間だけ外出するときに使うようにしましょう。
強めの雨や長時間の外出には防水加工のもの
「防水加工」とは、生地の裏から防水素材をコーティングをしたり、生地そのものが水を通さない素材を用い、雨が浸透しないようにする加工です。ただこれだけでは縫い目から水が浸透してきてしまうため、防水テープをプラスして水の侵入を防いでいます。そこまで防水対策がされているものを、「完全防水」と呼びます。
防水加工を施せば必ず水をシャットアウトできるのかといえばそういうわけではなく、どのようなコーディングを施したかによっても防水機能は異なります。生地がどれほどの水の圧力に耐えられるかを数値化したものを「耐水性」といいます。
この耐水性をチェックすれば、そのレインコートがどれほど雨量にまで耐えられるかがわかります。
300〜1500mm 小雨、強い風、軽い雪
1500〜2000mm以上 大雨、強い風、みぞれ
10000mm以上 とても強い雨、強い風、みぞれ
15000mm以上 かなり強い雨や強い風、強い雪
20000mm以上 強い嵐、台風、吹雪
防水加工は、水の侵入を防ぐという点では優れていますが、空気や蒸気も逃さないため蒸れやすいというデメリットがあります。そこで注目されているのが、透湿性のある素材です。透湿性とは、水は通さないけれど、水滴になる前の蒸気状態の水分を生地の外に逃がす性質のこと。レインコートに用いる素材が透湿性に優れていれば、雨で服が濡れないうえ、コート内が蒸れることもありません。透湿性に優れた素材の代表はゴアテックスです。
防水加工を施せば必ず水をシャットアウトできるのかといえばそういうわけではなく、どのようなコーディングを施したかによっても防水機能は異なります。生地がどれほどの水の圧力に耐えられるかを数値化したものを「耐水性」といいます。
この耐水性をチェックすれば、そのレインコートがどれほど雨量にまで耐えられるかがわかります。
300〜1500mm 小雨、強い風、軽い雪
1500〜2000mm以上 大雨、強い風、みぞれ
10000mm以上 とても強い雨、強い風、みぞれ
15000mm以上 かなり強い雨や強い風、強い雪
20000mm以上 強い嵐、台風、吹雪
防水加工は、水の侵入を防ぐという点では優れていますが、空気や蒸気も逃さないため蒸れやすいというデメリットがあります。そこで注目されているのが、透湿性のある素材です。透湿性とは、水は通さないけれど、水滴になる前の蒸気状態の水分を生地の外に逃がす性質のこと。レインコートに用いる素材が透湿性に優れていれば、雨で服が濡れないうえ、コート内が蒸れることもありません。透湿性に優れた素材の代表はゴアテックスです。
シーンによってデザインを使い分け
レインコートと言っても、形やタイプはさまざま。デザインによって得手不得手があるので、それぞれの特徴を理解したうえでアイテム選びをしましょう。
コート
レインコートで最も一般的なのがコートタイプです。スタイリッシュなステンカラーコートやトレンチコートなどのデザインが多く、通勤着やキレイスタイルと合わせやすく、カジュアルなコーデイネートとも相性抜群。どんな服装とも合わせやすいのが特徴です。
ただ、コートというだけあり足元を完全に覆うことはできません。なるべく水濡れを防ぎたいなら、ロング丈のアイテムを選ぶといいでしょう。また、防水加工が施されたボトムやレインブーツを合わせるなどの工夫をしましょう。
ただ、コートというだけあり足元を完全に覆うことはできません。なるべく水濡れを防ぎたいなら、ロング丈のアイテムを選ぶといいでしょう。また、防水加工が施されたボトムやレインブーツを合わせるなどの工夫をしましょう。
ポンチョ
布の中央に穴が開いていて、そこから頭を出して着用するポンチョ。中南米の民族衣装がもとになったといわれています。
ゆったりしたつくりで脱ぎ着がラクなうえ、リュックを背負ったまま着ることができるのがポンチョの特徴です。裾広がりで通気性が良く、蒸れにくいというメリットがありますが、足元の水濡れを防げないという点がデメリットです。
これらの条件を踏まえると、ポンチョは小雨の日やアウトドアシーンに使うのがおすすめです。しっかり足元までカバーしたいのなら、ロング丈のにするのも選択肢の一つですが、安全性を考えるとロング丈での自転車の運転はあまりおすすめできません。裾が広がって足元が見にくいうえ、裾が自転車に巻き込まれる可能性もあります。
ゆったりしたつくりで脱ぎ着がラクなうえ、リュックを背負ったまま着ることができるのがポンチョの特徴です。裾広がりで通気性が良く、蒸れにくいというメリットがありますが、足元の水濡れを防げないという点がデメリットです。
これらの条件を踏まえると、ポンチョは小雨の日やアウトドアシーンに使うのがおすすめです。しっかり足元までカバーしたいのなら、ロング丈のにするのも選択肢の一つですが、安全性を考えるとロング丈での自転車の運転はあまりおすすめできません。裾が広がって足元が見にくいうえ、裾が自転車に巻き込まれる可能性もあります。
ジャケット(セパレートタイプ)
レインコートの中でも丈が短く、ボトムとセットアップで着用することが多いものをレインジャケットと呼びます。
レインジャケットの特徴として挙げれられるのが、使い勝手の良さ。上下バラバラで着用でき、気軽に雨対策をしたいときはジャケットだけ、しっかり水濡れを防ぐときは上下一緒と、シーンによって使い分けることができます。
スポーティで体にフィットするつくりのため、体を動かしやすいのもポイントです。自転車に乗る際は、ジャケットとボトムのセットアップがおすすめです。上下セットなら、全身を雨から守ることができ、激しい雨の日にもぴったり。その他、アウトドアや登山、雨の日の屋外作業など、さまざまなシーンで役立ちます。
ただ、ボトムも一緒に着用するとなると、脱ぎ着のしづらさは否めません。頻繁に脱ぎ着する場合には向かないこともあります。
レインジャケットの特徴として挙げれられるのが、使い勝手の良さ。上下バラバラで着用でき、気軽に雨対策をしたいときはジャケットだけ、しっかり水濡れを防ぐときは上下一緒と、シーンによって使い分けることができます。
スポーティで体にフィットするつくりのため、体を動かしやすいのもポイントです。自転車に乗る際は、ジャケットとボトムのセットアップがおすすめです。上下セットなら、全身を雨から守ることができ、激しい雨の日にもぴったり。その他、アウトドアや登山、雨の日の屋外作業など、さまざまなシーンで役立ちます。
ただ、ボトムも一緒に着用するとなると、脱ぎ着のしづらさは否めません。頻繁に脱ぎ着する場合には向かないこともあります。
実用的でかわいいレインコート22選
コートタイプのおすすめ
MACKINTOSH|オーバーサイズ ノーカラー レイン コート “SKYE COLLARLESS COAT”
AIGLE | ゴアテックス フーデッドレインコート
レインブーツで有名な「AIGLE (エーグル)」のレインコートは、防水性と透湿性に優れたゴアテックスを採用。コート丈も長めで、しっかり雨を防いでくれます。
デザインは、シックな印象を与える都会的なステンカラーコート。フードは取り外し可能です。
Traditional Weatherwear | PENRITH パッカブル レインコート
and wander|fly rain long coat
Wpc | ユニセックスレインバイシクルモッズコート
ポンチョタイプのおすすめ
THE NORTH FACE|ウォータープルーフ アクセス ポンチョ
KiU | レインポンチョ - デイリー
U-DAY|レインポンチョ
UNBY|UNBYストア別注 Kiuポンチョ
MidiUmi|rain poncho
F/CE.|ウォーターリぺレント ポンチョWATER-REPELLENT AG+
ジャケットタイプのおすすめ
FUNALIVE NAMORADA | レインスーツフェミニンⅡ
L.L.Bean | トレイル・モデル・レイン・ジャケット ジャパン・フィット
子ども用レインコートのおすすめ
KiU ランドセル キッズレインコート
こどもと暮らし|きなこ×こどもと暮らし レインコート
Fabhug|レインコート
こども ビームス | b柄 レインポンチョ
SHIPS KIDS | レインコート
おしゃれなレインコートがあれば雨の日も快適で楽しい!
雨の日にあると便利なレインコート。お気に入りの一着が見つかれば、雨の日がやって来るのが楽しみになりそうですよね。
どのようなシーンでレインコートを使いたいかを考えて、それに必要な性能を満たしているかをチェックしながら、お気に入りを探してください。
どのようなシーンでレインコートを使いたいかを考えて、それに必要な性能を満たしているかをチェックしながら、お気に入りを探してください。
この記事の執筆者
ライター
水浦裕美
女性誌編集部を経て、2011年よりフリーの編集ライターとして活動。 女性誌を中心に、メンズ誌、WEB媒体、書籍、企業の販促物などの制作に携わる。 美容、ライフスタイル、タレントインタビュー、マネー企画などを幅広く担当。 プライベートでは二児の母。
イギリスを代表するアウターブランド「MACKINTOSH(マキントッシュ)」のレインコートは、クラシックさをキープしつつ、裾と袖口がドローストリングで絞れるなど、今っぽさもしっかり取り入れたデザインです。
撥水・防水・透過に優れた3層構造の高機能素材を使用し、縫い目などにはシームテープを全体に施した完全防水仕様で強い雨の日でも濡れ知らず。
ゴールドの金具やボタンが高級感あり。合わせやすいブラックとネイビーの2色展開です。