【都内】子どものころを思い出す味。昔ながらの「パン屋さん」5選

昭和26年に創業した丸十ベーカリーは、日本で初めてイーストによる製パン法を開発し、コッペパンの元祖とも言われています。中村屋や木村屋に並ぶ、日本を代表する老舗パン店です。

焼きそばパンやコロッケパンなど、昭和の時代から愛されている食べ応えのあるお惣菜パンがショーケースの中に敷き詰められています。

ツヤツヤに輝き、程よくこんがりと焼けたパンは食欲をそそります。こちらはゴボウパン。マヨネーズ仕立てで、一度食べるとクセになる味です。基本の価格が100～150円なパンが並ぶので、学生にも嬉しい安さも魅力です。（2020年4月現在）

昭和17年創業のペリカンは、”毎日食べることができる飽きのこないパン”を提供し、時代を超えて愛され続ける老舗パン店です。

店内には、予約されたパンたちが並んでいます。ペリカンで販売されているパンは、食パンとロールパンのたった2種類のみですが、この味を求めて多くの人たちが訪れます。

こちらは、食パン1.5斤と中ロール5個入り。トーストすると外はカリっと中はモチッとした食感でバターが良くあいます。1カ月前から予約を受け付けているので、店頭または電話で予約をしてから受取に行きましょう。

昭和26年に商売をはじめ、コッペパンの専門店として、現在は朝6時から営業をしている三陽屋。”懐かしいけど新しい”そんな美味しさを届けています。

小さなショーケースには、常時11～20種類ほどのコッペパンが並んでいます。きなこあげぱん、コロッケぱんなど、定番のメニューに加えて、店主が試行錯誤しながら、季節の食材を使った新しいメニューも登場します。

コロッケが2つ入ったボリューミーなサイズで満足度も◎売り切れ次第閉店となってしまうので、予約または早めにお店に行きましょう。

今では見かけることが少なくなったカステラに羊羹を挟んだ「シベリア」を始めに60種類以上の総菜＆菓子パンを提供しています。年配のお客さんを中心に根強いファンが後を絶たないそうです。

あんこ、クリーム、りんごが入った三食パンは、お店で人気の商品です。懐かしいフォルムも童心にかえってしまいそう！どの味から食べるか家族と分けるか・・・そんな楽しみがありますね。隣のメロンパンも美味しそう！

昭和25年創業のパン・ケーキショップのテラサワ。余計なものを入れず、シンプルに作られたパンは遠方からのお客さんも多く、午前11時に並べられ、午後2時には売り切れてしまうそうです。

子どもの頃から親しみのあるフォルムをしたチョココロネと一番人気の生クリームコロネ。ふわっとした柔らかなパンに、先までしっかりとチョコやクリームが詰まっています。冷凍販売もあり、少し解凍した状態で食べるアイスコロネも美味しいと評判です。