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"変わってる"は、大阪では褒め言葉。外観だけでなく店内に足を踏み入れても尚、そんな疑問を抱いてしまうほど、こだわりの詰まった"一風変わったカフェ"、それがコンセプトカフェです。こだわりのアイテムがギッシリと並べられていたり、小説や絵本の世界が再現されていたり…そのコンセプトは様々です。
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「1度行くと忘れられない魅力」は、コンセプトカフェの共通点です。そんな、ちょっとディープな大阪のカフェへご案内いたしましょう。
絵本から飛び出すメニュー『絵本と珈琲 ペンネンネネム』
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可愛らしい店内やメニューが特徴的な『ペンネンネネム』。これは、もしかすると宮沢賢治の有名な童話『グスコーブドリの伝記』の前身作である『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』に由来するのでしょうか?
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ここ『ペンネンネネム』は、世界各国の様々な絵本が所狭しと集められているカフェです。もちろん、読んで楽しむことも出来ます。
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そして何より嬉しいのは、誰もが子どもの頃に絵本を読んで憧れた、『ぐりとぐらのパンケーキ』が実際に食べられること!添えられた二人の青赤の帽子がカワイイですね。
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食べても食べても食べても、お腹がいっぱいにならない、エリック・カールの『はらぺこあおむし』。あおむし君がどんどん食べていくごはんも、プレートで。うらめしそうなあおむし君に見つめられると食べ辛い?
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他にもまだまだ。ユニークな『からすのパン屋さん』セットで、絵本の登場人物になった気分を存分に味わってください。
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「明智小五郎」といえば、かのシャーロック・ホームズや金田一耕介と並ぶ名探偵。もちろん小説の登場人物ですが、この明智を生み出したのが、推理小説家・江戸川乱歩です。
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大正から昭和期にかけて活躍した江戸川乱歩の推理小説は、痛快というよりはダークな物が多く、寧ろ、その世界観にこそ人気が集まりました。そんな世界観にたっぷり浸ることができるのが、この『金魚カフェ』です。古い長屋をリノベーションしたノスタルジックな店内は、水槽越しに眺めると更に幻想的です。
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ナイフで切り込みを入れると、チョコがとろ~り。真っ赤なプレートに盛り付けられたフォンダンショコラも、魅惑的でどこか妖しげ?いえいえ、そんなことはありません。安心して召し上がれ♪
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金魚鉢のようなグラスに、可愛い金魚が乗ったクリームソーダは、『金魚カフェ』の人気メニュー。店内の雰囲気とギャップのある可愛らしさもまた、ご一興です。
昭和町 / 喫茶店
- 住所
- 大阪市阿倍野区阪南町1-52-5
- 営業時間
- 13:00~19:00
- 定休日
- 火・水(不定休有り)
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
陶器と日本茶の温もりに触れる『wad omotenashi cafe』
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和の陶器と日本茶にこだわった『wad omotenashi cafe』。お店の名前をよく見てみると「wad(和道)」、「omotenashi(おもてなし)」と和を感じさせますね。
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スペースの半分はカフェ、半分は陶器のギャラリーとして常にこだわり抜いた現代陶芸作家の器が展示され、割れや欠けてしまった陶器の修理などもおこなっています。
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そんな和の器に寄り添うカフェでは、日本茶もまた、一杯一杯丁寧に心をこめて淹れていただけます。
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そして、最も愉しいのは、やはりこの器。盛り付けられている一品一品も、一つの作品のように見えてきませんか?お店こだわりの「お茶うけ3種盛り(写真は、丹波黒豆玄米あわせ、たたきごぼう、かりんとう)」とともにいただくお茶で、いつもとは少し違う、特別な時間を過ごせそうです。
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目の前のカウンターで点てていただくお抹茶は、自分で選んだ作家の器で飲めるのも嬉しいですね。添えられている甘納豆との相性もぴったりです。次は、どんな器にしようか。それを楽しみに、幾度も足を運びたくなるカフェです。
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車で山道を登っていくと恐らく途中で、「ホンマに、こんなとこにお店があるん?」と疑うかもしれません。『茶房 まだま村』は、まさに"人里離れた"竹林の中にある、かつて隠れキリシタンの里だった歴史ある場所です。
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古民家をリノベーションした建物は、一見小ぢんまりと見えますが、実は縄文時代によく見られた竪穴式になっていて、なんと最大180人も収容できる広々としたカフェなんです。
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そして、建物同様、自然の素材にこだわった『縄文ランチ』。自家製、もしくは近隣の農家さんから仕入れた季節の野菜をたっぷり味わうことが出来ます。食べたい方は、必ず事前予約が必要ですよ。
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黒米入りのライスでいただくカレーにも、ショウガやゴボウなど体を温めてくれる根菜がたくさん入っています。
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無添加にこだわった調味料を厳選して作られたスイーツは、素材の甘味が活きており、心と体を癒してくれます。
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いつかどこかで見たような、そんな懐かしさを感じるのは『福猫堂』の軒先です。
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その名の通り、ノスタルジックな店内にも沢山のかわいいネコの置物が……。
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と思ったら、「ホンマのネコもいてるやん♪」
『福猫堂』では、3匹の看板ネコちゃんがお出迎えしてくれます。人馴れしているので、撫でさせてもらえますよ。
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シンプルだけど、スパイシーなカレーは一番人気。写真は、「トマトチキンカレー」。野菜がゴロゴロ入った満足度の高いカレーで、スパイスが苦手な方でもあまり辛くない、という方もいるほど食べやすいカレーです。
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飾らない、気取らない。大き目ソーセージのナポリタンも魅力的です。少し甘めの味付けが、食欲をそそります。
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「本当に好きな物に囲まれているだけ」。そんなひと時が、実は気持ちをとても豊かにしてくれる時間かもしれません。コンセプトカフェは、そんな時間と空間を、与えてくれる場所ではないでしょうか?
"変わってる"は、大阪では褒め言葉。外観だけでなく店内に足を踏み入れても尚、そんな疑問を抱いてしまうほど、こだわりの詰まった"一風変わったカフェ"、それがコンセプトカフェです。こだわりのアイテムがギッシリと並べられていたり、小説や絵本の世界が再現されていたり…そのコンセプトは様々です。