街歩きにピッタリの千駄木
なかでも東京都文京区の千駄木は、趣のある路地裏や古民家を利用したレトロなカフェなどが多く存在しています。
千駄木のカフェ7選
TAYORI
地下鉄千代田線千駄木駅の２番出口から徒歩約５分の距離にある「TAYOR（タヨリ）」は、お惣菜とお弁当と珈琲の美味しいお店として有名。「TAYORI」の店名は「お便り」からきています。
みなさまと私たち。私たちが作るお惣菜やお弁当に形を変えて、みなさまが食べる沢山の食材。その食材を作っている生産者の方々とが、手紙を交わすようにつながってゆく関係をつくる場になってほしいという思いを込めて「TAYORI」という名前になりました。
木の温もりが心地よい店内はテーブル席の他にカウンター席や座敷席もあり、１人で訪れても数人で訪れてもゆったりと過ごせます。
千駄木を散策していてお腹が空いたら、選べる主菜と旬のおすすめ副菜にお味噌汁の、日替わり定食でゆったりランチタイムを満喫。嬉しいことに定食はどの時間でも楽しめます。
お惣菜が評判のこちら、お惣菜のテイクアウトも可能なので気に入った味を家族へのお土産にしても◎。他にも地域の食材や調味料、焼き菓子の販売や、お弁当のテイクアウトもできるので、お天気の良い日は千駄木を散策しながら、ピクニックランチも良いかも。
マフィンやスコーン、クッキーなどの焼菓子と、自慢の珈琲やドリンクでお茶も素敵。オリジナルのクッキー缶や ギフトボックスもあるのでお持たせにも使えそう。
CIBI
東京メトロ千代田線の千駄木駅より徒歩約3分の距離にあるカフェ「CIBI （チビ）」は、一人ひとりのライフを楽しんでもらうという思いから、“HEAD.HANDS.HEART” をキーワドとして2017年にオープンしました。
心地よい空間、素敵なデザイン、美味しい食事。
それらが集う場所には、人があつまり、笑顔が生まれ、小さな幸せが増えていくと信じています。
一人ひとりのライフを楽しんでもらうため、“HEAD.HANDS.HEART” をキーワードに、
CIBIは多様なアプローチで日々新たな喜びの種を生み出します。
コンセプト通りの開放感にあふれた心地よい空間が広がっています。店内から眺める千駄木のレトロな町並みも素敵。
和の繊細さと西洋の色が合わさった季節の新鮮な食材を使った心と体が喜ぶようなメニューは見た目も味も◎。歩き疲れた体も心も癒してもらえますよ。
趣のある街を眺めながらいただくスイーツとフラットホワイト。フラットホワイトとは、オーストラリアでポピュラーなエスプレッソドリンクで、実はこちらのお店の本店はオーストリアのメルボルンにあるんです。ティータイムや、食後にぜひ本場の味を試してみてはいかがでしょうか。
店内にはショップも併設されており、展示会などのイベントも開催されることがあるので、訪れる前に公式サイトをチェックしておくとより楽しめますよ。
HAGI CAFE
東京メトロ千代田線の千駄木駅より徒歩約6分の距離にある「HAGI CAFE （ハギ カフェ）」。
建物全体がカフェではなく、こちらはHAGISOという、ギャラリーやレンタルスペースなどがある「最小文化複合施設」であり、その一階にHAGI CAFEはあります。
築60年の木造アパートをリノベーションしたHAGISO。カフェの店内もレトロな趣にあふれています。
コーヒー一杯から気軽にいただけるカフェですが、「旅する朝食」という季節の食材や地方の食材を使った朝ごはんも人気があります。旬の美味しい朝ごはんをしっかりいただいてから、千駄木散策、そんな一日を有効に使えそうなコースも素敵。
他にも、サバがたっぷり入ったサバサンドも人気のメニューです。骨がないので食べやすくマスタードがしっかりときいた味は、ビールとの相性も◎。休日に訪れたらランチビールとサバサンドでまったりするのも良いかも。
朝ごはんやサンドイッチ、食事類だけでなく、スイーツも充実しています。スイーツに合うブレンドの豆は、鳥取県のオールドニュー焙煎工房本池から取り寄せている本格派。店内の居心地の良さだけでなく、料理もお酒もスイーツもカフェもどれも◎の素敵なカフェです。
HAGI CAFEでは、オールドニュー焙煎工房本池（鳥取）さんからコーヒー豆を取り寄せています。
厳選した新鮮な豆をの中から形の良いものを1つ１つ手作業で選んで丁寧に焙煎しているので、
豆の大きさや色艶が均一で、１粒１粒がふっくらとしています。
ストレートで飲んでも美味しい豆をブレンドすることで、果実のような芳醇な香り、酸味はほどよく、苦みはまろやかに
仕上げています。ぜひご家庭でもHAGISOブレンドをお試しください。
CAPLEVILLE
東京メトロ千代田線の千駄木駅より徒歩約3分の距離に位置する、足元からの大きなガラスが明るく開放的なカフェ「CAPLEVILLE（ケープルヴィル）」
古民家を改装した落ち着きのあるお店は、1F がカフェで2F がフォトスタジオになっています。
フレンチテイストのお料理が美味しいと近所でも評判のカフェでは、画像のデリランチプレートも人気がありますが、週末のディナータイムには、限定のおつまみメニューも登場し、フランス産ワインや各国の輸入ビールと一緒にゆったり、お酒と食事を楽しむ方も多いとか。
ティータイムやデザートには、専属パティシエのつくるおいしいケーキをぜひ♪店主こだわりのコーヒーと一緒にいただくスイーツは、食後でもペロリといくつでもいただけます。
利さく
東京メトロ千代田線の千駄木駅から116m、徒歩約2分と駅からほど近い距離にある、おにぎりカフェ「利さく」。
外観も千駄木に相応しく、和の趣が漂っていますが、20席ほどある店内も和モダンな落ち着く雰囲気で満ちています。
おにぎりカフェの名の通り、朝のセット、昼は玄米＋本日のおにぎり+利さく特選おかずのおにぎりランチ、夜の定食の他、単品のおにぎりも充実しており、いつ訪れてもひとつひとつ丁寧に作られた、素朴で懐かしい味わいのおにぎりをいただけます。
群馬県産コシヒカリ、鹿児島や群馬から取り寄せたお味噌など。
吟味して産地からそれぞれ直接取り寄せた素材を使い、
おにぎりの具やお惣菜・汁ものまで、全部手作り。
羽釜で炊いたごはん、
握り方にもこだわって、
ひとつひとつ愛情込めて、毎日丁寧に握っています。
千駄木を散策していて小腹が空いたら、単品おにぎりと珈琲の組み合わせも意外といけるかも。また、デザートもきなこアイスやどら焼き＆バニラ 、柚子シャーベットに薫風の和菓子などあるので、スイーツとお茶で利用するのも◎。
豆腐room Dy's
地下鉄千代田線千駄木駅の２番出口から徒歩約５分の距離にある「豆腐room Dy's（とうふるーむだいず）」。不思議な店名に思わず足をとめてしまいます。
毎日、お豆腐を食べて育ったお豆腐屋さんの娘さんが始めた、お豆腐にこだわりをもつ自然食カフェ。お豆腐中心のお店なので和の雰囲気に満ちてるかと思いきや、ナチュラルなインテリアでまとめられており、居心地も抜群。
昭和40年代半ば頃、東京の下町、北千住にあった「越後屋」という豆腐店で私は生まれ育ちました。父の造る豆腐は美味しいと評判が知れ渡り、行列のできる豆腐店だったそうです。今では懐かしい『ぴぃ〜ぷぅ〜』とラッパを吹いて行商もしていました。生まれた時から豆腐が日常にあることが当たり前であり、私は豆腐と共に育ちました。
選りすぐりの国産大豆、自然の海水にがり、天然記念物の湧き水などから丁寧に作られたこだわりの美味しいお豆腐を丁寧に水切りし、たっぷりのお野菜と共に、豆腐と相性のよい特注のパンではさんだ豆腐のサンドイッチ。ヘルシー志向の方やダイエット中の方だけでなく、その美味しさにとりこになり、何度も足を運ぶ方も多いそう。
化学的なものはいっさい使わない、自然だけが自然の旨みをつくり出せる。
私の店「豆腐room Dy's」で使用する豆腐はすべて、父の築き上げた豆腐屋(現在は兄が引き継いだ)である栃木県佐野市の「ヨシコシ食品」の美味しいお豆腐を毎朝直送で運んでおります。
お豆腐を使ったスイーツも、ヘルシーで美味しくカフェタイムに大人気。70％以上、豆腐が使われている「豆腐ちーずケーキ」は、白砂糖と小麦粉は一切使用せず、土台の部分には、おからのタルトが使われており、濃厚ながらさっぱりとした味わいはクセになりそう。
サンドイッチやデザートにあいそうな、自家製おから茶。他にも成分無調整の無添加の濃厚で、豆腐の味がしっかりする豆乳や、キャラメル豆乳カプチーノ、キャラメル豆乳カプチーノなど気になるメニューがいっぱいあり、何度も訪れたくなります。
おわりに
街歩きを楽しむ際に重要なカフェ。昔ながらの街並みが素敵な千駄木には趣のあるレトロなカフェがいっぱい。しかもドリンクやスイーツだけでなく、食事もおいしいお店が揃っているので、一日かけて散策を楽しめますよ。今度の休日はゆったりと千駄木を散策しながら、朝ご飯、昼食、夕食と素敵なカフェ巡りも楽しんではいかがでしょうか。
谷中・根津・千駄木の頭文字をつなげた、谷根千（やねせん）と呼ばれる、文京区から台東区一帯は、昔ながらの町並みが残る、東京の人気観光スポットです。