5月になると、各地でバラが見ごろを迎えますね。花好きの方にはたまらない季節がやってきます♪

花の名所として知られている鎌倉。鎌倉といえば桜やあじさいが有名ですが、有名なバラの名所もあるんです！

「鎌倉文学館」は、神奈川県鎌倉市にある国の登録有形文化財です。

鎌倉文学館は、夏目漱石、芥川龍之介、川端康成など鎌倉にゆかりのある文学者の直筆原稿や愛用品などを収集・保存し､展示することを目的として昭和60年（1985年）に開館しました｡

緑の木立に囲まれたおもむきのある石畳の道を登っていくと、青い屋根の洋館が現れます。

もともとは、加賀百万石の大名として知られている前田利家の系譜を引く旧前田侯爵家の鎌倉別邸として1890年頃に建てられました。明治43年（1910年）に館は火災により焼失し、現在の建物は1936年（昭和11年）に洋風に再建されました。

こちらは地名がそのまま「鎌倉」と名付けられたバラだそうです。淡い黄色が素敵ですね☆洋館をバックに見ると、美しさがよりいっそう際立ちます。

「フラミンゴ」という品種の可憐なバラです。薄いピンク色がフラミンゴそっくりですね。

ただバラを見て楽しむだけでなく、名前の由来や産地にも注目してみると楽しみ方が広がりますね☆

毎年バラが見ごろの5月から6月にかけて「バラまつり」が行われ、たくさんの人が訪れます。
情緒あふれるレトロな洋館をバックに、カラフルに咲き乱れるバラたちを堪能できる…。それが鎌倉文学館の魅力です。