「くるん前髪」でいつもより、少しだけかわいくなりたい…!
PART1:上手に巻くには?アイテム別「くるん前髪」の作り方
①ヘアアイロン(コテ)
②ストレートアイロン
③カールドライヤー
④カーラー
この中で「一つは持っている!」という方が多いのではないでしょうか?カーラーなどは100円ショップでも手に入るので、とりあえずチャレンジしてみたい方にはおすすめ◎。
①ヘアアイロンを使った「くるん前髪」の巻き方
ヘアアイロンは、短め~長めまでいろいろな長さに使える!
太さにさまざまなバリエーションがあるヘアアイロンは、幅広い前髪の長さに対応できるアイテムです。慣れるまで少しコツが必要で、やけどに注意する必要もありますが、使いこなせれば根本をふわっと立ち上がらせたり、毛先にニュアンスを付けたり、日によって違うアレンジも楽しめますよ。
ヘアアイロンで前髪を上手に巻くコツ
○太さ
ヘアアイロンを使うときに注意したいのが、前髪の長さに合わせてヘアアイロンの太さを選ぶことです。短めの前髪なら19mmか26mm、眉上~眉下なら26mm~32mm、長めの前髪なら32mmか38mmのヘアアイロンがおすすめ。
○温度
練習のうちは低い温度でゆっくりでもいいのですが、慣れてきたら高い温度のほうがクセがつきやすく、持ちもよくなります。160~190度を目安にしてみて。
○ブロック分け
前髪すべてを一度に巻くのではなく、ヘアクリップなどでブロック分けをして、何度かに分けて巻きましょう。毛量に合わせて真ん中・右・左、内側と表面など、ブロック分けを工夫してみて。
ヘアアイロンでスタイリングした「くるん前髪」はこんな感じ!
長めの前髪は太めのヘアアイロンで巻くことで、ナチュラルな可愛らしさと女性らしさが出ます。くびれを作って毛先は外側に流れるようにすると、小顔効果もアップしますよ。
②ストレートアイロンを使った「くるん前髪」の巻き方
ストレートアイロンは、短め前髪やナチュラルなスタイリングにおすすめ
ストレートアイロンはコテよりも火傷しにくいので、不器用な人にもおすすめのアイテム。太さが細いタイプを選べば、短めでもくるん前髪にすることができます。また、ウェーブの強さを調整しやすいので、ゆるめにカールを付けることでナチュラルな雰囲気にスタイリングもできます。
ストレートアイロンで前髪を上手に巻くコツ
ストレートアイロンで前髪を巻く時は、少しずつ毛束を取って巻いていくのがコツ。そうすることで束感が出やすく、こなれた印象になります。また、クセがつきにくい時は一度アイロンを通して、髪の毛を温めてからウェーブを付けるとうまくいきます。
ストレートアイロンでスタイリングした「くるん前髪」はこんな感じ!
ストレートアイロンでも、ヘアアイロンとも変わらない仕上がりに!前髪の束を何回かに分けて巻いていくことで、自然なくるん前髪になります。
③カールドライヤーを使った「くるん前髪」の巻き方
眉上~眉下の前髪におすすめのカールドライヤー。不器用さんでもOK
カールドライヤーで前髪を上手に巻くコツ
カールドライヤーを使う時は、前髪を軽く濡らしておきましょう。真ん中・左右のサイドに分けてドライヤーでクセ付けをしたら、表面の髪の毛もクセ付けすると、ふわっとした仕上がりになります。また、熱が冷めるときに形が決まるので、熱が冷めるまで毛先を持ち上げておくときれいなカールができます。
カールドライヤーでスタイリングした「くるん前髪」はこんな感じ!
カールドライヤーでくせ付けをしたあと、ワックスなどでスタイリングすれば束感のあるくるん前髪が作れます。アイロンに比べると低めの温度でクセ付けしているので、スプレーなどでキープするとよりきれいな前髪が長持ちします。
④カーラーを使った「くるん前髪」の巻き方
カーラーは眉上~眉下の前髪におすすめ。朝、時間のない人にも◎
カーラーもアイロンと同じく、眉上~眉下の長さの前髪におすすめ。一度巻いてドライヤーの熱をあてたら、熱が冷めるのを待つ間に身支度することもできます。やけどの心配がなく不器用さんにもおすすめですが、時間がかかるのでやり直しが大変!練習して慣れてから、お出かけ前にスタイリングすることをおすすめします。
カーラーで前髪を上手に巻くコツ
カーラーでくるん前髪を作る時は、内側と表面の髪の毛に分けてクセ付けするのがポイントです。ドライヤーの熱はしっかり当てて、しっかり冷めてからカーラーを取ることで、「時間をかけたのにクセがついてない!」なんていうことを防げます。
カーラーでスタイリングした「くるん前髪」はこんな感じ!
カーラーで作るくるん前髪は、シースルーバングなどピュアな印象のヘアスタイルにぴったり。太めのカーラーでナチュラルなウェーブを作っても可愛いです。
⑤不器用さんにオススメ!簡単に「くるん前髪」が作れるアイテム
くるんっと前髪カーラー
束感前髪カーラー
「束感」を意識したカーラー。こちらも熱を使わないので、安全に使うことができます。アイロンを使っていないとは思えないような、自然なカールが作れます。
USB SUGAR ROLL
⑥よりきれいな「くるん前髪」を作るコツ
カットで毛量調整
前髪に厚みがあり過ぎると熱が伝わりにくく、きれいに「くるん前髪」ができないかもしれません。ポイントで軽さを出すと、スタイリングしやすいのでおすすめです。
スタイリング前のヘアケア
髪の毛に艶があると、とっても美しく見えますよね。「くるん前髪」においても、艶は重要な要素。やわらかなラインを強調してくれます。また乾燥した毛先ははねやすく、思い通りのカールが作りにくくなってしまいます。オイルやミルクなどで贅沢な潤いを閉じ込めて、理想のカールを手に入れましょう。
PART2:オン眉・長め…前髪の長さ別に「くるん前髪」集めてみました
①【オン眉・ぱっつん】短め×くるん前髪
短め前髪を横に流す場合は、コテで巻いたらすぐに流したい方向にセットするのがポイント。髪の毛に熱が残っているうちに手で整えましょう。
短めバングスをくるんと巻いて遊ばせたキュートなスタイル。トップからしっかりとカールを出すと、ちょっぴり個性的になります。ヘアアレンジとの相性もよく、おしゃれなアクセントになりますね。
眉上でカールをつけると、とってもピュアな印象に。眉を出すか否かで大きく雰囲気が変化します。
②【シースルーバング・伸ばしかけetc】眉上~眉下×くるん前髪
カールのバランスを見て指でつまんでスタイリング。浮いた毛先が透けて、透明感たっぷりのスタイルに。軽さのある「くるん前髪」は、誰にでも挑戦しやすいですね◎
カールドライヤーなどで、ゆるくふんわりとカールさせて。少しウェットなスタイリングにすると、今っぽい雰囲気が手に入ります。
③【ワンレン・セパレート】長め×くるん前髪
ストレートアイロンで少なめにとった前髪をゆるめのウェーブでクセ付けして、ナチュラルな印象に。スタイリングは束感を意識すると、エアリー感のある仕上がりになります。
頬のラインで大きくカールを付けると、小顔効果もばっちり。太めのコテを使って、全体もゆるいウェーブでスタイリングして。
たまには細いヘアアイロンで細かくカールをつけて、くせ毛風のアレンジを楽しむのもおすすめ。根本からではなく、毛先から3分の2程度を巻くのがポイント。
ストレートアイロンでゆるくクセ付けしたら、ウェットなスタイリングで透明感をプラスして。大人の女性におすすめのくるん前髪です。
朝のスタイリングにほんの少し手を加えるだけで、かわいさを底上げしてくれるのが「くるん前髪」。大胆なヘアカットやパーマに頼らなくても、気軽にイメージチェンジできてしまうのです。ヘアチェンジにはリスクもつきもの。似合わなかったらどうしよう…、なんて心配もいらないのが嬉しいですよね◎。