おもてなしや晩酌が楽しいこの季節。でも、手早く「ごちそう」を作るのって大変!
短時間でも華やかに見せるポイントは「メイン料理」を決めること
メインは、一品で華やかに見えるお肉料理がおススメ!
でもお肉って太らない? 胃もたれしそうなイメージだけど……
ヘルシーで美容にも◎! 大人の肉料理には「赤身肉」がぴったり♪
料理家・行正り香さん直伝! 「アメリカン・ビーフ×お酒」の大人晩酌レシピ
「19時から作るごはん」や「誰か来る日のメニュー」などの著書で知られる料理家の行正り香さん。簡単でおいしいと評判のメニューのみならず、飾らない自然体なライフスタイルで女性からも支持を集めています。普段からご自身もお肉・お酒が大好きだという行正さん。
「『お酒がない』っていうのは、うちにおいてはまずないですね(笑)。レシピを考えるときもお酒をベースに考えるくらい。アメリカン・ビーフは余分な脂がなく、良質なたんぱく質が豊富でお肉の旨み自体も楽しめるので、お酒にすごく合ってると思います」。
今回は、自宅で気軽に作れる、ちょっと贅沢な「アメリカン・ビーフ」のおいしいレシピを教えてもらいました
彼や旦那さんも大満足♡ 「おうち焼き肉」withビール
ハラミやカルビなど、お好みの部位を香ばしく焼いた焼肉は男性も子どもも大好きなメニュー。すりおろしたりんごを使って自然な甘さを出すことで、甘すぎず、本格焼肉屋さんの味を再現しました、と行正さん。脂が苦手な女性でもおいしく食べられる焼肉はアメリカン・ビーフならではです。食欲UPすること間違いなしのこのメニュー、ぜひビールと一緒に召し上がれ。
麦・米どちらも相性◎! 「和風薬味ステーキ」with焼酎
「ステーキ」と聞くとカロリーが高いイメージですが、今回行正さんが提案してくれたのは、焼酎と合わせてすっきり楽しめる和風ステーキ。焦がしたバターに酒・醤油・砂糖・こしょうを混ぜたソースで和の香りを楽しめます。「薬味と一緒に食べると身体にもいいですし、おうちにある薬味ならなんでもOK。本当にヘルシーだから、赤身肉を食べると今度は逆にやめられなくなる(笑)」と行正さんの言う通り、まさに薬味には良いことずくし。キリリとした焼酎と一緒に、ジューシーなアメリカン・ビーフそのものの味を楽しんで。
出汁いらず! 素材の旨みを活かした「牛肉きのこ鍋」with日本酒
こちらはきのことアメリカン・ビーフの旨みだけをシンプルに味わえるのがポイント。「アメリカン・ビーフを鍋に、ってあまりイメージがないけれど、とっても美味しいですよ。あとは色々なきのこを入れることで多種類の旨みが出るので味が複雑になって深みが出るんです」と行正さん。簡単に作ることができるので、時間がない日もごちそう気分を味わえそう。寒くなってきたら日本酒と一緒にほっこりいただきたい一品ですね。
「ローストビーフのカルパッチョ」withワイン
お酒の中でも特にワインを飲むことが多いという行正さん。アメリカン・ビーフの濃い旨みを楽しめるカルパッチョは、ワインとも相性抜群です。口に入れた瞬間に広がるチーズの風味と、オリーブオイル、バルサミコ酢、レモン汁を使った爽やかな味付けは、女性にも喜ばれそう。ローストビーフを作る際に「120度」という低温でじっくり焼くのが行正さん流。何度も試行錯誤を繰り返した中で生まれた法則で、しっとり柔らかいローストビーフが楽しめます。
手軽に食べられるのに上質。アメリカン・ビーフおいしさのヒミツ
穀物肥育100%でジューシーな味わいに
味の違いは飼料の違いから。牧草肥育は、牧草を探して動き回るあいだに肉質が堅くなってしまいますが、アメリカン・ビーフはすべて穀物肥育100%。アメリカ中西部のコーンベルトで収穫された栄養価の高い穀物で育つ牛たちは、風味のよい適度な脂肪のついた、ジューシーで柔らかいチェリーレッドの肉質に育ちます。こうして甘みや香り高いビーフが出来上がるんです。
チルド輸送時の船の中でしっかり熟成!
アメリカン・ビーフは2週間の輸送期間を活かして熟成されます。コンテナの温度や食肉の中心温度の管理など、輸送の際の衛生面でのチェックはもちろん、日本に到着する際に食べごろになるように綿密に計算されています。アメリカン・ビーフの品質は肥育から輸送まで、徹底した管理で保たれているんです。
メイン料理は、その一皿でサマになるような存在感が大切。お肉料理は、一品でぱっとテーブルが華やかになります。お酒のおつまみとしても合うだけでなく、みんなで取り分けながら楽しく食べることができたり、「特別感」を出すにはぴったりの食材です。