世界中に幸せの種を撒き、笑顔の花を咲かせよう。
社名の”Kukkia”には、フィンランド語で「実を実らせる」という意味と日本語の「植物の茎」の意味を込めています。茎は、花と大地をつなぐパイプの役目を果たす大切な存在。そんな茎と同じように、おもちゃとこども、こどもとその家族、そして世界中の人々をつなぎ、星のように輝く笑顔という花を咲かせたい。これがKukkiaという社名に込めた私たちの願いです。
小さなアーティスト、小さな天才、そして大きな希望。 子どもの笑顔は宝物
木のおもちゃの良さは、まずその質感です。温かみのある手触りや美しい木目は、家の中にいて自然に癒されるような心地よさを感じさせます。「Kukkia」の木のおもちゃは、子どもが思う存分触れても安心なように、素材や安全性にも拘っています。木材はドイツ産とフランス産のブナ材を使い、ヨーロッパをはじめ、世界の厳しい玩具安全基準をクリアしています。木のおもちゃは、細かいパーツを作るのが難しかったりしますが、子どもの目線に立って、細部にまで手を抜きません。プラスチックにはない、素朴で柔らかい雰囲気も魅力です。
木のおもちゃに、子どものクリエイティビティを刺激する要素をミックスすると、そこから、遊びはどんどん発展していきます。子どもは小さなアーティストで、小さな天才。もし、子どもが今、何かに夢中になって遊んでいる様子だったら、それを止めてしまうのはもったいない。できれば、子どもの世界観を大切に育んであげたいですよね。
「gg*」と「kiko+」
「gg*」は二人の女性デザイナー、kaz & novが2007年にスタートさせたブランド。2008年ドイツで開催された世界最大の玩具展示会、ニュルンベルク国際見本市でファーストコレクションも披露しました。
「gg*」のgは、aから数えて7番目のアルファベット。幸運の数字であり、good、great、god、gift、glory、gorgeous...たくさんのよいの言葉の頭文字でもあります。gが並んでいるのは、二人の女性デザイナー(girl+girl)が並んでいるイメージ。そして横にちょこんとくっついているのは、キラキラ光るお星様のマーク。子どもたちに、素敵な体験をして、輝いてもらいたいという願いを表しています。
ドイツ産のブナ材を使い、ベトナムの職人が一つ一つ丁寧に仕上げた木のおもちゃは、カラフルだけど、木目がうっすら透けてみえてとってもナチュラルな雰囲気。ドイツ製のビーワックスを使っているので、赤ちゃんが舐めてしまっても大丈夫。見た目だけじゃなく、素材や作りも優しさに溢れています。
「gg*」のおもちゃには、木のビーズがついたオリジナルバックがついています。お出かけの時の持ち運びにも便利だし、子どもが自分でお片付けをする気分も高めてくれます。他にも、それぞれのおもちゃへの想いをポエムにして綴ったニュースペーパーや、お便り交換に使えるポストカードといったアイテムも、おもちゃと共に入っています。ひとつひとつのおもちゃが、それぞれ大切な誰かへのプレゼントのような心遣いを感じます。
「gg*」のデザイナーでもあるKaz Shiomiさんがブランドプロデューサーを務める「kiko+」は、2011年パリで開催された展示会「メゾン・エ・オブジェ」でデビューしました。外部のプロダクトデザイナーと共同で作るのは、ビビッドな色使いが目を惹く楽しいおもちゃ。一つ一つ違うフォントであしらわれたロゴは、世界には多様な人々がいて、子どもたちの個性も実に様々であるということを表しています。「k」の文字が前を向いて行進しているように見えるのもキュート。ロゴの隣にある+のマークは、このブランドに関わる人々への感謝の気持ち、そして、世代を超えてずっと愛されるブランドになるようにという希望が込められています。
「kiko+」は、『もりとこども・こどもとあそび・あそびとart』をテーマに掲げ、子どものイマジネーションを刺激するポップでかわいい木のおもちゃをたくさん展開しています。さらに、木や森の環境を健全に維持できるよう管理・認定する国際的機関、FSC®(森林管理協議会)の認定を受けた木材を使用するなど、エシカルな視点を持ってものづくりをしています。未来を担う子どもたちの明るい笑顔を願えば、自然や地球の環境を考えることはとっても大切なことですよね。
大人も一緒に遊びたくなる!「gg*」のおもちゃ
TSUMIKI
幼児期の子どもだけでなく、大きくなっても、さらには大人まで、幅広い年代で一緒に楽しめるのが木の積み木。まだ造形を作ったりすることは難しい赤ちゃんでも、触って色んな形を確かめたり、転がしたりして遊んでくれます。じきに、並べたり積み上げたりするようになり、親も次第に成長していくわが子の様子に感嘆したり、楽しみにするようになるでしょう。長きに渡り愛用したいから、品質がよく、美しいデザインのものを選びたいですね。「gg*」の積み木は品質の良さはもちろん、カラフルできれいで、子ども部屋がぱっと明るくなりそうな雰囲気。出産のお祝いにもぴったりです。
この積み木にはお家のケースがついていて、さまざまな形の41のピースがぴったりと収まります。お片付けまで遊び感覚で楽しめそうです。お家には鍵がついていたり、ドアのパーツが鈴入りだったり、楽しい仕掛けがいろいろ!ドールハウスのような感覚でごっこ遊びをしても楽しそうです。
apartment 31
こちらのおもちゃもお家の形をしていますが、何やら扉がたくさん!30の部屋と屋根裏部屋からなるアパートです。子どもは仕掛けを探索するのが大好き。数字がランダムに割り当てられた扉をワクワクしながら、開けている様子が目に浮かびます。これで宝探しゲームなんて、最高に楽しそうですよね。
付属に、サンタクロースの帽子と、もくもく煙突の煙、そしてプレゼントボックスを作れるシートがついています。このおもちゃをどうやってより楽しくするかヒントを与えてくれるようなオプション。そのうち、子どもが自分で考えて、色んなオプションを作ってくれそうな気がします。
step to the world
国旗柄の靴下がキュートなメモリーゲーム。神経衰弱のようにして遊べます。右足には、国旗、国名、そしてその国の挨拶の言葉、「こんにちは」。左足には、国旗をモチーフにした模様が描かれています。
大人にとっても、良いお勉強になりそうなゲーム。一緒に遊んでいて、最初手加減していたつもりが、あっという間に、子どもに追い越されちゃった...。なんてことになっても、ご愛嬌。「すごいね!」と、本当に感心した声に、子どもはとても敏感に反応します。それに、得意気な子どもの表情って、すごくかわいいですよね。
mame ohagki
「あっ、懐かしい!」という声が聞こえてきそうな、日本の伝統おもちゃ、おはじき。「gg*」のものは、ガラス製ではなくて、もちろん木製。カラフルで、お豆の形をしているのもユニーク。お箸の他に、木のボウルやデニムのポーチ、コットンバックなども付いていて収納するのも楽しいそう。とってもおしゃれなおはじきです。
真剣な表情で、お箸でお豆(おはじき)をつまんで、並べる子ども。指先のトレーニングにもよいですよね。シンプルなものほど、遊び方は変幻自在。子どもの感性に任せて、色んな表現遊びをしてみましょう。お兄ちゃん、お姉ちゃんは、ちょっと高度な遊び方、たとえばドミノ倒しに挑戦してみてもよさそうです。
SUSHI
「へい、らっしゃい!」、「なにから握りましょう?」なんて、お寿司屋さんに‘なりきり遊び’ができちゃうおもちゃ。海老、まぐろ、サーモン、たまご、軍艦巻き...ネタも豊富です。巻きすや板皿、さらには、はちまきにできるドッド柄の風呂敷まで!大人心も大いにくすぐられるオプションが素敵。もうこうなったら、大人も子どもと一緒にとことん妄想を膨らませちゃいましょう!
ネタとシャリはマグネットでくっつくようになっていて、パーツを別々にして、積み木としても使えます。カラフルなので、モザイク遊びも楽しそう。こんなユニークな表情のお顔も作れます。
crepe shop
こちらはクレープ屋さんになりきることができるおもちゃ。クレープ生地、フルーツなどの具の他に、ホットプレート、トンボなどもついていて本格的。3種類の生地は布製で、巻きとめるところが、それぞれ紐、ボタン、ベロクロになっていて、子どもが自発的にボタン掛けやひも結びの練習ができるように工夫されています。
できあがりはこんな感じ!おもちゃでもあり、かわいい雑貨のようでもあります。ホットプレートは黒板としても使えます。付属にチョークもついているのも親切ですね。とっても素敵なクレープ屋さんがオープンしましたよ!
まるで宝物のような「kiko+」のおもちゃ
tanabata(タナバタ)
なんと、100個の星☆のピースがセットになったドミノセット!ビビッドな色使いが目を惹く中に、木の質感をそのままにしたナチュラルタイプも混ざっています。まるで宝の山に出会ったようで、気分が上がります。収納用のゴールドバックもとってもかわいい。お友だちのお家に持っていけば、視線が集中しそうです。
きれいに並べて、ドミノ倒し!も、もちろん興奮しますが、バランス感覚を試すタワーゲームに挑戦してみるのもおもしろそう。ドキドキ...スリルも、ヤッター!という達成感も、子どもとって良い刺激になりますよね。
gatcha gatcha bingo(ガチャガチャ ビンゴ)
見た目から想像できるように、ガチャガチャのようにして遊ぶおもちゃ。星のダイヤルを回すと、1~50までの数字が刻まれた木の玉が転がり出てきます。出てきた玉の数字を足して、点数を貯めていくようなゲームも楽しめそう。ビンゴカードがセットになっているので、ビンゴゲームでも盛り上がれます。パーティーで大活躍してくれること間違いなし!ですよね。
ガチャガチャビンゴの原型、「gatcha gatcha(ガチャガチャ)」というおもちゃも、「kiko+」の人気商品です。ただシンプルにガチャガチャと回して、何が出てくるか楽しむ遊び方なのですが、ピースの形や色が様々なのが魅力的。マル、サンカク、シカク、ドーナッツ型、月や星...。何が出てくるかは、お楽しみです。大当たりは、やっぱり星型かな?夢が詰まった素敵なおもちゃです。
amechan(アメチャン)
大阪弁のネーミングがユニークなこちらのおもちゃは、なんと木のシャボン玉セット。小さなお子さんだけでなく、女の子全般(大人も)ときめいてしまいそう。デザインの力で、シンプルな遊びが、より楽しく、おもしろく感じられるところが、すばらしいですね。
こーんなに、大きなシャボン玉が作れますよ。ほのぼの温かい気持ちで楽しめる遊び。たくさんのシャボン玉がふわふわ浮かぶ風景に心も和みます。
machi(マチ)
想像力を膨らませて、オリジナルの町を作ってみよう。建物や街路樹、信号、車などの木のパーツには、底にマグネットが付いていて、ベースプレート上に、自分の思い描くように配置することができます。チョークや黒板消しがついているので、先に道を描いて、それからパーツを配置してみると、より本格的。子どもがどんどんアイデアを出し、遊び方が広がっていく。発展性のあるおもちゃです。
machi(マチ)は、ワールドシリーズとして、ロンドン版、パリ版も展開しています。
パリのエッフェル塔って、どういう場所にあるのかな?凱旋門の前の道ってどうなってるの?メトロってどこからどこまで走ってるの?...。まだ見ぬ土地に思いを馳せながら、描く町の風景。子どもの好奇心が、外の広い世界にも開かれますように。そんな前向きなメッセージを感じます。
kuruma(クルマ)
男の子が夢中になるミニカー。「kiko+」のものは、木製ならではの素材感と、ちょっとレトロで丸みのあるシルエット、鮮やかなカラー...魅力いっぱいです。インテリア小物にも見えるくらいおしゃれな雰囲気ですが、プルバックモーターを内蔵しているので、ちゃんと走ります。幾つか集めて、お友だちと一緒に競走させてみるのも楽しそう。きっと、絵になる光景です。
ashiato(アシアト)
カタコト、音も軽快ながら、素足に履くと気持ちの良い木製の下駄。そこに遊び心がプラスされ、色んな動物の足跡を付けることができる下駄が誕生しました。足跡の種類は、ヤマネコ、サル、フクロウ、ヤモリ、ティラザウルスと個性豊か。鼻緒の部分が柔らかいラバー素材になっていて、子どもに履きやすい設計になっているのも嬉しい。大人サイズもあるので、親子で色違い(足跡違い)で持つのも楽しいですね。
hamburger set(ハンバーガーセット)
子どもが大好き、ハンバーガーセット。とっても美味しそうで、よくできたおままごとセットかと思いきや、それだけじゃありません。実は、ハンバーガーはカスタネット、ポテトはマラカスとして、楽器遊びができちゃうセットなのです。これで、遊んでいる子どもたちを見るだけで、ハッピーな気持ちになれそうです。
dongri(ドングリ)
コロンとしたフォルムが愛らしいドングリのコマ。3つのサイズでセットになっていて、ナチュラルな木の素材感をそのまま残したデザインが魅力的です。ちょっとだけお化粧したみたいな、シマシマとドッドのアクセントも絶妙。ドングリにはヘタ部分に穴が空いていて、そこに付属の紐を通せばネックレスにもなります。身に付ければ、ほんわか穏やかな気持ちになりそうです。
おわりに
「Kukkia」の大阪オフィスが入居するビルの1階に、ショップ「Kukkia 101」がオープン。「gg*」、「kiko+」のおもちゃをはじめ、「Kukkia」がセレクトした雑貨,子ども服などが並んでいます。オフィス街のオアシスのような存在でもあり、高感度なお店が並ぶ靱公園に立地。関西在住の方、のんびりお散歩の途中に、立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
子どもを育ててみると、小さな時から、子どもは本当に自立した存在だと思うことがあります。親が特別に教えなくても、子どもは自分の好奇心の赴くままに、外の世界のことをどんどん吸収していきます。そして、自由な発想と柔軟な感性で、さまざまなことに挑戦します。赤ちゃんだって、上質なおもちゃがそばにあれば、それに夢中になって遊ぶし、ちょっと大きくなったお兄ちゃん、お姉ちゃんも、とってもシンプルなおもちゃで素敵なアイデアを披露してくれたりします。