「レジン」って何?
近頃、手芸・工芸の分野で注目を集めている「レジン」。そもそも「レジン」って何でしょうか?
辞書を引けば「レジン=樹脂」とあります。
樹脂、すなわちプラスチック全般のことを指すわけですが、いくつか種類があります。
辞書を引けば「レジン=樹脂」とあります。
樹脂、すなわちプラスチック全般のことを指すわけですが、いくつか種類があります。
樹脂ってたくさん種類があるみたいだけど、どれを選べばいいの?
それはあなたがどんな物を作りたいのかで決まります。
透明な物を作りたいなら 「エポキシ樹脂」 か 「UV樹脂」、透明じゃなくてもいいし、あとで色を塗りたいのなら 「ポリウレタン樹脂」 おおまかに分けるとこのどちらかです。 ポリウレタン樹脂はフィギアーの造形に使われている樹脂です。
透明な樹脂には、エポキシ樹脂と、UV樹脂があります。 エポキシ樹脂は2つの液体を混ぜ合わせることで固まる 「2液混合型」 で、UV樹脂は紫外線照射器に入れて、紫外線(UV)を当てることで固まる 「紫外線硬化型」 の樹脂です。
2つの樹脂を比べますと、透明度はほぼ同じですが、エポキシ樹脂の方がきれいです。
エポキシ樹脂は硬化に24時間ほどかかりますが、UV樹脂は5分ほどで固まります。 作業もUV樹脂の方が簡単です。
しかし、UV樹脂は薄くしか固められませんので、立体的なデザインを作るには不向きです。
総合しますと、簡単にちょっとしたアクセサリーなどを透明な樹脂で作りたい人はUV樹脂を、立体的な造形や、きれいな色に着色したり、他の素材をいろいろと入れて固めたり、より高いレベルの作品づくりや、創意工夫をしたい人はエポキシ樹脂を選ぶといいですよ。
簡単・手軽なUVレジン
「UVレジン」とは「紫外線硬化樹脂」のこと。
すなわち、「UVレジン液」とは紫外線に反応し、硬化する液体です。
刺激臭もほとんどなく、金属・紙・布・プラスチック・タイルなど幅広い素材に使えます。
『レジン』には主剤と硬化剤を混ぜて固める2液タイプのものもありますが、UVレジン液は1液ですので、混ぜ合わせる必要がなく、簡単・手軽にアクセサリーを作ることができます。
固まる時間も2液タイプのレジンより短く、お天気の良い日に太陽光に当てれば、約30分~1時間ほどで固まります。(硬化する時間は、気象条件や紫外線の強さ、作品の大きさなどにより異なります。)
また、UVライト(UVレジンランプ・紫外線照射器)などを使えば、さらに短い時間で固めることができます。
立体的に固めるならエポキシ樹脂
エポキシ樹脂を扱うには、1液・2液をきちんと計量し、よく混ぜて使うのがコツ。立体的な塊を作るには、型を利用しますが、シリコーンのお菓子型でもOK。硬化したら柔らかいシリコン型は伸びるうえにはがれやすいので、楽にはずすことができます。
表現の可能性が広がる レジン作品をご紹介
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いかがでしたか?
出典:www.instagram.com(@ojaphot)
儚くも頑強にも、シャープにも可愛くも表現は無限に広がる、レジンの可能性をご紹介しました。
扱いも難しくはなく、思いのままに表現できるレジン。
大切なものや、心までも閉じ込めてとっておけたら素敵ですね。
扱いも難しくはなく、思いのままに表現できるレジン。
大切なものや、心までも閉じ込めてとっておけたら素敵ですね。
フレームの中に薄く流し込んで透明に固める方法なら、UVレジンの得意技です。