紫陽花・大仏だけじゃない。鎌倉《長谷》は、癒し系カフェも充実＊
そこで今回は、長谷を訪れたら立ち寄りたい、素敵なカフェスポットをまとめました。コーヒースタンドや古民家風、北欧風など…どこもこだわりが光る雰囲気で、癒されること間違いなし＊
長谷駅の近くにあるお店を主にセレクトし、おすすめメニューと共にご紹介します。長谷観光の際に、ぜひ訪れてみてくださいね。
古民家風カフェで、ふわふわスイーツ&雑貨を楽しむなら・・・
『vuori（ブオリ）』
長谷駅から徒歩約5分。由比ヶ浜通り沿い、長谷観音の交差点のすぐ近くにあるカフェが「vuori（ブオリ）」。1階はカフェ、2階はくらしの道具店とギャラリーのスペースになっています。
かつて海産物問屋として使用されていた倉庫をリノベーションしたという店舗。それゆえ天井が高く開放感があり、木製家具も古材の風合いが感じられて、心地よさ抜群。
様々な本が並ぶ本棚もあります。山歩きが好きなオーナーさん夫妻の個性を感じられる、山岳系の本もずらり。ゆっくり、非日常的な雰囲気に浸れそうです。
夏季には限定で、ふわふわのかき氷が登場しますよ。こちらは珍しい「白いんげんミルク」のかき氷。白餡と練乳のやさしい甘さが感じられて、長谷散策での疲れを癒すのにぴったりです。
そのほか「黒糖麦こがし（バニラアイス入り）」「ほうじ茶ミルク」「生いちごミルク」などもラインナップ。
そば粉のガレットもおすすめです。バニラアイスに、塩バターをアクセントとしてプラス＊。
他にも濃厚なチーズケーキや、しっとりとしたガトーショコラなどのスイーツメニューを提供しており、ネルドリップコーヒーや自家製ジンジャエールなどのドリンクとともに、いただくことができます。
おしゃれなコーヒースタンドに立ち寄るなら・・・
『KANNON COFFEE kamakura（カンノン コーヒー カマクラ）』
“ほっこり”する「大仏クレープ」で⼈気を博しているのが、「KANNON COFFEE kamakura（カンノン コーヒー カマクラ）」。名古屋の⼈気コーヒースタンドが鎌倉・⻑⾕に上陸しました。
名古屋の本店では⼤須観⾳、こちらの鎌倉店では⻑⾕観⾳の近くにお店を構えており、それゆえ“KANNON”を冠した店名になっているそうです。
ガラス張りの外観もおしゃれですが、店内もしかり◎
吊り下げられた裸電球や黒板のメニューなど、シンプルでオシャレな魅力が光ります。お店の⽅々もみんな気さくで、コーヒーの好みなどの相談にものってくれますよ。
こちらが大人気の「大仏クレープ」。鎌倉店限定で、「季節のフルーツとヨーグルトのクレープ」といったクレープメニューを提供しており、＋120円で、大仏ビスケットのトッピングができるのです。
クレープの上からひょっこり顔を出す大仏様は、SNS映えも抜群ですね。
コーヒーは、バリスタがしっかりと豆本来のうまみを引き出した一杯をいただけます。
そのほかにはキャラメルラテや、ほうじ茶のソイラテ、コーヒーゼリーのラテ、さらにはフルーツの酸味が美味しいソーダなど…。コーヒーが苦手な方も楽しめますよ。豆の販売も行っています。
ちゃぶ台のある日本家屋で、レトロ気分に浸るなら・・・
『手ぬぐいカフェ 一花屋（いちげや）』
長谷駅から徒歩5分ほど。御霊神社のすぐ近くにひっそり佇むのが、『手ぬぐいカフェ 一花屋（いちげや）』。
茶室として使われていた、畳の広々としたお部屋に、丸いちゃぶ台と座布団がおかれています。まるでおばあちゃんの家に来たような感覚になりますよ。縁側からは、緑豊かな中庭を眺めることができます。
オーガニックや、発酵食のオリジナルメニューが人気です。こちらは、「酒粕レモンケーキ」（写真左）。酒粕のクセは控えめで、レモンも酸っぱすぎず、上品な味わい。暑い日にぴったりです。そのほか、甘酒を用いたベークドチーズケーキも（写真右）。
こちらは「酒粕カレー」。その名の通り、酒粕とトマトの酸味がきいた、元気になれる一品です。旬の野菜も一緒にいただけますよ。
店内には、⼿ぬぐいコーナーがあるので、あわせてチェックしてみてくださいね。季節や⾃然を写し取った絵柄の⼿ぬぐいは、鎌倉⼟産にもよさそうです。
北欧風のナチュラル空間でくつろぐなら・・・
『Cafe Luonto（カフェ ルオント）』
真っ白な壁に青い扉が可愛らしいのは「Cafe Luonto（カフェ ルオント）」です。長谷駅を出て由比ヶ浜方面へ。路地裏探検のような気分で、川沿いの細い道を進んでいくと…発見！江ノ電の線路わきにありますよ。
白を基調とした明るい店内。ペンダントライトや、黒板のメニューボード、ちょっと吊り下げられたグリーンなど、ナチュラル感のある心地よさが感じられます。
カフェスペースもまた、ゆったりとくつろげる雰囲気。インテリアは北欧風デザインで整えられています。
北欧空間でくつろぎつつ、窓からは江ノ電を眺める…。ちょっとユニークな気分を楽しめそうです♪
カフェメニューは、一杯ずつ丁寧に淹れたドリップコーヒーやエスプレッソメニューをいただけます。コーヒー豆はノルウェー発の人気カフェ「フグレン」のものを使用。果実のような爽やかな香りが楽しめますよ。
また、ブルックリンにある「BELLOCQ（ベロック）」の茶葉を使用した紅茶や、ハーブティーなどもオススメです。
可愛いビンにはいった、自家製の「ルオントプリン」♪。とろとろで濃厚な味わいを楽しめますよ。
ほかにも、こちらのようなシナモンロールや、ケーキなど、手作りのスイーツが充実していますよ。
スーププレートなど、食事も提供しているので、使い勝手がよい穴場的スポットになりそうです。
最後に。
いかがでしたか。長谷観光の合間に⼀息ついたり、旅の思い出を振り返ったり…。その時々の気分にあったカフェで、ゆっくり過ごしてくださいね。
「鎌倉」のなかでも《長谷》は、高徳院の「鎌倉大仏」などがあり、常に観光客でにぎわう人気のエリア。近くに鎌倉山、由比ヶ浜の海もあり、自然豊かなことも大きな魅力。翌月の6月には、紫陽花のシーズンを迎えるので、長谷にある紫陽花の名所「長谷寺」へ行こうと計画される方もいらっしゃることと思います。
しかしそれだけではありません。実は、美味しいグルメやスイーツのお店も盛りだくさん。