北鎌倉と鎌倉駅の中ほど、線路沿いの細い道を歩いた先にある「テールベルト＆カノムパン」。以前は葉山で営業していたカノムパンが、2015年に北鎌倉市へ移転した際、もともと鎌倉にあったカフェ「テールベルト」と合併して生まれました。

北鎌倉の駅を出て3分ほど歩いたところにある「笹の葉」は、小民家風の建物と笹が目印。こちらでは、寺院が多い北鎌倉らしい精進料理のランチがいただけます。

和室にある木のテーブルと椅子…使い込まれたような風合いが、古民家にしっくりとなじんでいますね。お座敷と椅子席が選べるので、正座が苦手な方も安心です。

この日の「玄米菜食膳」は、田楽やお野菜の天ぷら、胡麻豆腐、煮物など10品ほど。どれも丁寧に調理されていて、品のある味つけです。玄米ごはんの炊き加減も絶妙で、体の中からキレイになれそう。

食後に玄米コーヒーはいかがですか？炒った玄米を粉にしているのでノンカフェイン。苦みが少なくあっさりした味は、妊婦さんやコーヒーが得意でない方も飲みやすいですよ。趣きのあるカップもステキで、風情を感じられます。

古民家をリノベーションした落ち着いた和テイストの店内に、アンティーク風のシャンデリアがステキです。窓の外に見えるお庭も手入れが行き届いていて、四季の草花を楽しめます。

ランチはセットメニュー1つだけ。人気の「鎌倉・湘南野菜サラダ」は、地元・鎌倉の採れたて野菜がたっぷり使われています。どれも彩りが鮮やかで目にも楽しめます。お野菜は、グリル、ソテー、素揚げなどいろいろな調理法で、とても手が込んでいます。

これをお目当てに訪れる方も多いという、メインの「国産牛頬肉のビロード煮」。一口頬張ると、柔らかさだけでなくお肉の旨み豊かな味わいが広がります。本店のおいしさを、カジュアルに楽しんでもらいたいというオーナーの想いが伝わるお料理の数々…味はもちろん、芸術的な盛り付けの美しさも堪能しましょう。

1日30食限定のランチ「ブルゴーニュ風ビーフシチュー」は、すぐに売り切れてしまうほど人気メニュー。濃厚なデミグラスソースにとろとろに煮込まれたお肉がたまらないおいしさです。

「KIRYU（キリュウ）」は東洋医学を中心にした低糖質、発酵、薬膳などのお料理がいただけるカフェです。低糖質の食材を使うことで、気の巡りがよくなって健康的になるそうなので、ヘルシー志向の方におすすめです。

ランチは、季節によって変わるメニューが楽しめます。こちらの「お楽しみサラダプレート」は、新鮮野菜とオムレツ、テリーヌやパンなどが彩りよく盛り付けられていて、どれも体の中からキレイになれそうなやさしい味わい。

チーズケーキも、もちろん低糖質。ほんのり感じる甘みが上品で、甘いものがあまり得意ではないという方も食べやすいですよ。ゆったりと時間が流れる空間で、リラックスタイムを過ごしてみてはいかがでしょうか？

東慶寺の目の前にある「Takeru_Quindici（タケル クインディチ）」は、本格的薪窯焼きナポリピッツァのピッツェリア＆トラットリアです。

少し落とした照明が心地いい、古民家をリノベーションした店内。和モダンでありながら、どこか懐かしい雰囲気も感じられます。

ランチセットの前菜は、いろいろなお料理がひと口ずついただける女性好みの盛り付け。サラダやスープ、ムースや揚げ物などバリエーションにも富んでいます。

イタリアで修業を積んだシェフが焼き上げるピッツァは、表面の香ばしさと中のもっちり感のバランスが最高です。シンプルだからこそおいしさに差が出るマルゲリータは、やみつきになるおいしさ。ランチのピザは3種類から選べるので、シェアするのもおすすめ。

トマトの酸味が効いたパスタランチも人気。パスタは2種類からセレクトできるので、何度訪れても新しいメニューを楽しめますね。

店内は、1階と2階あわせて30席ほど。人気店なので、平日でも満席になることが多いんだとか。