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“食パンの耳” を取り合う朝。普通で特別な角食がある風のカバー画像

“食パンの耳” を取り合う朝。普通で特別な角食がある風景

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2024年05月16日作成
朝は絶対にパン派です。
40年とちょっと生きてきまして、記憶がある限りでは朝ごはんは9割以上がパン。母もパンが好きなこともあり、小さな頃からパン屋さん通いが生活の一部になっています。

なんなら朝だけでなく、昼も夜もパンを食べていることもあります。多分、人よりたくさんのパンを食べてきたと思います。

そんな私が、パンにまつわることでこれまで着目しなかったのが “食パンの耳” でした。
パン屋さんでも、耳がついたままor耳を薄く切り落とした食パンが選べたりしますよね。私は今まで耳がない方を買っていましたよ……

パン屋さんでも、耳がついたままor耳を薄く切り落とした食パンが選べたりしますよね。私は今まで耳がない方を買っていましたよ……

揚げておやつにするのは定番ですが、大人になった今、まさかそこまでマメでもないですし。食パンの耳は「食パンについているもの」としか認識していませんでした。

ですが!
私が今、日常的に「あああのパン、食べたいなあ」と思い浮かべるのは、ダントツで「パンと日用品の店 わざわざ」の角食(の、特に耳)!

わざわざは、店主の平田さんがパンの移動販売から始め、今は長野の山の上にあるお店。食事パンは、角食とカンパーニュの2種類だけというシンプルさで、これが本当にとびきりおいしいんです。
伝わりますか、パリっと感。どうやって食べてもおいしいのですが、私はトースト+発酵バター+お好みのシロップ(この日はアガベシロップ)が定番です

伝わりますか、パリっと感。どうやって食べてもおいしいのですが、私はトースト+発酵バター+お好みのシロップ(この日はアガベシロップ)が定番です

私が驚いたのが、その皮(耳)のパリっと焼かれた香ばしさ。
いつも1.5斤で買うので、切るときは角食をまるごと持ち上げるのですが、フワフワ、ではなくパリパリ。片手で持っても型崩れの心配がないくらい、手に伝わる感覚がパリっと気持ちいいんです。

さらに食べてみると、肉厚なパリパリの皮はとても歯切れがよく、中はもっちりとしていて豊かな小麦の香りが感じられます。
私はトーストするのが好きでして、トーストした角食は手でちぎると、皮がパリっと裂けたあとにもっちり生地から湯気が立ち、なんとも幸せな気持ちに。
トーストせずに薄めに切ってサンドイッチにしてもおいしいです。食べごたえがあって、お昼のお弁当にもぴったり。我が家では耳の取り合いが発生しています

トーストせずに薄めに切ってサンドイッチにしてもおいしいです。食べごたえがあって、お昼のお弁当にもぴったり。我が家では耳の取り合いが発生しています

わざわざさんののパンへの思いはこちらもぜひ見ていただきたいのですが、そのなかでおっしゃっているのが「毎日食べても飽きない味というのは、普通の味ということ。」。

たしかにシンプルな“普通のパン”かもしれませんが、食べればわかる、特別なパンだと思います。
私は今までも大好きだったパンの朝ごはんが、もっと好きになりました。

一日の終わりにお布団に入って「あ、明日はわざわざの角食がある!」とわくわくしながら眠る夜を、みなさんにも味わってみていただきたいです。
料理家の今井真実さんにも、こちらの記事でわざわざのパンを使ったレシピを提案いただいています♪

この記事を書いた人

編集 さかた
キナリノ編集部
編集 さかた
肌の質感にこだわる、主に美容担当。食べることも大好きで、特に焼き菓子とパンには目がなく、健康のためにジムで運動しています……。

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