結婚指輪は、信頼を強固にする"お守り"のような存在
結婚は人生で一度の大切な節目。最近では冠婚葬祭を簡単にすませる流れもありますが、2人にあった区切りの付け方、大切な家族へのお披露目の方法をみつけたいものです。
なかでも結婚指輪などのブライダルジュエリーは、二人の想いや気持ちを形にし、肌身はなさず身につけるもの。左手の薬指にきらめく指輪は、確かな信頼の証でもあります。
信頼、約束、思い出…目に見えない大切なものがジュエリーに姿を変え、これからの二人の日々に寄り添ってくれる、まさにお守りのような存在です。
長い結婚生活で、ときに気持ちがすれ違い心がささくれてしまうようなときでも、ずっと薬指から見守っていてくれる。そう考えると、やはりリング選びは慎重になります。
「一生に一度」にふさわしい、2人の価値観を象徴するようなストーリーや想いが込もったリングを見つけたいですよね。
ナチュラルウエディングにもおすすめ。マザーハウスのマリッジリング(結婚指輪)
出典:www.instagram.com(@motherhouse_jewelry) ブライダルといえば、キナリノ読者にも人気の"ナチュラルウエディング"。自然素材をとりいれた温かい雰囲気の式は憧れますよね。
そんなナチュラル好きさんにおすすめなのが、シンプルながらおしゃれな結婚指輪が揃う「JEWELRY MOTHER HOUSE (ジュエリーマザーハウス)」。日常に馴染むベーシックさに繊細な煌めきがプラスされたデザインは、ファッションリングのような楽しさも。手元をみるたび嬉しくなる指輪が豊富です。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_jewelry) デザインへのこだわりはもちろん、ブランドストーリーやそれぞれの指輪にこめられた意味、製作過程にまで、想いやストーリーが詰まったブランドです。
ジュエリーマザーハウスのブライダルリングは、海の向こう、インドネシアとスリランカの職人さんによって作られています。職人さんと一緒に素材の配合から仕上げまで、ひとつひとつ丁寧に手作りしているのが特徴です。
マザーハウスのブログや書籍を読むと、職人さんの名前や人柄まで触れられていて、現地の人と深く関わりながら関係性を築き、真摯にものづくりに取り組む姿勢が伺えます。なにより、作っている人の顔がみえる安心感も。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_official) インドネシアのジョグジャカルタでリングを制作するのは、王室用の装飾品も手がけるなど確かな腕を持つ職人・ムギさん。10代からジュエリーの世界に入り、誠実にものづくりに携わってきた職人さんです。
マザーハウスの指輪作りは、現地の職人さんに二人の写真とエピソードを伝えてから製作に入るのがおきまりですが、それも「どんな人たちがリングをオーダーしてくれたのか知りたい」というムギさんのリクエストを機にはじまったのだそう。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_jewelry) インドネシアで作られているこちらのリングは、フィリグリー(線細工)と呼ばれる伝統技術で作られたもの。ジュエリーマザーハウスが新しい可能性を見出し、はじめてジュエリーのデザインとして採用しました。
肌を美しくみせてくれる繊細でやさしい煌めきが、さり気なくも目を引くデザインです。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_jewelry) 途絶えかけていた伝統技法に新しい価値を生み出したリングが自分の遠い未来まで寄り添ってくれる…そう考えるとドラマチックにも思えますね。
そして、完成した指輪の受け渡しの際には、オーダーリングの制作過程をアルバムにして渡してくれる、という嬉しい心遣いも。
遠い海の向こうで手間ひまかけて作られた様子を伺い知ることができ、より指輪への愛着が深まりそうです。
こちらの動画では、芸術などの文化が色濃く残るジョグジャカルタの様子と職人さんの作業風景が紹介されています。
“エシカル”とは、道徳的に平等な取引のもとつくられたものを示して使われます。エシカルやフェアトレードの概念は浸透してきましたが、意外と知られていないのが、華やかなジュエリーの裏側で、宝石の採掘をめぐり児童労働や紛争が問題となっていること。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_official) 人生のターニングポイントであり1番幸せな時期だからこそ、指輪が作られる過程も幸せなものであってほしいですよね。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_official) マザーハウスは発展途上国に光を見出し、「途上国から世界に通用するブランドをつくる。」というスローガンを掲げるブランド。
現在は、革製バックやストール、ジュエリーのプロダクトをバングラディッシュやネパールなど6カ国の発展途上国から生み出しています。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_official) フェアトレードが"社会貢献を目的とした消費"を前提に掲げているのに対し、マザーハウスはあくまでも「ブランド」として品質やデザインで世界に通用するものを製作しようと、現地の職人と一緒にものづくりに取り組んでいます。
出典:www.instagram.com(@motherhouse_jewelry) ジュエリーマザーハウスのリングには、ひとつひとつに名前がつけられています。「金糸」や「軌跡」など、それぞれの名前とデザインには奥深い意味も込められているので、2人を象徴するようなものを選んでも素敵ですね。
インドネシア、スリランカで作られる指輪のなかから、キナリノ読者におすすめのデザインをいくつかご紹介します。
こちらは、職人技が光るデザイン「金糸」。細い2本の金線をより合わせたデザインが、繊細なきらめきを放ちます。
1本では頼りない繊細な金線も2本を結べば強固な金の糸に。「二人の永遠の愛を結ぶ」という意味も込められているそう。
シンプルながら温かみを感じるのは、「叩き」の技法が生み出す柔らかな表情から。金属のシャープな質感を和らげて、ぬくもりある仕上がりになっています。
叩くほど結びつきを強めていく金の性質になぞらえて、二人の道のりが1歩1歩踏み固められるように、という願いも込められています。
スリランカ産のカラーストーンをひとつずつ施したリングは、重ね付けしているようにもみえるデザイン。肌なじみの良い絶妙なゴールドも魅力ですね。
職人さんの手作業で一点一点加えられた刻み模様は、二人で積み重ねていく日々が表現されています。
流れるような曲線の美しいリングは、スリランカの海をイメージしたデザイン。2つのリングを重ねると穏やかな波の表情が。
2人の出会いや思い出に海が欠かせない役割を果たしている……そんなカップルにもおすすめです。
※指輪によってゴールドの色味や石が選べるものがあるので、詳しくは公式サイトで確認してください。
一生涯身につけるものとなると、あれこれ見ては悩むものですよね。選ぶポイントは人によりますが、日常にしっくり馴染むデザインであることがひとつ。そして何より、自分たちの価値観や好みにあうものかどうかも大切です。二人でじっくり悩んで納得いくものを選んでくださいね。
これからも同じ方向をむいて一緒に歩んでいけるよう、願いと誓いを込めて…二人に似合う、とっておきの結婚指輪が見つかりますように。
インドネシアで作られているこちらのリングは、フィリグリー(線細工)と呼ばれる伝統技術で作られたもの。ジュエリーマザーハウスが新しい可能性を見出し、はじめてジュエリーのデザインとして採用しました。
肌を美しくみせてくれる繊細でやさしい煌めきが、さり気なくも目を引くデザインです。