インタビュー
vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーのカバー画像

vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーを

写真:松木宏祐

「日常に寄り添い、時を経ても変わらず愛用できるものを」―そんな想いから、ずっと身につけられる“心地よさ”を探求してジュエリーを生み出しているmederu jewelry(メデルジュエリー)。メデル独自の“心地からカタチを生み出すもの作り”の成り立ちとその始まりのストーリーを伺いに、浅草にあるアトリエを訪ねました。

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2016年01月12日作成

「いいな」と感じる“気持ち”を捉える。心地をカタチにするもの作り

それは例えば、
シンプルで上質な白いシャツだったり、
毎日履いて出かけたくなるような靴だったり。

「今日はどれにしようかな」なんていろいろと迷ってはみても、結局、選ぶのはいつも同じもの。
気が付くとついつい手に取ってしまっている、自分にとってのスタンダード。
そういった“愛用品”が、誰にも一つはありますよね。
(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

「私たちが作りたいのは、「日常着」のようなジュエリー。華美に着飾ったり誰かに見せたりするためのものじゃなく、自分自身が“心地良い、なんだか落ち着く”と感じて、つい身につけてしまう。そんな、何気ない日々に自然と寄り添う “愛用品”としてのジュエリーなんです」

ブランドのコンセプトについて、そう話してくださったメデルジュエリー(mederu jewelry)さん。
飾るためのものではなく、毎日に自然と“寄り添うもの”。ジュエリーにそんな考え方があるなんて、私にとってはちょっと意外な視点でもありました。

メデルさんのジュエリーを手にした時に感じる、懐かしく温かい気持ち。
金属でありながらも、どこか柔らかで優しいぬくもりが感じられる作品たちは、そんな日々に寄り添う「飾らない心地よさ」を追求することから生み出されているようです。
メデルジュエリーの浅草本店があるのは、浅草駅から徒歩15分ほどの静かなエリア。取材時はクリスマスシーズンで入り口にスワッグが飾られていました。

メデルジュエリーの浅草本店があるのは、浅草駅から徒歩15分ほどの静かなエリア。取材時はクリスマスシーズンで入り口にスワッグが飾られていました。

vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーを
一般的にジュエリーの創作過程といえば、最初にデザインがあり、それを元に形を作っていくもの。でもメデルジュエリーさんの場合は、デザインよりも先に“心地”について考察するという、ちょっと独特なアプローチで始まります。

「ジュエリーよりも、プロダクトデザインに近い発想かもしれません。まずは「何でこれが心地いいと感じるのかな? 何でこんなに可愛いと思うのかな?」っていう気持ちの部分から整理していって、その心地よさや可愛さの本質を自分たちなりに掴むことから始めます。カタチありきの表層的なデザインではなく、“心地”を追求していくことで “カタチ”が生まれる。それが私たちのもの作りです」
(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

「心地よい」と感じる瞬間をカタチにすることによって、愛着を持って使い続けてもらえる“心地よいジュエリー”が生まれる。言われてみれば、確かにそれは当たり前のことのようにも思えます。でも、ふわふわと捉えどころのない“感覚的”な心地よさをカタチに落とし込むのは、とても難しいことでもあるはず。彼らはどうしてそんな難しい方法を選び、またそれを貫き続けているのでしょうか?

誰か一人ではなく、みんなにとっての心地よさを探して

浅草本店の隣にある「アトリエ」での一枚。ここで日々、心地をカタチにする研究が行われています (画像提供:メデルジュエリー)

浅草本店の隣にある「アトリエ」での一枚。ここで日々、心地をカタチにする研究が行われています (画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

メデルジュエリー独自の“心地”から出発するもの作り。それは、ものや暮らしに感じる思いから始まりました。

「衣・食・住の暮らしにまつわるものは、センスがよく必要十分で、安価なものが増えています。それは便利なことですが、違和感を覚えるところもありました。今はとても合理的な時代で、スペックでものの価値を語られることが多いと感じます。ただ、理にかなっていることばかりだと、暮らしにうるおいがなくなってしまう。そんなことを感じていました。民芸や工芸、建築や家具などの古いものに興味があって、少しずつ集めているんですが、人の手から生まれる素朴な愛らしさや、質の高いものにも愛嬌や、遊び心があったりします。そういうものに惹かれたのは、便利な時代のなかにうるおいを求めていたからなのかもしれません。もうひとつ、最初に集まったメンバーは元々ものを作る仕事をしていたり、もの作りの現場を見て育ったりしたような人たちです。多くの分野で作り手が減っている日本の製造業、失われつつあるもの作りの風景に対して、何か出来ることはないだろうかと思っていました」

そしてある時、知人の紹介でジュエリー職人さんと出会ったことから、ふたつの思いは繋がりはじめます。
(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

「指輪を作る職人の手仕事を目の当たりにして、そのディテールの精巧さに胸を打たれました。冷たいはずの金属が、曲線や丸みの柔らかな表現によって、まるで“温かみ”があるように感じられて。しかも、その指輪の指なじみもすごくよかったんです。上質さのなかに、スペックだけでは語れない“心地”があったんですよね。それをきっかけにジュエリーについて調べてみたんですが、自分たちが求める “スタンダードなジュエリー”が、意外とないんじゃないかと感じて。例えば、ずっと着られるシンプルなニットや、毎日持ちたくなる上質な鞄など。そういう、日常使いできる “スタンダード”です。メデルは日本語の「愛でる」から名前をもらっています。心地よくて自然と身につけたくなり、ずっと愛用できるジュエリーがあったらいいよねって考えたのが、メデルジュエリーの始まりなんです」

自分たちが心地よいと感じられて、身に着けたくなるものを。そんなシンプルな発想から始めたジュエリー作りでしたが、全くの未経験からスタートしたこともあって、製作は予想以上に難航。アイディアを考えては職人さんに相談し、そこからまた考え直して…といったトライアンドエラーをひたすら繰り返し、納得のいく作品が完成するまでには半年以上もかかりました。
(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

「あの時感じた“金属なのに柔らかで温かい”その心地よさを、自分たちが素敵だと思えるカタチでなんとか再現したくて。毎日ひたすら、研究し続けていました。そうした手探りの作業をずっと繰り返して、ようやく完成した最初のジュエリーが「ジュテーム」です」

そう言って誇らしげに、だけどちょっとだけ照れくさそうに、まるで我が子を紹介する時のようなはにかんだ笑顔で見せてくださった「ジュテーム リング」。
優美な曲線を描く二本の輪が不思議な柔らかさを醸し出し、手仕事ならではの繊細な表情が、見る人にぬくもりと優しさを感じさせます。
こちらが記念すべき作品第一号の「ジュテーム リング」 (画像提供:メデルジュエリー)

こちらが記念すべき作品第一号の「ジュテーム リング」 (画像提供:メデルジュエリー)

「立ち上げから7年経った今でもジュエリー作りへのこだわりは変わっていなくて、いつも考えるのは身につけた時の心地よさ。物質的にも感覚的にも、多くの人に感じてもらえるようカタチにしたいんです。この“心地をカタチにする”作業は、理想に辿り着くまで試作を何度も繰り返します。そのため、職人がすぐ側にいて、相談しながらもの作りできる環境がとても大事なんです」
(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

メデルジュエリーが大切にしているのは、誰か一人だけでなくみんなが魅力的だと感じられる心地よさ。そのために本社とアトリエが繋がっていて、職人さんや企画・制作の方などで話し合いながら、一緒にジュエリーを作りあげていくのだそう。こうした密なコミュニケーションで作り手の気持ちが一つに繋がることで、“みんな”にとっての心地よいジュエリーが生まれるんですね。

人と繋がり学ぶことから“愛用品”は生まれる

メデルならではの“気持ちの繋がるもの作り”は、実はブランド内に限ったことではありません。その姿勢は、地方に住んでいらっしゃる工芸職人さんや、素材の産地の方との関わり方においても同じ。現地に足を運んで様々な方と繋がることで、メデルらしいジュエリーを生み出しているんです。
工芸技法や素材の魅力を見つめ、懐かしく新しい心地を探す取り組み「Labo」。写真は伝統的な“七宝”をジュエリーにした「Labo 七宝」シリーズ (画像提供:メデルジュエリー)

工芸技法や素材の魅力を見つめ、懐かしく新しい心地を探す取り組み「Labo」。写真は伝統的な“七宝”をジュエリーにした「Labo 七宝」シリーズ (画像提供:メデルジュエリー)

「これはジュエリーを研究するなかで気づいたことですが…ジュエリーは歴史が古く、これまでにさまざまな素材・技術を使って作られてきました。つまり、過去や人とのつながりが深いものです。例えば真珠や珊瑚は古くから愛されていますが、なぜ愛おしく感じるのかを紐解いていくと、日本人としてのルーツを探るような気持ちになります。ジュエリーは古き良き魅力を探求するにはうってつけのものかもしれない、と思いました。その上で“愛用品”になるもの作りのためには、まずは自分たちがちゃんと共感や理解した上で取り組むことが大切だと考えますので、実際に職人や素材を作っている方に会いに行って、その人達が“何を大事にしているのか”を知るところから始めていきました」

もの作りの現場や素材の産地を訪ねていろんな方と対話することで、その人達の技術や素材を「どうすれば一番メデルらしいカタチで活かせるのか」が見えてくるそう。また、様々な人達とコミュニケーションをとる中で、各地で昔から受け継がれてきた“古いものの良さ”もあらためて学べるのだとか。

「長く愛されるいいものを研究していくと、自然と古いものに行き着くんですよ。50年も100年も前に作られたのに今も愛され続けているものって、きっとこれから先の未来でも魅力的に感じられるもののはず。古き良きものの中にある「時代を越えて愛される魅力」を理解して、自分たちのジュエリーでも表現できたらいいですよね」
「アコヤ真珠」シリーズの制作時に訪れた宇和島での一コマ。現地の人たちとの触れ合うことで、メデルらしい作品が生まれます (画像提供:メデルジュエリー)

「アコヤ真珠」シリーズの制作時に訪れた宇和島での一コマ。現地の人たちとの触れ合うことで、メデルらしい作品が生まれます (画像提供:メデルジュエリー)

古くから愛されてきたものや長く受け継がれてきた技術の中にこそ、愛着が湧くもの作りのヒントがある。確かにそれは、“愛用品”を生み出す上での真理なのかもしれません。

「いろんな人達と出会い、繋がり、そこから得られる学びはとても大きいです。だけどそれで終わりじゃなく、学びをアトリエに持ち帰って試作を重ねます。生産者を訪ねた真珠も、現地で得た心地をアトリエで確かめながら、皆が感じ取れる形に仕立てていきました。会いに行くことも大事ですが、アトリエに戻って研究する時間のほうがずっと長くかかるものです」

そう語るメデルさん。作品から感じる“新しいのにどこか懐かしく温かい”印象は、こうした人々との繋がりと古きよきものからの学びがあってこそ生み出せているんですね。そんな彼らの“繋がり”を大切にする姿勢。実はカタチを生み出すまでの工程だけではなく、作品が完成した後のお客様とのコミュニケーションでも一貫しているんです。

直接対話することで、お客様にも作り手にも喜びを

浅草にあるメデルジュエリー本社には、アトリエのほかに店舗も併設されています。それは、作り手側だけでなく、ジュエリーを身につけてくださるお客様との対話も大切にしたいとの想いから。
浅草本店の様子。アンティークの什器が並ぶ、落ち着いた雰囲気のお店です

浅草本店の様子。アンティークの什器が並ぶ、落ち着いた雰囲気のお店です

vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーを
vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーを
「お店とアトリエが繋がっているので、お客様の声が店舗スタッフから職人に届くんです。その声が、作り手にとって大きなやりがいになります。いいものを作るためには、まず作る側が喜びを感じられることが大切です。そうじゃないと、作っていてもただの“作業”になってしまうというか…。喜んで頂いている実感のなかで、楽しんでもの作りできる環境がとても大事だと思うんです」

お客様の声が職人さんに届くことで励みになり、「さらに良いものを届けたい」という熱意が生まれるそう。またお客様から頂いた声が、そのまま新しいもの作りのきっかけになることも。
vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーを
「メデルでは「ブライダルリング」も製作しているんですが、これもきっかけはお客様の声から。「メデルのファッションリングを結婚指輪として使っています」というお話を耳にして、「それなら、結婚という特別なイベントに相応しくて、メデルのお客様に喜んでもらえるブライダルリングをちゃんと作ろう」ってことで始めたんです。そこから更に、ブライダルリングを買いにいらしたお客様が「素敵なドレスを探しているんだけど、なかなか見つからなくて」と悩んでいらっしゃると聞き、「だったら、メデルのジュエリーと同じ世界観を持ったドレスを自分たちで作ろう」ということになって。浅草本店では、ジュエリーだけでなくオートクチュールのウェディングドレスもお仕立てしているんです」
穏やかで優しい光をたたえるローズカットダイヤのエンゲージリング。華やかでありながらもシンプルなメデルらしいデザインです (画像提供:メデルジュエリー)

穏やかで優しい光をたたえるローズカットダイヤのエンゲージリング。華やかでありながらもシンプルなメデルらしいデザインです (画像提供:メデルジュエリー)

ハンドメイドで仕上げる、オリジナルのリングピローもあります (画像提供:メデルジュエリー)

ハンドメイドで仕上げる、オリジナルのリングピローもあります (画像提供:メデルジュエリー)

vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーを
お客様ときちんと向き合い、その願いに応えていきたい。そんな想いから、メデルジュエリーの作品世界はどんどん広がり続けているようです。
彼らのもの作りの真ん中にあるのは、いつも「人」を想う気持ち。お客様や、職人さん、素材の産地の方々とも垣根なく繋がり、沢山の人たちの“声”に耳を傾けながら、メデルらしい心地とカタチをみんなで一緒に作り上げている。メデルジュエリーの作品から優しいぬくもりが感じられるのは、そんな人を想うもの作りがベースにあるからなのでしょう。

時間が経っても「メデルを選んでよかった」と思ってもらえる存在でありたい

カジュアルなデニムスタイルにもしっくり馴染む。これも“メデルらしさ”の一つの特長かもしれません (画像提供:メデルジュエリー)

カジュアルなデニムスタイルにもしっくり馴染む。これも“メデルらしさ”の一つの特長かもしれません (画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

(画像提供:メデルジュエリー)

“ジュエリーが好きというよりも、「メデル」が好きなんです”
メデルジュエリーのお客様には、そう言ってくださる方がとても多いのだとか。

「ありがたいことに、お客様から「職人さんに渡してください」ってお便りをたくさん頂くんです。スタッフが結婚式にご招待頂くこともありますし、「おいしいパンがあるので、一緒に食べましょう」なんてお店に寄ってくださる方も(笑)。店舗スタッフがひとつひとつのジュエリーにまつわるエピソードを丁寧に説明するので、ジュエリーが生まれた背景や私たちのもの作りに対する想いを知った上で注文してくださる方が多いんです」

皆さん、ただ「ジュエリーを注文した」というよりは、「自分たちが信頼できて、愛し続けられるブランド」としてメデルジュエリーとの関わりを楽しんでいらっしゃるよう。そんな関係性が築けるのは、ジュエリーそのものが素敵であることはもちろんですが、“メデルだからこそのもの作り”が多くの人の共感を呼んでいるからなのでしょう。こうしたもの作りへの想いをしっかりと伝えるため、販売は直営店とweb 、そして各地へ赴く展示会形式の「キャラバン」というイベントのみ。

「キャラバンにはふだん店頭に立っていない、ジュエリーの企画や写真撮影をする本社スタッフが向かうんですが、お客様とお話することで実感できることがたくさんあります。次のアイディアにつながることも多いんです」

外部に卸さず自分たちが直接販売できる方法だけに留めているのは、「お客様と対話することで、より愛着を持ってジュエリーを使って頂ける」という考えに基づいてなのだとか。
以前に開催された「京都キャラバン店」での模様 (画像提供:メデルジュエリー)

以前に開催された「京都キャラバン店」での模様 (画像提供:メデルジュエリー)

「ものが生まれるまでの背景が分かると、愛着がグッと湧くと思うんです。だから、皆さんに“愛用品”として長く使い続けて頂くために、アトリエで生み出したジュエリーの製作ストーリーをお伝えすることが大事だと思っています。そうすることで、もの作りの背景、何より作り手の思いもきちんと伝わると考えています。webサイトやカタログなどでも情報を発信しているんです。それはジュエリーをこれから購入する方に向けてではあるんですが、既に注文してくださった方に、時間が経ってからも「メデルってやっぱりいいよね」、「このブランドで作ってよかった」って感じてもらえたら、という意味もあります」

彼らが目指しているのは、ただジュエリーを販売するブランドではなく、愛用してくださる方々と共に歩み、ずっと変わらぬ“信頼”を寄せてもらえる存在になること。
2015年A/Wのカタログ。もの作りへのまっすぐな想いが伝わってきて、読むほどにメデルジュエリーのことが好きになります (画像提供:メデルジュエリー)

2015年A/Wのカタログ。もの作りへのまっすぐな想いが伝わってきて、読むほどにメデルジュエリーのことが好きになります (画像提供:メデルジュエリー)

「ジュエリーって、生きていく上での必需品ではないんです。でも、部屋に絵を飾ったり、花を眺めたりすると心にうるおいが生まれるように、ジュエリーを身につけることでほんの少しでも日々を豊かに感じてもらえたら嬉しいなって。今のような合理的な時代だからこそ、私たちは愛用品を生み出すことで“豊かさ”を伝えたいと考えています。その豊かな心地には、メデルというブランドへの信頼も大きく関わっていると思うんです。これからも心地をカタチにするもの作りの姿勢を変えずに、皆さんの“愛用品”を作り続けいてきたい。そして、普段はあまりジュエリーをつけないような方にも「メデルのジュエリーだったらつけてもいいよね」って、そう思ってもらえるようなブランドになっていきたいです」

ブランドの出発当時から変わらない、心地をカタチにするものづくり。
きっとこれから先もその研究は続き、メデルジュエリーらしい新たな心地よさを、ずっと生み出していってくれることでしょう。
vol.29 mederu jewelry –何気ない日々に優しく寄り添う。「日常着」のように飾らない心地よさのジュエリーを
あなたにとっての“愛用品”と呼べるアイテムたちを、頭の中に思い浮かべてみてください。
シンプルなシャツに、着心地のいいニット、履きやすい靴、いつも一緒にお出かけする鞄、etc…。

もし、今思い浮かんだ“愛用品リスト”の中にまだジュエリーが載っていないようなら、ぜひ一度メデルジュエリーを訪ねてみてください。
あなたがあなたらしいままで、気取らずに身につけられる。
そんな心地よくてずっと愛用できるジュエリーとの出会いが、そこには待っているはずですよ。

そして、メデルのジュエリーを手にしたあなたは、きっと何年か後にはこう思うはずです。

「やっぱり、メデルを選んでよかった」
mederu jewelry|メデルジュエリーmederu jewelry|メデルジュエリー

mederu jewelry|メデルジュエリー

2008年、もの作りが根付く東京・浅草の一角にオープン。日々心地よく身につけられる“日常着”のようなジュエリーを合言葉に、自社アトリエをはじめ各地の職人と協力して製作を行う。2014年から行っている、懐かしい素材や技法の魅力を探求する取り組み〈Labo〉から生まれたシリーズが好評。Webサイト・SNSから最新情報を発信中。

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