自分だけにしかわからない、さりげないカラーマスカラや可愛い裏地が付いたアウター……自己満足だけれども、私にとっては大事な愛しい存在です。
ここ最近の自己満と言えば、櫛を新調したこと。今までは100均だったり、ホテルのアメニティだったり、その場しのぎの物を使っていました。ふと長く使えて大切にできるものがいいなと思い購入したのが、「Officine Universelle Buly（オフィシーヌ・ユニヴェルセル・ビュリー）」の櫛。櫛を買うなら、やっぱりここ！と決めていました。

手の中にすっぽり収まるサイズ感と、キラキラと上品に輝くマーブル模様。19世紀後半にフランスで発明されたセルロースを原料としたアセテート素材を使用し、ヨーロッパに唯一残るスイスの工房にて手作業で作られたという贅沢な逸品です。

語る上で欠かせないのが、ビュリーの刻印サービス。アセテート製品には刻印できるので、しっかりと名前を入れてもらうことに（写真右）。何を刻印しようか悩んだり、5種類のフォントからお気に入りを選べたりと、自分だけのアイテムに仕上がっていくのも、愛おしさ倍増です。

誰かに見せびらかす訳でもなく（ここで紹介しちゃっていますが笑！）、サッと髪をとかすだけの、プレシャスな櫛。自己満な愛おしい存在です。