仕事で撮影に立ち会うと、ついつい盛り上がってしまうヘアメイクさんとのメイク談義。あの新作がよかった、定番だけどやっぱこれは最高……などなど、時間を忘れて話しこんでしまうことも。で、話しているうちに、たくさんのヘアメイクさんが同じアイテムを持っているのに気づくことがあります。そのうちのひとつがIPSAのカラー下地である「コントロールベイス」。

このカラー下地、最近「コントロールベイスe」としてリニューアルしました。モデルさんの透明感のある肌を作り上げてきたアイテムということで「絶対間違いないやつ～！」と期待していたのですが、「おしゃれする日はIPSA塗ろうっと」と思っちゃうくらい“おしゃれ”と相性がよくて、大のお気に入りになっています。
IPSAのコントロールカラーの考え方は「青・黄・赤の光がバランスよく反射されていることで肌の透明感が高まる→そのために個人の肌に足りない光の色を補う」というものなのですが、リニューアル版はさらに「3色それぞれの光の量を増やすことでより透明感を高める」仕上がりになっています。なので人によって足りない色を補ってくれるカラーを選ぶのがまずは基本です。が、何より肌なじみがすばらしく、どの色を塗っても違和感がある仕上がりにはならないので、私はその日「どういうふうに見られたいか」でも自由に選んでいます◎

例えば私は「顔の赤みが気になる」派なのですが、そんなときは「“ブルー”で赤みそのものを目立たなくする」、「“ピンク”で全体に血色感を与えて、赤みとその他の部分の差異をやわらげる」という2つの考え方ができるそう。なるほどそんな考え方あったのか！と驚くとともになんだか楽しくなってきて、モノトーンやナチュラルなカラーのお洋服のときは血色感重視でピンクを、鮮やかな色のお洋服で、顔に透明感がほしいときはブルーを、爽やかな印象でデニムを穿きたいな～なんて日はくすみを飛ばしてくれるイエローを……と、日々おしゃれに合わせて選んでいます。つけ心地もとてもみずみずしく軽いので、コントロールカラー初心者さんにぜひ使ってみてほしい！

自分の印象をコントロールできるのがとても楽しく、春はこれまでなかなか着なかった色のお洋服にも挑戦できるかも？なんて思っています。