疲れていると、とたんに料理をする気が失せてしまい、お馴染みのレパートリーでローテーションしがちに……。いや、疲れていなくても自分で作る料理はいつの間にか、似たり寄ったりの味になってしまいます（苦笑）。
そんなときこそ、昨今充実している「サッとかけて、パッと美味しい！」的な万能調味料や料理の素に頼りますが、その中でも、簡単に凝った味を楽しめる「アルル塩」が私の推しです。野菜や卵、肉も魚も相性抜群！

料理家・たかはしよしこさんが考案された「エジプト塩」シリーズのハーブミックスソルトです。
こちらは、読者にもお馴染みのファッションブランド「ADIEU TRISTESSE」とのコラボレーションで誕生したそう。私も「ADIEU TRISTESSE」の展示会のお土産で頂いたのをきっかけに知りました。南フランスの街・アルルに思いを馳せて作ったことから、この名前に。

手前に黒く見えるのが、自家製のセミドライオリーブの実。そのほかにも、黒胡椒、唐辛子、ピンクペッパーなどが入っています。ほんの～り辛みがあるのがアクセントになり、なんというか形容しがたいのですが、おしゃれな味なんです。青山にあるカフェの味みたいな、これが私のまだ見ぬ南仏・アルルの味なのかもしれませんが、とにかく、いつもの家の味ではありません。

オムレツを作るときに、ふつうの塩コショウの代わりに「アルル塩」。ちょっと古くなってしまった野菜を炒めて、誤魔化すときに「アルル塩」。鶏肉のソテーに、ちょっと「アルル塩」――と、だんだん呪文のようになってきましたが、ひとつまみで気の利いた味に変身！自分の料理の腕が上がったのか!?と勘違いしそうに……。

どんな食材・料理とも相性のいい、とっても使いやすいミックスソルトです。ホームページには、たかはしよしこさんおススメのレシピも公開されています。そちらを参考に作ってみるのもよし。
また、キナリノモール「&Eat. by SUU」でも「アルル塩」をはじめ「エジプト塩」シリーズを販売中。私も味のレパートリーを広げるべく、新たに買おうかと思います！