幼い頃、サンタクロースに「毎食食べられる量のフルーツ1年分が欲しい」とお願いしたくらいフルーツ愛が深い人間なのですが、毎日フルーツを用意するのは結構大変だということに大人になってから気づきました。
イチゴやさくらんぼなど洗うだけで食べられるものは良いですが、大体のフルーツには“皮を剝く”という工程がつきもの。しかもわたしが好きなのはグレープフルーツ、甘夏、はっさくといった、ひと手間かかる柑橘系ばかり。ご飯時の忙しい時間に果汁で手がベタベタになる手間を考えてしまい「毎食フルーツ」へのハードルは年々高くなっていきました。

でも、それでもやっぱりフルーツが食べたい。そんな底なしのフルーツ欲を満たしてくれたのが、成城石井で売っている「ブラッドオレンジジュース」との出合いです。

シチリアで収穫後、24時間以内に搾汁したブラッドオレンジのストレート果汁を100％使用。香料・着色料・酸化防止剤は入っていません。

果汁100%とはいえ、ジュースと生のフルーツは別物じゃないか、と思う方もいらっしゃるでしょう。わたしもこの商品と出合うまでそう思っていました。でもこの「ブラッドオレンジジュース」は違うんです。フレッシュで濃厚で、ガツンと来る酸味と柑橘系特有の苦みのコントラストが鮮烈で……言ってしまえば最早ジュースではなく、生の果汁。市販の紙パック入りのジュースで、こんなにもフルーツそのものの味がするなんてと衝撃を受けて以来、フルーツジュースはこちらの商品以外買えなくなってしまいました。

時間がない朝も、この一杯を飲みさえすればフルーツ欲が満たされてシャッキリと1日を始められる気がします。あまりのおいしさに、飲むと知らなかった頃には戻れなくなる禁断のジュースですが、フルーツ好きの方はぜひ一度お試しを。