シルバーウィーク、みなさんは何して過ごしましたか？私はというと、久しぶりに友人宅で集まったのですが、お互いの近況話もほどほどに、その場の主役となったのが、手土産に持参した流行りのスイーツやちょっといいワインではなく、この「Kluster（クラスター）」でした。

「クラスター」は欧米で大ヒットしたボードゲームだそうで、ルールは至ってシンプル。マグネットをくっつかないように置くだけ！
まず、中身がこちら。ナイロンコードと形が不揃いな強力マグネット24個がセットされています。

ナイロンコードの輪っか内に、順番にマグネットを置いていき、最初に手持ちのマグネットをなくした人から勝利。ただし、マグネット同士くっついたら、それらを手持ちに加えなければなりません。
という一見、地味に感じるマグネット置きゲームですが…意外と戦略性が必要で、手に汗握る勝負なのです。

このナイロンコードというのがミソ。指でコードの形を変えられるのですが、この兼ね合いが難しく、やりすぎちゃうとマグネットがピタッとくっつく羽目に。息をとめ、集中してやらねばなりません。

マグネットが不揃いのため序盤に磁力が強い大きめのサイズを使ったり、あえて中央のスペースに置いたり、次の人が配置しづらい場所を狙ったり、磁力を利用して微妙にマグネットを動かしたりなど、攻めにいくのか、手堅くいくのか…一手が大事！

「うわ～」「その手があったか！」「そこに置くのは難しいんじゃない？」など、1個置くたびに大盛り上がり。そして正攻法がないため、“ラストもう1戦！”を何度も繰り広げてしまいました（笑）。単純なルール&簡単なアイテムで、白熱するゲーム。この奥深さにすっかり夢中です！