“おしゃれな空間”の対義語は“生活感”というのが、勝手な持論です。片付いているけれど無機質ではない、居心地の良いお部屋を目指して、なるべく生活感が出ないように……と自分なりに気を使っているのですが、難しいのが水回り。洗剤やハンドソープなどの日用品が醸し出す生活感をどう払拭すべきか、頭を悩ませてきました。
おしゃれな容器に詰替えればいいと思いつつ、根がめんどくさがり屋ゆえに習慣化もできず。そんなわたしが非常に重宝しているのが『Rudy（ルディ）』の「La Maioliche(ラ・マヨルカ)」です。

「La Maioliche(ラ・マヨルカ)」はイタリアの老舗コスメブランドである『Rudy』発のハンドソープで、イタリア伝統のマヨルカ焼きをイメージしたデザインがパッケージ全面に施されています。ボトルはプラスチック製ですが、チープさを感じさせないデザインが魅力です。緻密な模様や絶妙な色の濃淡がリアルで、最初に雑貨屋さんで見つけたときは陶器かな？と見間違えたほど。置くだけで生活感を感じさせずに空間の質を上げてくれるアイテムとして、もはや我が家では欠かせない存在です。

肝心の洗い心地は、さっぱり洗い上げてくれつつも肌のうるおいは残してくれる、個人的にはとても好みのタイプ。特に、洗っている間の香りの良さは格別です。さすが老舗コスメブランド…と思わず唸りたくなる、フレグランスのような豊かな香りで手洗い時間を楽しませてくれます。

「La Maioliche」シリーズは全部で6種類※あり、デザインごとに香りも変わります。わたしのイチオシは清潔感のあるせっけんの香りが心地よい「Mediterranean Herbs（メディタラニアンハーブ）」と、夏を彷彿とさせるさわやかなレモンが特長の「Sicilian Lemon（シチリアンレモン）」の2本です。…と言いつつ、1本1300円ほどというお手軽価格なのをいいことに全種揃えてしまおうかなぁと考え中。たくさんストックしてもサマになるこのデザインがまた、収集欲に火をつけるのです。