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ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方

ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方

“エシカルな暮らし”と一口に言っても、取り組み方は人によってさまざまですよね。今回は、千葉の里山に移住したモデル・下道千晶さんのご自宅にお邪魔して、古民家を選んだ理由や精力的に取り組んでいる藍染めの魅力、身のまわりのものの選び方、そして環境との向き合い方などについてお伺いしました。2023年11月09日作成

カテゴリ:
美容・ケア
ブランド:
肌ラボ極潤
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自分にとって、そして地球にとってもよりよい暮らしとは

ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方
「エシカル」「SDGs」などといったワードを当たり前に見聞きするようになって、しばらくが経ちます。
マイボトルを持ち歩いたり、ゴミはなるべく小さくして捨てたり、土に還る素材のものを選んでみたり……わたしたちの普段の生活を顧みてみても、ちょっとした心がけが習慣化していることも多いですよね。

これから先も、なるべく地球にやさしく、かつ自分にとって無理のない心地よい暮らしを送りたいから。今回は、自分自身が自然体でいられるエシカルな暮らしを実践されている方のお宅にお邪魔して、お話を伺うことにしました。

“こうありたい”を大切に移住を決めた下道さん

ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方
モデル・俳優・染色作家と多彩な活動をされている下道千晶さん(@chiaki__sh)。千葉の里山にある古民家で、農業に携わる夫と子どもの3人で暮らしています。

4代が住み継いできた里山の古民家へ

築5、60年は経っているという下道さんのご自宅。昔ながらの模様入りのガラス戸や雨戸を収納する木製の戸袋がそのまま残っています

築5、60年は経っているという下道さんのご自宅。昔ながらの模様入りのガラス戸や雨戸を収納する木製の戸袋がそのまま残っています

いずれは静かな田舎に住みたいという思いと、有機農業に本格的に取り組みたいという夫・龍一さんの希望が重なり、この土地に越してきた下道さん。

移住してきた最初のころは別の家に住んでいたそうですが、地元の不動産屋さんが出しているチラシや空き家の情報サイトなどをこまめにチェックしながら、理想の家を探していたんだとか。

そんな折に出会って一目惚れしたのが、下道さん一家が4代目の住人となる一軒の古民家です。
二間続きの日当たりのよい和室では、子どもがゴロゴロしたり、藍染めやヨガのワークショップを開いたり。訪れた人も口々に「おばあちゃんちに来たみたいで懐かしい!」とおっしゃるそう

二間続きの日当たりのよい和室では、子どもがゴロゴロしたり、藍染めやヨガのワークショップを開いたり。訪れた人も口々に「おばあちゃんちに来たみたいで懐かしい!」とおっしゃるそう

これまで住んできた方が代々大切にしてきたお宅だったこともあり、リフォームは水回りや内装の一部のみ。空気が通る気持ちのよい和室には、美しい欄間などの装飾がそのまま残されています。

「子どものころは、山形の祖母の家で毎年夏休みを過ごしていました。祖母は農家で、家の周りにも自然が多くて。そんな祖母の家に滞在している時間が一番自分らしくいられる時間だったんです。だから、心のどこかでずっと古民家に住みたいという思いがあったのかもしれません」
上左・上右:和室にいまでも当時のまま残る木の細工
下:縁側の上に走る太い木の梁は、特に下道さんのお気に入り

上左・上右:和室にいまでも当時のまま残る木の細工
下:縁側の上に走る太い木の梁は、特に下道さんのお気に入り

ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方
「昔の家はゆっくりと自然乾燥させた木を使っているからか、地震があってもしなるようにして衝撃を分散させてくれるそうです。昔からこのあたりに住んでいるご近所の方にも『この家を建てた大工さんを知っているけど、腕がいい人だから安心して!』なんて言われたこともあって、とっても頼もしかったですね」
ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方
里山を望む広々としたお庭は、夫婦で4~5年かけてゆっくりと耕し、土をならしていったもの。コンポストを設置し、ハーブやベリー、オリーブなどを育てています。

「代々の住人の方が植えたものも多いのですが、自分たちで育てているのは食べられる植物が多く、夫が畑で育てているフルーツなども身近にあります。息子は好き嫌いがないのですが、赤ちゃんのころから季節の野菜や果物をまんべんなく食べて育ったからかもしれませんね。

庭に植えてある実のなる植物は、いつも鳥と息子で取り合いに(笑)。鳥は熟す前の果実でもくわえていってしまうので、先を越されまいと『まだ青いかな?』なんて言いながら収穫しています」
一年中お庭のどこかで花が咲いているそうで、取材時(10月中旬)はちょうど立派なキンモクセイの木が満開に。家のなかにもふわりと華やかな香りがただよっていました

一年中お庭のどこかで花が咲いているそうで、取材時(10月中旬)はちょうど立派なキンモクセイの木が満開に。家のなかにもふわりと華やかな香りがただよっていました

大切な一着を長く着続けられる“藍染め”に出会って

Photo/Nanako Koyama

Photo/Nanako Koyama

長く住み継がれる古民家に興味を持った下道さんのルーツは、精力的に取り組んでいる“藍染め”との出会いにも見出すことができます。

「学生時代にテキスタイルについて学んでいたころ、のれん職人さんと一緒に制作する機会がありました。その方は、商品を作る過程で余った染料で自分の作業着を染めていて。『俺はこの作業着じゃなきゃダメなんだ』と、何度も繰り返し染め直したものを着てらしたんです。

10~20代前半のころは、モデルとしても駆け出し。必死になってトレンドを追いかけていたのですが、半年ごとに流行りが変わって、買ったばかりの服が着られなくなって……というサイクルの速さがちょっと苦しく感じていました。

そんなときに、自分にとっての大切な一着に手をかけて長く着られている職人さんの姿を見て、“こちらの生き方のほうがわたしにとっては豊かなのかもしれない”と思うようになりました」
下道さんご自身が藍で染め直して着ている洋服たち。藍の状態や洗濯の回数によって、色の濃淡に差が生まれます

下道さんご自身が藍で染め直して着ている洋服たち。藍の状態や洗濯の回数によって、色の濃淡に差が生まれます

汚れてしまったTシャツやおさがりのワンピースも、藍で染め直すことで新しい命が吹きこまれます。
はじめは職人さんのところに通って藍染めについて学んでいた下道さん。移住先の千葉でも藍染めを続け、いまではワークショップの開催や染め直しのオーダーなども受けているそうです。

「ワークショップでは参加される方ご自身の服を持ってきていただいて染めることもあるのですが、実際にやってみると『次はあれも染めたい!』というお声をいただくことが多いんです。お気に入りの服でも、何度も着ているとどうしても汚れてしまうもの。綿やウールといった天然の素材なら、藍で染め直すことで色の変化を楽しみながら長く着続けられます」

長く好きでいられるものだけを身のまわりに

背の高いご夫婦で使いやすいようにと少し高めにリフォームしたキッチン。天井から吊られた棚は、夫・龍一さんのお手製

背の高いご夫婦で使いやすいようにと少し高めにリフォームしたキッチン。天井から吊られた棚は、夫・龍一さんのお手製

古民家で暮らすこともライフワークである藍染めも、共通しているのは、時間をかけて、手をかけて一つのものを大切に長く使い続けるということ。身のまわりのものも、“長く自分が好きでいられるかどうか”を基準に選んでいるそう。

「“これでいい”というよりは、“これがいい”と思えるようなものを、ちゃんと使ってあげられる数だけ持つようにしています」とお話ししてくださった下道さん。見せる収納を取り入れながらすっきりと片付けられたキッチンで、特にお気に入りのアイテムについてご紹介いただきました。
左上から時計回り:近所の方が「あなたにぜひ使ってほしい!」と持ってきてくださったという青のガラスボウル、金継ぎを自ら施したおたま&菜箸スタンド、知り合いの方手作りのコースター、厳しい製品基準からこぼれてしまった「リチャード ジノリ」の食器に「ミナ ペルホネン」がデザインを施して蘇らせた大皿、龍一さんのロシアのご親戚から受け継いだ陶器。一つ一つのアイテムに下道さんの思い入れが

左上から時計回り:近所の方が「あなたにぜひ使ってほしい!」と持ってきてくださったという青のガラスボウル、金継ぎを自ら施したおたま&菜箸スタンド、知り合いの方手作りのコースター、厳しい製品基準からこぼれてしまった「リチャード ジノリ」の食器に「ミナ ペルホネン」がデザインを施して蘇らせた大皿、龍一さんのロシアのご親戚から受け継いだ陶器。一つ一つのアイテムに下道さんの思い入れが

ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方
「千葉のクラフトマーケットで見つけた、料理中におたまや菜箸を置いておくためのもの。あまりに好きすぎて、割れてしまっても金継ぎをして使い続けています」

家族で暮らす家も、日々身にまとう衣服も、毎日使う日用品も、“これがいい”と納得できて、長く付き合えるものを選んでいるという下道さん。多くは持たず、時間をかけて大切なものを育てていくことが自分にとって心地よく、結果として無駄の少ない、シンプルでエシカルな暮らしに繋がっています。
肌ラボ®極潤®ヒアルロン液(販売名:ハダラボモイスト化粧水d)

肌ラボ®極潤®ヒアルロン液(販売名:ハダラボモイスト化粧水d)

一方で、季節の変化によってゆらぐ肌にとって“これ”というものを選ぶのは、少し難しさを感じることもあったそう。

「敏感肌なので、肌に合う、合わないが結構あって。季節や体調によっていままで使えていたものでも刺激を感じるようになってしまうこともあるので、化粧水選びはどうしても迷子になりがちです」

下道さんに一か月ほど使ってみていただいたのは、ロート製薬「肌ラボ®極潤®ヒアルロン液」。スキンケアの原点である“うるおい”を追究したシンプルな化粧水は、発売以来多くの人に愛されているロングセラーです。
ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方
「ひと月の中でも変化の大きい肌。それでも『肌ラボ®極潤®ヒアルロン液』はいつでも肌になじんでくれて、肌を健やかに保つことができました。とろみのある化粧水は、べたつかないかな?ニキビにならないかな?と不安になることも。ですが、肌にのせると全然べたつかず、肌が潤って水分を含んでいるような感覚がありました。

もの選びでもそうですが、足らなすぎても不便だし、多すぎてもなんだか過剰で自分らしくない。シンプルだけどちょうどいいというのが、長く使い続けたいと感じるポイントなのかもしれません」
微生物に分解されるバイオマスプラスチックを使用したパッケージ。当時としてはいち早くコンパクトな詰め替え用も発売したそう

微生物に分解されるバイオマスプラスチックを使用したパッケージ。当時としてはいち早くコンパクトな詰め替え用も発売したそう

「環境にいいことって、0か100か、みたいなことではないんです。自然由来の成分だけがよくてケミカルなものが悪かといったら、そうではない。便利なプラスチック製品をいきなり全部なくせばいいかというと、たぶんそれも難しいですよね。

ただ、わたしの場合だったら新しく服を買うときは藍で染め直すことができるウールや綿などの天然素材を選ぶようにしたり、繰り返し使える蜜ろうラップを取り入れてみたり、詰め替え用があるものを選んだり。すごいことをしなくちゃと思わなくても、まずは世の中にある環境にやさしい選択肢を知って、自分が自然にできる小さな選択を積み重ねることで、少しずつ暮らしが変わっていくのではないでしょうか」
シンプルなよりよい選択肢。「肌ラボ®極潤®ヒアルロン液」を見てみる

時間をかけて育む、自分にとってのエシカルな暮らし

ものを大切に、長く付き合う。心地いいエシカルな暮らしの始め方
「“パーフェクトシンプル”というのが、『肌ラボ®』が大切にしているコンセプトだとお聞きしました。心地よく感じられる暮らしの形は人によって違うはずなので、自分にとっての“パーフェクトシンプル”な暮らしが見つけられればいいのかなと」

地球もわたしも、どちらも大切に。一歩ずつ、健やかな暮らしを育んでいきましょう。
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Photo/Yuichi Noguchi