ウソみたいなホントのインテリア術!? 【後編】『改めて実感。インテリアで暮らしは変わる!』
PR:日本ペイントホールディングス株式会社
お気に入りのインテリアに囲まれて暮らしていても、なんとなく”しっくり”こない…。インテリアが好きだからこそ感じる「住まい」への違和感。それを解決するために、リビングの壁をペイントするという方法を選択した、西本さん一家。前編では、決断のきっかけとなった、家庭用のペイントを取り扱うブランド「ROOMBLOOM(ルームブルーム)」との出会いから、色選びまでをご紹介してきました。後編では、実際のペイント作業の様子から、念願のインテリアを実現した一家の、その後の暮らしの変化をお伝えします。
ドキドキ、わくわく――ペイント作業当日の朝を迎えました。
9月のある晴れた土曜日。いよいよリビングの壁をペイントする日がやってきました。事前に壁を塗る色を決め、必要な道具を一式揃え、準備を整えた状態で迎えたペイント当日。休日を利用し、西本さん一家全員でペイント作業を行います。初めてなのでどのくらい時間がかかるのか分からない…。そんな不安もあり、朝9時過ぎから作業に取り掛かりました。
ペイント作業がしやすいように、壁の前にあった家具類はすべて移動させます。なにもなくなった、ガランと広い空間にさっそく子どもたちは大はしゃぎ。
【ひとくちメモ】ペイントと気象条件の関係――どんな日に作業するのがいいの?
気温や湿度は、ペイントの乾き具合に影響を与えます。気温が低かったり、湿度が高かったりすると、通常よりも乾くまでに時間が必要。また、適度に換気も行いたいので、窓を開けたまま作業するのが辛い時期を避けるのもポイント。できるだけ快適にペイント作業を楽しみましょう。
賑やかなカラーがランダムに並んだ、〈ROOMBLOOM〉オリジナルのマスキングテープ。その可愛さから、ペイントグッズの枠を越えて、文房具として購入する方が続出するほど人気のアイテム。
ペイントをする前に必ず行う作業が「養生(ようじょう)」です。養生とは、ペイントする部分としない部分をはっきりと分け、塗りたくないところに誤ってペイントが付くのを防ぐために行います。仕上がりを左右すると言われるほど、とても大切な作業なんです。
床には新聞紙を敷き詰めます。壁の四辺をマスキングテープでトリミングしたら、マスキングテープの上から、「マスカー」と呼ばれるビニールの養生シートを貼っていきます。養生作業は、小さなこどもには難しいので、旦那様と分担して行いました。
壁の一面だけにアクセントカラーを取り入れる場合は、梁や柱の部分はペイントしないよう養生するのがおすすめ。高い部分は腕が疲れるので、椅子などを脚立にして、無理のない体勢で作業しましょう。
夫婦で協力し合い、養生作業は1時間ほどで完了!いよいよペイント作業に入ります。悩んだ末に選んだペンキの色は、少しグレーがかった落ち着いたブルー。ペイント作業がしやすい工夫がされた、専用のバケツへ、まずは1/3量ほどペンキを流し込みます。
本格的に塗り始める前に、子どもたちがハケを使って自由にペイント。壁にお絵かきをすることに初めは躊躇気味でしたが、すぐに楽しそうな表情に変わりました。
細かい部分は「ハケ」、広い面は「ローラー」を使い分けて
まずは、養生との境目部分など、気をつけて塗りたい部分を、ハケを使って丁寧に塗っていきます。
今度はローラーに持ち替えてどんどん塗っていきます。小さな子どもでもスイスイ。〈ROOMBLOOM〉のペイントは水性なので、肌についても水で簡単に落とすことができます。だから、お子さんと一緒でも安心してペイントが楽しめますね。ただし、衣服についてしまうと落とせないので要注意!汚れても良い格好を。
上下、左右とローラーを動かす向きを変えてムラがないように塗っていきます。壁紙は凹凸があるので、溝の部分まで塗料が入っていくように、軽く押すように力を加えて塗るのがきれいに仕上がるコツです。
時折、少し離れた場所から全体を見て、塗れてない部分がないかチェック。乾き始めている部分と、塗ったばかりのところでは色に差が出るのは当然なので、あまり神経質にならなくてもOK。
一通り塗ったら、1時間ほど*時間を置いて二回目の塗り作業をします。二度塗ることで、よりきれいな仕上がりになるので、時間に余裕をもって作業をするのがおすすめです。
【コラム】ペイント作業を「パーティー」にしてみない?
DIYで壁を塗り替えることが一般的な海外では、友人や仲間を誘って、お酒を飲んだり音楽を流したりしながら、パーティー感覚で気軽にペイントを楽しんでいるそうです。確かに乾くのを待つ間など、ふとした時間も楽しいひと時になりそうですね。〈ROOMBLOOM〉のペイントは、ツンとするような臭いはほとんどしないので、飲食をしながらでも大丈夫。実は、こういった「ペイントパーティー」を日本でも多くの人に知って欲しい…そんな想いから〈ROOMBLOOM〉では、「ペイントパーティーキット」の販売も行っています。また、ペイント体験を気軽に楽しめるイベントやワークショップも随時開催されています。
P.M 3:00 ペイント完了!お疲れ様でした^^
二回目の塗り作業が終わり、無事に全ての作業が完了しました!あとは、1時間ほど*乾かせば完成です。養生から完成まで約6時間。初めての体験にも関わらず、トラブルもなく、思ったよりスムーズ!?実は、色を決めに〈ROOMBLOOM〉のショールームを訪れた際、養生と塗りの基本を、スタッフさんからレクチャーされながら、少しペイント体験をしていたんです。
万が一のため多めに用意しておいた塗料。空き瓶などに詰め替えれば、また使うことができます。せっかくなら、壁とお揃いの色で、フレームなどインテリア雑貨もペイントしてみませんか?この日は、西本さんのご長男が幼稚園で制作した木製の船をペイントしてみました。
後日、西本さんのお宅を再訪しました。リビングに入った瞬間、先日とはガラッと雰囲気が違うことに気がつきます。家具も家具の配置も変わっていないのに、ペイントをしただけで、こんなにも変わるなんて…。壁にはマリメッコのテキスタイルを使って自作したという、ファブリックパネルが飾られ、ブルーの壁にとてもよく似合っていました。
「ペイント前よりも『住まい』をもっと大切に思えるようになった」
ずっとアクセントウォールにしたいという想いを温めて来た西本さん。ちょっとしたきっかけで〈ROOMBLOOM〉と出会い、自分たちの手で念願のインテリアを実現した今、以前よりもずっと「住まい」への愛着が沸いたそう。それだけでなく、“暮らし”そのものも、「もっと大事にしなきゃ」と改めて思うことができたと話してくれました。
色のイメージを見事に表現した、独特なペイントカラーのネーミング
〈ROOMBLOOM〉のペイントカラーは、それぞれの色からイメージされる、時間や場所、感情といったストーリーを持つネーミングが付けられています。今回、西本さんがリビングの壁に選んだカラーの名前は「静かな海」。眺めていると不思議と穏やかな気持ちになれるそうで、このネーミングにとても共感していると言います。自然光が射す日中と、照明下の夜とでは、お部屋の表情も変わり、それもまた海のよう。
ペイントをしてから、訪れるママ友や、お子さんの友人達も、お部屋の変わりように驚かれるそう。
最後に、ペイントについて振り返ってもらうと、色を決めることや養生作業の大変さはあったけれど、想像以上に納得のいく空間の仕上がりに、「大満足◎」と清々しい笑顔で話してくれました。あまりインテリアに関心のなかった旦那様も、家族みんなで自分たちの「住まい」に手を加えた経験が、とても良い思い出になったと、嬉しそうな表情を浮かべていました。
ROOMBLOOMが教えてくれたこと――ペイントは暮らしをより豊かにしてくれる
”暮らしを考えるための新しいペイント”というコンセプトを掲げ、自らの手で「住まい」をペイントする楽しさや喜びを提案し続けている〈ROOMBLOOM〉。インテリアで暮らしが変わるなんて大袈裟では…そう感じていた方も多かったのではないでしょうか。しかし今回、実際に目の当たりにして、改めて〈ROOMBLOOM〉がペイントを通して伝えたいことがはっきりと分かった気がします。みなさんも、ウソみたいなホントのインテリア術、試してみませんか?
ペイント作業がしやすいように、壁の前にあった家具類はすべて移動させます。なにもなくなった、ガランと広い空間にさっそく子どもたちは大はしゃぎ。