「暮らし」は住まいにあらわれる
服装にその人のパーソナリティがあらわれるように、住まいを見れば「どんな暮らしが営まれているか」分かる気がしませんか。
愛知県長久手市にあるSさんのご自宅を訪れたときに感じた、“ここで暮らしたい”と思わず口にしてしまうほどの心地よさ。その住まいには、暮らしを豊かに育んできた足跡があちこちにしるされていました。
愛知県長久手市にあるSさんのご自宅を訪れたときに感じた、“ここで暮らしたい”と思わず口にしてしまうほどの心地よさ。その住まいには、暮らしを豊かに育んできた足跡があちこちにしるされていました。
少しずつで大丈夫。「豊かな暮らし」を育むには?
Sさんがご実家の敷地の一画にマイホームを建てたのは今から約5年前。
“森の小路”を思わせるアプローチの先には、かわいらしい佇まいの平屋が現れます。屋根よりも高い木やたくさんの種類のグリーンが生き生きとした庭は、「自然」とともに暮らす安心感をもたらしてくれるよう。
“森の小路”を思わせるアプローチの先には、かわいらしい佇まいの平屋が現れます。屋根よりも高い木やたくさんの種類のグリーンが生き生きとした庭は、「自然」とともに暮らす安心感をもたらしてくれるよう。
ヒント①:植物を気軽に取り入れる
よほどガーデニングが趣味なのでしょうか…。ところが、植栽計画などは特になく「適当に植えている」とのこと。頑張って手入れをしているわけでもなく、自然のままに任せるスタンスで気負わず植物と付き合っているようです。
庭のユーカリを摘んでキッチンに生けたり、ミモザをドライにしてスワッグを作ったり。
わざわざ花屋さんに行く必要がない手軽さはもちろんですが、植物をインテリアに取り入れることがもはや“当たり前”のことになっているように思えます。
わざわざ花屋さんに行く必要がない手軽さはもちろんですが、植物をインテリアに取り入れることがもはや“当たり前”のことになっているように思えます。
ヒント②:キッチンに合わせて使いやすさを工夫する
手前に造り付けの大きな作業台があるキッチンは、窓から裏庭を望みながら気持ちよく立てる場所。料理好きの奥様らしく、使いやすいキッチンづくりの工夫が随所に見られます。
入居当時と比べるとだいぶ手が加えられ、味わいが増していることが分かります。
画像提供:クラシスホーム株式会社
窓辺のポールにはS字フックを付けてキッチンツールを“吊るす収納”に。すぐに手に取れるうえに、洗ったあとは乾きやすいアイディアです。造作棚の下はもともと食器類の収納スペースとして用意されていましたが、家族が増えたり気に入った器と出合ったりして物量が多くなった今、ファイルボックスを活用するなど“使いやすさ”を考えられた工夫に、奥様のキッチンへの愛着がうかがえます。
ヒント③:家具は気に入ったものを大切に長く使う
マイホームを建てると家具も一から新たに揃えがちですが、リビングに置いたソファは、ご結婚当初から使っていたものを以前の住まいから持ってきたものだそうです。
カリモク60のソファとローテーブル。無垢の床と外のグリーンと見事に調和しています。
一方、ダイニングセットはキッチンの造作棚を手がけた『wacstyle(ワックスタイル)』にオーダーして、新築時に作ってもらったもの。Sさんのお宅はリビングとダイニングキッチンはひとつの空間で繋がっていますが、手に入れた時期やメーカーがバラバラでも不思議と統一感があります。
どうやら、自分たちの「好き」をしっかりと軸にすることが、ぶれない空間づくりを実現する秘訣のよう。
どうやら、自分たちの「好き」をしっかりと軸にすることが、ぶれない空間づくりを実現する秘訣のよう。
ヒント④:「飾る」を意識せず、ありのままに
家中のどこを見渡しても“おしゃれ”に見えるインテリアディスプレイ。しかし、実は収納だったり色々なものを雑多に置いてあるだけだったりと「飾る」意識では特にないそう。
ご主人の趣味であるカメラが置かれた本棚には、タイトルをよく見ると児童書と大人向けの書籍が混在しています。家族一人ひとりの「好きなもの」を尊重し、ルールを決めずに共存させていることが、温かみのある素敵なディスプレイに意図せずなっているのかもしれません。
ヒント⑤:家族が自然と同じ空間で過ごせるように
もともと平屋建ての実家で育ったご主人にとって、「家族の存在が側に感じられる」ことは家を建てるときの大きなポイントでした。
自身の書斎用にと造作したデスクは、小学校と幼稚園に通う2人の娘さんの勉強机になり、パーテーションを挟んだすぐ隣ではお母さんが料理をしている。また、あるときは母娘がソファでテレビを見ているすぐ側のダイニングテーブルで、お父さんが読書をしている。そんな距離感の近い家族関係が自然と成り立っています。
独立した子ども部屋があっても、お子さんたちはリビングで過ごすことがほとんどだそう。
自身の書斎用にと造作したデスクは、小学校と幼稚園に通う2人の娘さんの勉強机になり、パーテーションを挟んだすぐ隣ではお母さんが料理をしている。また、あるときは母娘がソファでテレビを見ているすぐ側のダイニングテーブルで、お父さんが読書をしている。そんな距離感の近い家族関係が自然と成り立っています。
独立した子ども部屋があっても、お子さんたちはリビングで過ごすことがほとんどだそう。
そして、庭で繋がったご主人のご実家とも羨ましい距離感。
お互いのプライバシーは守りつつ、なにかあればすぐに助け合えます。両親が育てている畑の野菜をもらったり、最近生まれたばかりの長男を預けたり。世代を超えてコミュニケーションが取りやすい環境は、さまざまな面で暮らしを豊かにしてくれるでしょう。
お互いのプライバシーは守りつつ、なにかあればすぐに助け合えます。両親が育てている畑の野菜をもらったり、最近生まれたばかりの長男を預けたり。世代を超えてコミュニケーションが取りやすい環境は、さまざまな面で暮らしを豊かにしてくれるでしょう。
こだわって建てた家だから「育てていきたい」と強く思える
決して飾らず、ありのままに自然体で――。
なにげない日常を工夫して楽しみながら、「住まい」に手を加えてきたSさん一家が育んできた「豊かな暮らし」。
そのベースとなるおうちに愛着を強く持てるのは、きっと、夫婦お二人の「好き」にこだわって建てられたからだと、今回の取材を通して感じました。
平屋の暮らしや、壁紙ではなく卵の殻を原料にした漆喰を使うことなど、大なり小なりすべてこだわって完成した愛しのマイホーム。実は、その裏側には、ご夫婦に寄り添った家づくりをする『クラシスホーム』のやさしさがありました。
東海四県でNo.1*を誇る注文住宅ビルダーの『クラシスホーム』の家づくりには多くの“強み”があるといいます。しかし、なによりも嬉しいのは、Sさんのように“理想の暮らし”を実現に導いてくれることかもしれません。なぜならそれが、わたしたちが「住まい」に求める一番大切なことだから。
豊かな暮らしを育む「住まい」について考えるときが来たら、みなさんも『クラシスホーム』に相談してみませんか?
なにげない日常を工夫して楽しみながら、「住まい」に手を加えてきたSさん一家が育んできた「豊かな暮らし」。
そのベースとなるおうちに愛着を強く持てるのは、きっと、夫婦お二人の「好き」にこだわって建てられたからだと、今回の取材を通して感じました。
平屋の暮らしや、壁紙ではなく卵の殻を原料にした漆喰を使うことなど、大なり小なりすべてこだわって完成した愛しのマイホーム。実は、その裏側には、ご夫婦に寄り添った家づくりをする『クラシスホーム』のやさしさがありました。
東海四県でNo.1*を誇る注文住宅ビルダーの『クラシスホーム』の家づくりには多くの“強み”があるといいます。しかし、なによりも嬉しいのは、Sさんのように“理想の暮らし”を実現に導いてくれることかもしれません。なぜならそれが、わたしたちが「住まい」に求める一番大切なことだから。
豊かな暮らしを育む「住まい」について考えるときが来たら、みなさんも『クラシスホーム』に相談してみませんか?
*愛知・静岡・三重・岐阜に本社を置くビルダーで、建築条件付き土地での注文住宅除く2016、2017年度注文住宅施工棟数。㈱住宅産業研究所調べ
完成した当時(約5年前)の様子。もともと生えていた松のみで、まだ建物全景が見えます。
画像提供:クラシスホーム株式会社