丁寧な暮らしとは、コツコツの積み重ね。
よく使う小物類には定位置を作ったり、必要以上にモノが増えてきたら処分したり整理したり。どんなに収納スペースを確保していても、放っておくと知らず知らずのうちにどんどん散かってしまうものです。丁寧で快適な生活を続けるためには、日々の小さな手入れの積み重ねが欠かせません。
たとえば、お部屋に彩りを添えてくれる観葉植物。お部屋に置いてあるだけで、ふと心をなごませてくれる存在ですが、忙しくなってついつい手入れを忘れてしまうと、まるで忙しい心がそのまま反映するようにしおれてしまいます。私たちが生活する環境を快適に保つためには、モノであっても、自然であっても丁寧なメンテナンスをコツコツと積み重ねることが必要です。
それは、実はおうちの外でも同じこと。
木造建築が主で古くから林業が盛んだった日本は、国土の7割以上が森で覆われ、世界有数の緑豊かな国です。一見自然まかせのように見える森も、原生林でなく人が育ててきたものなので、間伐などコツコツとした手入れが欠かせません。昔から大切に守り育てられてきた豊かな緑は、ふとした車窓の風景やドライブの時などにも心をなごませてくれるものです。
あまり知られていない、日本の森の現状
しかし実は、外から見ると緑豊かに見える日本の森も、中に分け入ってみると管理が行き届かずに荒れてきてしまっているといいます。外国産の輸入木材におされて林業にたずさわる人も少なくなり、どんどん森が不健康な状態に。近年大雨が降った後に土砂災害が起こるというニュースをよく目にしますが、これも木や植物の「根」が山肌にしっかり根付いていないから。
子ども達が育つ学校の緑も手入れ不足に
子ども達が一日の大半を過ごす学校。校庭といえば、緑豊かなクスノキやイチョウが子どもたちを守るように囲っているのが普通でした。しかし、実は年々メンテナンスにかけられる予算が減少していて、木が茂りすぎてしまったり、逆に木を植えたくても植えられなくなってしまっているのだそうです。大切な子ども達を豊かな環境の中で育てるために、私たちができる身近なことは何でしょうか。
私たちと「緑」の接点は、ローソンにあった。
全国に約14,000店舗あるローソン。レジの脇に「ローソングループ "マチの幸せ"募金」という箱が置いてあるのはご存知でしょうか。地域の人たちに育まれてきたローソンは、公益社団法人 国土緑化推進機構を通じて毎年60校の小中学校などに対して植樹や木々の手入れ、ビオトープの設置などの学校緑化を支援しています。お店で集まった善意の一部が、地域の校庭で目に見える「緑」となって残っていく。そんな活動を、ローソンは続けているのです。
募金だけでなく、「参加」することで森の大切さを実感。
ローソンでは20年以上にわたり、フランチャイズ加盟店オーナー・店長やローソン本部の従業員などがボランティアの皆さんとともに森林整備活動に参加しています。この取り組みを通して、実際に森に入って木を植えたり間伐したりすることで、森の大切さを実感することができます。
これまでの学校緑化活動と森林整備活動の範囲は、国内外4,379箇所、面積は約7,443haにおよびます。また、植樹や間伐などの手入れをした木の本数は約1,861万本を超えています。
これまでの学校緑化活動と森林整備活動の範囲は、国内外4,379箇所、面積は約7,443haにおよびます。また、植樹や間伐などの手入れをした木の本数は約1,861万本を超えています。
※緑化面積・本数は、「ローソン緑の募金」総額及び「緑の募金」全体の活動実績から、一定の仮定のもとに試算したものです。
まずは身近な「コツコツ募金」から始めてみる。
最近では、貯まったポイントを利用してローソン店頭マルチメディア情報端末「Loppi(ロッピー)」やホームページを通じて募金できるようになり、募金方法も選べるようになってきています。いきなり植樹活動に参加するのは大変かもしれませんが、身近なローソンでまずはコツコツと募金をしてみてはいかがでしょうか。