食材を丁寧に選んで毎日手料理をしたり、スキマ時間にこまめなお掃除をしたり。日々の暮らしを充実させていくと、その先に素敵な人生が待っているはず。そう思って丁寧で上質な暮らしを積み重ねている人の中には、「そこそこの充実感は感じられるけど、何かが足りない……」そんな漠然とした悩みにぶつかる人も。

その「なんとなく物足りない」の正体、実は「手ごたえ不足」かもしれません。たとえば、ただ丁寧に過ごすのではなく、自分自身の成長実感をともなう手ごたえ。あるいは、困っている誰かの力になって喜ばれたという「貢献」の手ごたえ。

手ごたえを得ることで毎日を充実したものにしていく第一歩。それは「得意技」を身につけて、人を喜ばせること。たとえばお部屋の整理も漠然とするのではなく、きちんと「整理収納術」を身につけた上で行うと仕上がりが全然違います。基本を知るとそれをベースにどんどん応用が思いつくので、整理収納がクリエイティブな作業になります。また整理収納にアタマを悩ます人は多いので、友だちのお部屋にひっぱりだこの存在になれるかもしれません。

得意技を発揮することは楽しいものですが、それならばなるべく毎日行うことを得意技にしてしまうという発想も。たとえば「料理」。母親から学んだ料理やレシピサイトでなんとなく料理をするのではなく、ちゃんと「食」についての原則を学んでおく。するとこれからの毎日の料理時間が、新しい工夫と発見に満ちたクリエイティブな時間になります。
「食育」という言葉もあるように、正しい食事は健全な心と身体を作り上げてくれます。さらに、料理を通していつも新しい工夫を忘れない姿勢を見せることで、子ども達にも創意工夫の大切さを「背中で」さりげなく伝えることもできます。

「医食同源」という言葉もあるように、家族の元気のモトは食物の栄養素。みんなの顔をみながら、今摂るべき食材をさりげなく献立に取り入れたり、体調を崩していたら薬膳料理を作ってみたり。しっかりとした栄養の知識があれば、愛情だけでなく栄養面からも家族を応援することができます。また、美容と食生活には密接な関係があるので、自分自身も内面から美しく素敵になることができます。

みんなが関心のあることを得意技にすれば、話題の中心になることができます。女性が大好きなスイーツだって、歴史があって実は奥が深い食べ物。これからの女子会をもっと楽しむために、「スイーツコンシェルジュ」の資格に挑戦してみるのも面白いかもしれません。たとえばユーキャンなら在宅受験で資格がとれるので働きながらでも安心。これで一生スイーツのスペシャリストとして女子会を楽しめますし、プチ料理教室で友人に教えてあげれば喜ばれます。

今やお金を払ってでも海外ボランティアをする時代。誰かに貢献する、という「手ごたえ」が実は生きがいそのものだということに多くの人が気づきはじめています。「なんとなく物足りない……」そんな小さなうずきを心に感じたら、まずは身につけたい「得意技」をユーキャンの講座の中から探してみましょう。150を超える幅広いジャンルの講座を取り揃えているので、きっと自分に合うものが見つかるはずです。