夏も終わりに近づき、この数か月で浴びた紫外線のケアに力を入れたいところ。ケアコスメは数多く出ていますが、自分に合うアイテムを選びたいものです。たとえば、定番のナチュラル系コスメ。お花や植物の持つ力を活かしたコスメで肌をととのえられるのは、ナチュラル派さんにはうれしいですよね。

「花の女王」ともいわれるバラは、数多くのコスメに使われている花のひとつ。肌の鎮静や保湿を助けるほか、そのやわらかな香りにはストレスを和らげる効果があるともいわれています。日々のケアに取り入れると肌も心も癒してくれるバラは、大人の女性にぴったりの植物なんです。

もっとバラの恵みを多くの人に知ってもらいたい…そんな想いから、バラだけを育てている農場が埼玉県深谷市にあります。こちらでは農薬を一切使っていないので、バラはそのまま食べられるんだとか。
「食べられるほど安全だからこそ、肌に塗布しても安心。バラの魅力をたくさんの人に知ってもらいたいです」、この農場を営む『ROSE LABO』の田中さんは言います。
「肌に塗布することで鎮静作用や保湿効果が得られ、経口摂取することでビタミンCなどの紫外線ケアに必要な栄養素が取り込める。そんなバラを使ったアイテムは、この季節にぜひ試していただきたいです」

そこで今回は『ROSE LABO』さんと一緒に、初秋にぴったりの紫外線ケアを考えてみました。塗ったり食べたり…さまざまな形でバラを取り入れて、自分をケアする方法をご紹介します。

まだ暑さの残る朝。ぼんやりしたお肌と気持ちを目覚めさせるために使いたいのが、オイルミスト「ナチュラルレインR」です。たっぷりのローズウォーターとスクワランオイルが、肌の内側から輝くようなしっとりつや肌に導きます。2層式なので、シェイクしてから使いましょう。

紫外線を受けた肌は乾燥しがちなので、小まめに水分補給を。ミストを手にとって、寝ている間に乾燥した顔にON。てのひらで温めることで、肌への浸透力が高まります。はなやかなバラの香りに包まれて、ハッピーな気持ちになるはず。こちらのミストは、顔だけでなくデコルテや髪の毛など、全身に使えます。オイルはべたつきを抑えた処方なので、たっぷり吹きかけてもベタつかず、肌がしっとりとうるおいます。

朝ごはんには、ビタミンCを含んだバラの花びらをたっぷり使ったジャムを。深い紅色は、たくさんのバラを煮込んで色素を出している証拠。ほんのり酸味が感じられる上品な味わいで、白砂糖や合成着色料は一切使っていません。ベリーを合わせたタイプも販売されています。

朝ごはんに取り入れるなら無糖ヨーグルトに加えたり、バゲットにのせたりするのがおすすめです。バラに含まれているビタミンは肌の基礎力を上げてくれ、美肌をかなえるために不可欠な栄養素。毎日の習慣にして、体の中から透明感あふれる肌づくりを始めてみては。

昼下がりには、夏摘みのセカンドフラッシュを使用したダージリンと、バラをブレンドした紅茶でほっと一息。紅茶のさわやかさと、バラのふくよかな香りがなんともいえない贅沢な気分にさせてくれます。体にしみこませるよう、ゆっくり味わって飲んでみてください。

香りのよいバラの紅茶は、お客さまが来たときのおもてなしにもピッタリ。テーブルが一気に華やぎます。
先ほど紹介したバラのジャムとあわせる飲み方もおすすめです。ジャムをスプーンで1～2杯ほどすくって紅茶に浮かべれば、バラの花びらが舞うロシアンティーに。

1日の終わりは、さっぱりした気持ちで過ごしたいもの。「ナチュラルオフバームR」は、紫外線でダメージを受けた肌をいたわりながら、1日の汚れと疲れをスッキリ洗い落としてくれるクレンジングバームです。バラのほかにも植物オイルなどの天然成分がたっぷり入っていて、使うたびにツヤ肌へと導いてくれます。

マスカット1粒大のバームを顔全体に広げ、指の腹を使ってやさしくメイクと馴染ませましょう。厚みのあるテクスチャーで摩擦によって肌を傷つける心配もないため、マッサージしながらのクレンジングもおすすめです。うるおいは保ちながらすっきりと汚れを落としてくれるので、W洗顔が不要なのもうれしいポイント。紫外線によって敏感に傾いた肌にもやさしい使いごこちのアイテムです。

無農薬にこだわり、栽培・開発・出荷まで一貫して行っているからこそ、安心して外からも中からもケアができる『ROSE LABO』のプロダクト。たっぷりのビタミンをとることで、ダメージを負ってしまった肌もいち早く調子を取り戻せるはずです。秋に向けて、この夏に受けた紫外線ケアをこれから始めてみませんか？