[左から]ブラン クレンジング クリーム、ブラン ミルキィ ソープ
とろけるような心地よさで、メイクやよごれを落とす「ブラン クレンジング クリーム」と、やさしい泡でキメ細やかに洗い上げてくれる「ブラン ミルキィ ソープ」。うるおいを残しながらもすっきりと洗い上げてくれるクレンジングと洗顔料は、乾燥が気になるこれからの季節にもうれしいですよね。
「ブラン」アイテムの原料「米ぬか」。その元となる「白神産あきたこまち」とは、どんなお米なのでしょうか。「きれいの元」をもっと深く知るために、IGNISの指定農家へお話を聞きに行きました!
「白神産あきたこまち」生産者の桐越強さん。やさしい笑顔でインタビューに答えてくれました
桐越さんが栽培している水田は、全体でなんと約27万㎡!東京ドーム7個分の広さです
お話を伺ったのは、この道30年以上の桐越強さん。桐越さんは農薬や化学肥料を極力使わない特別栽培米の生産も行っており、IGNISはそこからとれた米ぬかのみを使用しているのだそう。この特別栽培米「白神産あきたこまち」にはどのようなこだわりがあるのでしょうか。
「普通の栽培は3.3平米(1坪)に苗を80株くらい植えるんだけれども、ここの場合は50株しか植えない。苗の間隔を充分に空けることで、ゆっくりと幅広く栄養を摂ることができるんです。栄養がうまく行き渡らなかった稲には、『乳白米』といって不透明な米が混じるんですが、うちの『白神産あきたこまち』にはそういったものがまず出てこない。自然の恵みを充分に受けているからなんじゃないかな。それに、ここはとにかく水がきれいなんですよ。沢水だからやっぱり水も冷たいんだけれども、真夏の暑いときには冷たい水が田んぼに良いんです」
「いや、まさか米ぬかを化粧品に使うとは(笑)。でもいろいろ話を聞くと、女性の方は昔から米ぬかを肌に使っていたらしいからな」
桐越さんも太鼓判を押す米ぬかのチカラ。それが元となる特別栽培米の「白神産あきたこまち」は、桐越さんの長年の知恵と知識、そしてたっぷりの愛情をこめて、大切に育てられていました。
「当時、エステティシャンの友人が『日本人の肌は、触ったときの質感から世界の中でも特にきれい』と話していたんです。その言葉が印象に残っていたのですが、今度は別の友人がお米や小麦を食べないローカーボダイエットを始めたんです。しばらくたって、痩せたとうれしそうにしていたのですが、同時に『肌がカサカサになった気がする』と聞いて。その瞬間、私の中で二人の友人の言葉がピタッと重なったんです。『もしかしたらそこに何かあるのかもしれない』と、お米について色々調べていると、昔の女性たちの米ぬか美容に着目しました。ものがない中で、試行錯誤の中みつけだした美容法、というのが素晴らしいですよね。身だしなみとか義務だけではなく“私の美容”として楽しみながら取り入れていたところも、現代とすごく共通するところがあるな、と思い着目したのがはじまりです。
ただ、私も昔の美容法を試したのですが、すごくやりづらいんですよ(笑)。ブラッシュアップされていないので、米ぬかですべてをお手入れすることは結構手間がかかる。そこで、昔の人が大事にしていたエッセンスを現代の女性が簡単に使えるように、と開発したのが「ブラン」アイテムなんです」
「普通のお米は、食べる部分に油分やビタミン、アミノ酸などのうまみを凝縮させるのですが、『あきたこまち』は皮も含めたお米全体にうまみがあるんです。皮の部分にもいいものがたくさん入っていて、本当に優秀なお米だと思います。白神山地のふもとにある自社の畑とご近所だった縁もあるのですが、作っているお米を実際に見れるということと、桐越さんの作物に対するお気持ちにも、すごく共感するところがあり『白神産あきたこまち』の米ぬかを使用しています」
「米ぬかには、質のいいうるおい成分が豊富に含まれているということ。それを感じていただけるものとして、まず『ブラン クレンジング クリーム』を発売しました。「落とす」だけではなくしっとり、柔らかい肌に。『ブラン ミルキィ ソープ』は、米ぬかエキス※を乳液に入れ込んで洗顔成分をブレンドすることで、独自のしっとり感と肌あたりのやさしさを体感してもらえると思います。米ぬかって簡単にいうと、『汚れを落とす』ということが素材としての一番の特徴だと思い、IGNISではそれを活かせるものにしか入れていないんです。肌を磨くものとして、ぜひ皆さんにオールシーズン使っていただきたいですね」
※コメヌカエキス(保湿)
IGNISでは、ほかにも新製品や嬉しいキャンペーンなども実施中!ぜひお近くの店頭へ足を運んでみてくださいね♪
「米ぬか」とは、玄米を精白するときに出る外皮の部分。私たちが食べている「白米」になる時点では捨てられてしまうものですが、外皮の部分にこそお米の栄養がぎゅっとつまっているんです!
白米を食べることが一般的になった江戸時代ごろから、日本の女性たちは「米ぬか」を美容のために使用していました。米ぬかで肌を磨いたり、米のとぎ汁で顔を洗ったり……。当時の浮世絵にも、銭湯に「ぬか袋」を持ち込み、体を洗う女性たちが描かれています。米ぬかには、よごれを取り除くと同時に肌本来が持つ“うるおいを保つ”脂質に似た働きがあるといわれているため、古くから日本人女性のスキンケアに取り入れられてきたのです。