美容ライター・大塚真里さん
雑誌『オレンジページ』の編集者として勤務したのち、独立。多くの女性誌の美容ページなどで活躍中。キメ細かく透明感のあるお肌の持ち主。趣味は料理・編み物
「肌のためにというより、昔から料理が好きでした。週末に材料を買って、炒めたり蒸したりするだけの簡単なものですが、自分で作るようにしています。肌のお手入れはすごく大事ですが、体は食事からできているので、肌の質感も食べたもので変わってくるものだと思い、大切にしています」
「保湿こそ自分の肌に合ったものを使うのが大事ですね。乾燥しやすい人はクリームやオイルを塗ってちゃんとうるおいを与えないとダメだし、反対にオイリー肌な人や保湿しすぎるとニキビっぽくなってしまう人はもう少し軽めのアイテムでお手入れするなど、保湿で調子が悪くならないように自分の肌タイプを把握してアイテムを選ぶことが大切です!」
「もったいないからといってメーカーが提唱している適量を守らずにちびちび使うのはNG。せっかくケアしても思ったような効果が出なかったり、ケチると自分の肌に返ってきてしまいます。もったいないと思う気持ちも分かりますが、自分の肌って一枚しかないし一生モノ。服を買うのを少し我慢して、自分の肌にも惜しまず投資してあげて」
[左から]エモリエント ネイチャーミルク、エモリエント ネイチャーウォーター、エモリエント ネイチャーマッサージ、エモリエント ネイチャーマスク
「夏のあとの乾燥しやすい肌には、コクのある保湿アイテムがおすすめ。でも、IGNISは保湿アイテムだからといって重すぎないんですよね。ちょっとトロッとしてても、つけるとすごく肌になじんでいくような。決して肌の上にベタベタ残らず、ちゃんと潤うのにおさまる感じが、使う人の心地良さを考えて作られているなって思います。重いものが苦手な私でも使えるんです」
「全アイテム共通ですけど、やっぱりこの香りが好き。心が満たされますよね。最初に知ったときは、まだあまりこういう植物っぽい香りのコスメってなくて、すごく新鮮でした。アイテムもいろいろ種類があるので、乾燥するときも湿度が高いときも、季節に合わせて年間で気持ちよく使うことができる。あとは、たとえば今20代の人が大人になってもアイテムが豊富だから、いくつになってもIGNISとずっと一緒に生きていけるというか。洋服って卒業するブランドが沢山あるし、化粧品も年齢によってチェンジしていかなきゃいけないけど、IGNISはブランドを好きなままずっと大人になっていけるのがとても素敵だと思います」
左は岳岱自然観察教育林内にある、通称「400年ブナ」。白神のシンボルとされ、樹齢400年を越える大木は圧倒的な神々しさ。白神山地では美しい川や滝、森を目にすることができます
[写真左]小平さん:入社15年。東京の本社と白神研究所を行き来しながら白神研究所の運営を担当している。現地チームの頼れる存在。
[写真右]伊藤さん:秋田県出身。白神研究所に興味を持ち入社。最初に常駐スタッフとして採用されたパイオニア。白神研究所に勤務して5年目になる。
全部で約3万㎡の広大な畑。ヨモギ以外にも、さまざまな植物が栽培されているんです
白神研究所スタッフの髙橋さん。県内の高校の生物資源科を卒業後、入社。慣れた手さばきでヨモギの収穫を見せてくれました
IGNISでは土起こしから収穫までをすべて自社の研究員がおこなっています。研究員以外にも、本社スタッフ、全国の販売・営業スタッフなどが研修を兼ねてヨモギの収穫に参加することもあるのだとか。すべては「植物の力を最大限に引き出し、お客様にきれいになっていただきたい。そして、作っている人の顔が見える原料を永続的にお客様に届けていきたい」という想いからこうしたものづくりを続けています。
畑に畝(うね)を作り、ビニールを張ったあとに穴を開け、株分け*したヨモギを土と一緒に植栽。植物がどれくらい大きくなるかを考え、間隔を空けて植えていきます
* 植物の親株から子株を分けて移植すること
枯れたり、傷ついている葉を丁寧に除去し、元気な葉だけを収穫。商品によって収穫時期を変えている植物もあるのだとか。無農薬で育てているため、除草などもすべて手作業。虫なども見落とさずに取り除いています
膨大な量のヨモギを、一枚一枚ていねいに洗います。洗浄が終われば水気を落とし、専用の棚に並べて乾燥。気温や湿度、時間など最適な管理環境が日々研究されているんです!
「町には廃園や廃校を再利用している施設がいくつかあって、素晴らしいな、と。私たちが研究していく分にはサイズ的にも充分で、可愛らしいから愛着も持てるだろうと、ここを借りることに決めたそうです。弊社が使わないということになれば、もう取り壊すという状況で、『ちょっと待って!』というくらいのタイミングだったと聞いています(笑)。ご縁ですよね」(小平さん)
「この保育園もそうですが、地域の人には農業の面でサポートをしていただいたり、とにかくいろいろお世話になっておりまして。当初は町の人も『どういう会社なの?』と疑問もあったと思うので、地元の人やここの卒園生も招いて交流会やイベントを開催しました。町のイベントには積極的に参加させてもらって、自社研究所の活動をご紹介させていただいています。今ではいろんなところで声をかけてもらったりして、すごくうれしく思っています」
「私はもともと秋田の県立大学で地域おこしや農業経済を専攻していて、『白神研究所』の取り組みを知ったんです。無農薬栽培をしてハーブを化粧品に配合しているという、ものづくりにこだわっているところがいいなあと思って。入社当時は栽培に関してはほぼ素人だったので、『お花畑が広がっていてきれいなんだろうなあ』と思っていましたが、想像以上に体力を使う現場でしたね(笑)。除草剤や農薬も使わないので雑草がすぐに生えてきてしまったり、実際にやってみると想像と違う部分がたくさんありました」
「現場の仕事は目の前にあるのが植物だけなので、商品になるという最終地点までギャップがあるんですよね。でも、この過程の最後には、化粧品を大事に使ってくれる人たちがいるということを現地の若いメンバーにもよく話しています。これからもお客様のことは常に忘れずに、原料の研究をしていきたいと思っています」(小平さん)
IGNISでは、ほかにも新製品や嬉しいキャンペーンなども実施中!ぜひお近くの店頭へ足を運んでみてくださいね♪
秋到来!夏の間のダメージで、いつも以上に乾燥が気になるこの季節。世の中に保湿アイテムは星の数あれど、何を使っていいのかわからない……という人も多いのでは?そんなときは、きれいな人をお手本にするのが一番の近道!今回は、数々の女性誌や美容雑誌の記事を手がけてきた、美容ライター・大塚真里さんに、「保湿のポイント」と、この秋使えるアイテムを教えてもらいました♪