おうちで食べる食事って、どうして美味しく感じるんだろう…
子どもの頃に食べた、お母さんの手料理や、大人になった今、自分で作る食事――特別なことは何もしていないのに、いつだって「美味しい」と感じませんか?おうちで食べると、なんでもない食事でも、そう思えるのはなぜでしょうか。
もしかして、自分や家族が食材を選んでいる「安心感」から…?
外食と違い、手作りの食事は、食材を用意するところから調理まで、すべて自分や信頼できる家族の目が届いています。スーパーなどで食材を買うときには、無意識に、自分なりのこだわりやポイントで選んでいる方も多いのでは。もしかすると、“ウチのごはん”が美味しく思えるのは、「安心」して食べられるからなのかも…。
人気料理家・ちょりママさんと、『マクドナルド』。まったくタイプの異なる二者に、 「食材選び」について聞いてみました。
そこで気になる、みんなの「食材選び」。今回は、主婦であり人気料理家でもある「ちょりママ」さんと、言わずと知れたファストフードチェーン『マクドナルド』の品質保証を担当する小山郁さんのお二人に、「食材」をテーマにお話をしていただきました。
子育てをする主婦であり、食のプロでもある「ちょりママ」さんの食材選びは?
ふだんの買物は、「もっぱら近所のスーパー」と話す、ちょりママさん。青果なら、栄養価が高くて美味しい『旬』のものを、お肉やお魚は、なるべく新鮮なものを選ぶよう心がけているそう。
「産地の表示もひとつの安心材料になりますね。特売品でもその点は気にして判断しています。」
また、調味料などの加工食品は、原材料表示もしっかり見て比較検討をするそうです。
「例えば、同じもので複数種類があるときは、含まれているものが少ないほうを選びます。なるべく必要最小限でできているもの。余計なものはいらないと思っています。」
家族を気遣い、安心して美味しいものを食べてもらいたい――そんな想いが感じられる、ちょりママさんの食材選び。共感をする方も多いのではないでしょうか。
また、調味料などの加工食品は、原材料表示もしっかり見て比較検討をするそうです。
「例えば、同じもので複数種類があるときは、含まれているものが少ないほうを選びます。なるべく必要最小限でできているもの。余計なものはいらないと思っています。」
家族を気遣い、安心して美味しいものを食べてもらいたい――そんな想いが感じられる、ちょりママさんの食材選び。共感をする方も多いのではないでしょうか。
国内約2,900店舗!多くのお客様に食事を提供している『マクドナルド』の食材選びは?
小山郁さん…日本マクドナルド株式会社クオリティアシュアランス部所属。国内のマクドナルドで提供される食材の品質保証を担当している。
一方、ファストフードチェーン国内最大手の『マクドナルド』。子どもから大人まで、誰もが一度は口にしたことがあるのでは。毎日多くのお客様が食べる、その食材は一体どうやって選ばれているのでしょうか。
「マクドナルドには、グローバルで定められている品質基準があります。マクドナルドに納めていただく原材料の野菜生産者や畜産農場、そして、加工工場には、マクドナルドが定めた様々な品質基準に基づいて品質管理を行っていただいております。」
「マクドナルドには、グローバルで定められている品質基準があります。マクドナルドに納めていただく原材料の野菜生産者や畜産農場、そして、加工工場には、マクドナルドが定めた様々な品質基準に基づいて品質管理を行っていただいております。」
農家や農場と二人三脚。「信頼関係」で成り立っている
聞けば、その基準は、衛生管理など品質に関わることから、労働環境のチェックまで、多岐に及ぶそうです。ちょりママさんから「視察はしているの?」と聞かれ、「国内外にあるサプライヤーに監査や訪問をしているので、同じ部署のメンバーは、オフィスに“いない”状態が多いんです」と小山さん。
マクドナルドにとって、食材を供給してくれているサプライヤーは欠かせない存在。監査だけでなく、新商品の原材料の品質についての打ち合わせを行うなど、頻繁に現地へ足を運び、コミュニケーションを重ねているそうです。これには、ちょりママさんも「信頼関係が大事ですもんね」と深く頷いていました。
「そして、もうひとつ。毎日多くのお客様に食べていただいているので、それだけのボリュームを安定した品質で供給できるか、という点も、マクドナルドがお取引させていただいているサプライヤーとしては重要な要素になります。」
マクドナルドにとって、食材を供給してくれているサプライヤーは欠かせない存在。監査だけでなく、新商品の原材料の品質についての打ち合わせを行うなど、頻繁に現地へ足を運び、コミュニケーションを重ねているそうです。これには、ちょりママさんも「信頼関係が大事ですもんね」と深く頷いていました。
「そして、もうひとつ。毎日多くのお客様に食べていただいているので、それだけのボリュームを安定した品質で供給できるか、という点も、マクドナルドがお取引させていただいているサプライヤーとしては重要な要素になります。」
『マクドナルド』は安心??
お子さんがマクドナルド好きで、ご家族で利用されることも多いという、ちょりママさん。そんなお話をしながら、これまでマクドナルドに対して感じていたことを、小山さんに聞いてみることにしました。
ちょりママさん「いつも、美味しいなぁと思って食べてはいるんです。でも、これだけ大量な食品を管理するのは相当大変だろうし、食材からお店で提供されるまでの過程は、やはり気になるところ。“100%”をアピールしているのを見ても、メディア向けに煽っているのでは…と、どこか疑念を抱いてしまう部分は正直あります。」
小山さん「マクドナルドには、昔から、その品質や安全性について様々なウワサが飛び交っていました。実際、僕も子どもの頃から聞いてましたし(笑)。今でも多くのお客様の頭にあると思います。でも、それは本当のことではない。であれば、自分たちが実施していることを、正しく伝えるべきだと強く思っています。」
小山さん「マクドナルドには、昔から、その品質や安全性について様々なウワサが飛び交っていました。実際、僕も子どもの頃から聞いてましたし(笑)。今でも多くのお客様の頭にあると思います。でも、それは本当のことではない。であれば、自分たちが実施していることを、正しく伝えるべきだと強く思っています。」
“ありのまま”を見せる!マクドナルドのホームページ
マクドナルドのホームページでは、各メニューのアレルギーや栄養についての情報だけでなく、ポテトやビーフパティといった各食材が、産地からお店に届くまでの「道のり」を紹介しているコンテンツがあります。実際の生産者や工場の方が出演し、動画や写真で分かりやすく伝えてくれています。
当たり前のように暮らしの中に存在しているものを、わざわざホームページまで見てみようと思う方は少ないかも知れません。でも、「見せることによって、信頼・安心してお召し上がりいただきたい」と小山さんは想いを語ります。
家庭では真似できない「100%ビーフ」のすごさ。
国内の工場で加工されたビーフパティは、お店の専用グリルで冷凍の状態から僅か38秒間で焼き上げます。一気に両面から加熱調理するので、旨味を逃さず、ビーフの美味しさがそのまま味わえるそう。
ちょりママさんも一番のお気に入りメニューだという、ハンバーガーに使われているビーフパティは『100%ビーフ』と大きく謳われています。100%ビーフというのは、どういうことなのでしょうか?
つなぎも使わない!?「牛肉だけ」にこだわる。
小山さん「マクドナルドのビーフはほとんどがオーストラリア産(一部ニュージーランド産を使用)。鮮度を保つために冷凍された状態で日本に入ってきます。そして、日本の加工工場で、ビーフの旨味を逃さない、特殊な技術を使って解凍します。その後ミンチにして成型をし、再度冷凍をしてお店へ。ほんとうに、それだけなんです。だから、添加物のようなものも一切使っていないですし、つなぎも使っていません。」
「そうなんですね!?」
と、つなぎすら使っていないことを知り、ちょりママさんはとても驚いた様子。そして、何かに気がついたようです。
ちょりママさん「マクドナルドのハンバーガーを食べると、“何かが違う”と思うんですよね。お肉の味がするというか。やっぱり余計なものが入っていない、生粋のもので出来上がっているからなんですね。」
小山さん「マクドナルドは100%ビーフの味なので、そこには、とてもこだわりをもっています。」
「そうなんですね!?」
と、つなぎすら使っていないことを知り、ちょりママさんはとても驚いた様子。そして、何かに気がついたようです。
ちょりママさん「マクドナルドのハンバーガーを食べると、“何かが違う”と思うんですよね。お肉の味がするというか。やっぱり余計なものが入っていない、生粋のもので出来上がっているからなんですね。」
小山さん「マクドナルドは100%ビーフの味なので、そこには、とてもこだわりをもっています。」
主なビーフの産地である、オーストラリアにある農場。家族で経営している広大な農場で、牛たちは自然が育てた牧草のみを食べ、のびのびと育っています。
ちょりママさん「家庭でハンバーグを作るときも、家族から牛ひき肉をリクエストされるんです。でも、お財布の事情もあるじゃないですか(笑)。だから、結局は合挽きを選びますけど、やっぱり牛肉は喜ばれますね。」
マクドナルドのビーフパティを使って、ちょりママさんが“ウチのごはん”を作ってくれました。
家庭では、つなぎを使わずに作るのはハードルが高いため「牛100%」はとても無理…。そう嘆く、ちょりママさんに、マクドナルドのビーフパティを使って、“ウチのごはん”を特別に作ってもらいました!
■パティと野菜のグリル
ビーフパティと輪切りにしたトマト、玉ねぎを耐熱皿に並べ、岩塩とオリーブオイルをかけオーブンで焼く。パティに火が通ったら、粗挽きこしょうをふり、お好みでバジルを添えて完成。
シンプルに野菜と一緒にグリルするだけで、特別感のあるご馳走に!「ビーフ100%」ならではの美味しさがたっぷりと堪能できて、ご家族からも大好評だったそうです。
「安心」して食べられる。だから美味しい。
家族に安心して食べてもらいたい想いで食材選びにこだわる、ちょりママさん。そして、お客様に安心して食べてもらいたい想いから、食材に“とことん”こだわるマクドナルド。立場や規模は違っても、その「想い」は同じでした。私たちが“ウチのごはん”を美味しいと思うのと同様に、その安全性を知り、安心して食べることができるマクドナルドでは、他店ではない美味しさを味わえるのではないでしょうか。
ちょりママ(西山京子)さん…料理家。“子どもも大人も一緒のごはん”をコンセプトに、簡単で手軽なアイディアレシピを考案している。ブログ『ちょりまめ日和』運営。私生活では女の子と男の子の二児のママ。