シンプルで洗練されていて、満ち足りている──、北欧のひとたちの豊かな暮らしは、いつだって私たちを魅了します。

北欧のひとたちの心地よくじゅうぶんな暮らしぶりを表す言葉に、デンマークの「ヒュッゲ」があります。それは人々の暮らしに深く根付いていて、眠るときの環境づくりにも当然活かされています。デンマークで最も愛用者の多い寝具メーカー「NORDIC SLEEP（ノルディックスリープ）」の日本法人・PRの鈴木さんに、そんなデンマークの人々が実践する“睡眠の知恵”について聞いてみました。

「睡眠の質を上げるためには、まず体内時計を整えることが大切です。決まった時間に寝て、決まった時間に起きることで、睡眠の質を最適化させて、疲れも取れやすくなるそうですよ」（Nordic Sleep Japan・鈴木さん）。

「デンマークの人々は、ベッドの上は『常にリラックスするべき場所』と考えています。PCやスマホはなるべくベッドで使用しないなど、脳に『ベッドは眠るための場所』と印象づけるようにしている人も。また睡眠ホルモンである『メラトニン』は暗い状態でより多く分泌されるため、眠る前から部屋を暗くしたり、テレビの光を避けたりと、工夫をしているそうです」（Nordic Sleep Japan・鈴木さん）。

「質のよい睡眠を得るために、寒すぎず、暖かすぎずな室温を保つことも大切。寒いと思われがちなデンマークですが、室内は18℃前後に保たれ、眠るときは毛布を使わない人も多いんだとか。また適度な保温性・通気性のある、心地よいお布団を選ぶことも、ヒュッゲな睡眠につながるようです」（Nordic Sleep Japan・鈴木さん）。

睡眠にもたくさんの知恵を持ち、もちろん寝具にもこだわるデンマーク人に愛されてきた「NORDIC SLEEP（ノルディックスリープ）」は、デンマークの技師 ラース・E・フォスさんが始めたブランド。彼は、撮影用の人工雪を作る仕事に従事しており、あるとき「この人工雪を枕や掛布団にしたら…」と思いついたんだそう。ノルディックスリープの製品は今でもすべて、デンマークのスキーベという小さな街で作られています。

ノルディックスリープでは、北欧流の豊かな眠りを世界中のひとに届けたいという思いで、「WINTER」「SUMMER」など、季節の名がつけられた4種類の掛布団（デュベ）を作っています。そのなかで、春の日本の気候に最適なのが「ノルディック スリープ デュベ スプリング」。推奨室温が20℃前後とされるお布団です。

掛布団の中身に含まれる「フォスフレイクス」という中の詰め物。創業者のフォスさんが人工雪から着想を得たこの素材は、詰め物の間に空気を取り込み、復元力に長けているため、繰り返し使用してもへたりにくいんです。この時季、汗をかくと布団にも湿気がこもってしまいがちですが、空気を取り込んだデュベは、体の周りにある空気を循環させてくれるので、一晩中涼しく乾いた環境をつくってくれます。

干したて、洗いたてのお布団で眠ることはとても気持ちいいもの。ノルディックスリープの製品はすべて、毎日お洋服を洗濯するのと同じように、おうちでのお手入れが可能。洗濯機で洗い、低温設定の乾燥機で乾かすことができます。乾燥機でお手入れすることで、デュベのふわふわ感・ボリューム感をキープできるのもうれしいところ。乾燥機がない場合でも、他の洗濯物と同じように、吊るして干して乾かすことができるので安心！通気性がよいので早く乾くのも楽ちんです。
デュベの表面に使用した生地はダニ通過率ゼロ、ホコリも出にくい素材。60℃のお湯を使用して洗濯することで、表面のダニなども駆除でき、アレルゲンの心配もありません。

ノルディックスリープの製品はすべて、日本国内の規定よりはるかに安全基準の高い「エコテックスⓇ」の基準を満たしています。有害物質を使わないものづくりをすることで、消費者にも優しく、生産に携わる人や環境にも優しい世界を実現しているそう。今話題の「サスティナブル」なものづくりを支持することは、自分たちの未来への投資にもつながりそうです。

ノルディックスリープのデュベは、それぞれ推奨室温の違う「SPRING」「SUMMER」「AUTUMN」「WINTER」の4種類。すべて、シングル・ダブル・クィーンの3サイズ展開です。暮らしている環境や好みによって選べるので、自分が心地よいと感じる温度で眠ることができます。

心地よい環境づくりにこだわる「北欧流」の睡眠。お部屋をリラックスできる環境に整えつつ、掛布団にも注目してみてはどうでしょうか。春は何かと慌ただしく、気が張る季節。ぐっすり眠れるお布団で気持ちよく眠って、毎日元気に過ごしましょう。