「午後から天気は下り坂。外出には折りたたみの傘など雨具が必要です」
こんな天気予報を聞いたとき、みなさんはどんな靴を選びますか？不安定な気候のときだって、いつもと同じようにおしゃれを楽しみたいですよね。
今回は、これからの時季に増えてくるであろう足元コーデのお悩みを解決する、ファッションエディターが厳選した“技あり”シューズをお届けします。

スタイリストさんのご指名が多い、日本製のシューズブランド「moumoune（ムゥムゥヌゥ）」。大人のワードローブに相性のよい、上品できれいなパンプスやサンダルを多く展開しています。驚くのはその履き心地と快適さ。柔らかなレザーが足を包み込み、裏材のクッション性の高さはもちろん、中敷きには抗菌加工を施された蒸れを軽減するヌメ革を使用。ファッション性と機能性を両立した注目のブランドです。

誰しもが一度は憧れた赤いメリージェーン。ムゥムゥヌゥのデザインは、少女のような気持ちを思い出させてくれる愛らしい佇まいはそのままに、大人世代にもすんなりなじむようにアップデートされています。
甲のカッティングが足をきれいに見せ、歩きやすくスタイルアップがかなう程よいヒール。さらにストラップの金具にゴムが付いているので、ベルトを外さなくても脱ぎ履きらくちん。歩行時にもゴムが伸び縮みするのでベルトのストレスから解放されます。

ぺたんこ靴の、足の裏が痛くなるイメージを覆す、柔らかな羊革を使用した履き心地抜群のバレエシューズ。深めのカットラインで、履き口にはシリコーン素材のゴムが施されており、甲にぴたりとフィットしてくれます。
上質なレザーが伝わるシンプルなデザインで、足元をパッと明るくしてくれる潔いホワイト。通勤時はもちろん、ファッションのテイスト問わず相性よくまとめてくれるので、週7で使える優秀アイテムです。

梅雨シーズンのシューズを語るうえで、やっぱり外せない「Blundstone（ブランドストーン）」。キナリノでもすっかりお馴染みのオーストラリア発の老舗ブランドで、機能性に優れたシューズを多く展開しています。ハイカットのサイドゴアブーツが定番ですが、隠れた名品のローカットや、この春登場したクロッグシューズなど、これから出番が増えそうな注目の2型をピックアップ。

ブランドストーンを代表するORIGINALSシリーズのローカットは、湿度と気温の高い日本の夏でも履きやすいようにと2019年に日本限定商品としてスタートしたアイテム。シーズンレスに使いやすいということもあり、今では世界中で愛される定番商品になりました。
ハイカットよりも長さが5,6cm短いのでブーツの着脱がしやすく、暑苦しく見えないので一足あれば通年使えてデイリーにスタイリングできるのもポイント。衝撃吸収性の高いクッションも搭載されているので、長時間の歩行でも足の負担を軽減してくれます。

待望の新作クロッグシューズが仲間入りしました。ブランドストーンが長年培ってきた、歩きやすさ、疲れにくさはそのままに、滑りにくく悪環境にも対応できるVibramソールを搭載。300℃の熱さと氷点下15℃にも耐え、油や酸が使われる環境でも安全に着用できるという優れもの。
さっと履ける気軽さと、ころんとした可愛いフォルムからは想像できない、ハイスペックなシューズです。タウンユースはもちろん、さまざまなアウトドアシーンで活用できる一足。