ベーシックな「フレンチカジュアル」ってやっぱり素敵。
「もう、生き方そのものがおしゃれ!」――ファッションやカルチャーに目覚めた頃から、ずっと憧れを抱いている方も多いのではないでしょうか。
魅力的な彼女たちを素敵に演出しているのは、いわゆる「フレンチカジュアル」と呼ばれるベーシックな装い。この秋は、そんなフレンチカジュアルを“ふだんのおしゃれ”に取り入れてみませんか?
すぐに真似したい!お手本コーデ&おすすめアイテム
Style 01.フランス薫る《トリコロールカラー》
Style 02.これぞ定番!ザ・フレンチカジュアル
イメージしていたのは、きっとこんなコーデでは?
ボーダーのトップスとベレー帽のコンビは“王道”のフレンチカジュアルスタイル。初心者さんなら、まずはこの2つを手に入れるだけでも気分を味わえるはず。ボーダーの色や、帽子の被り方を変えてみるだけでも変化を楽しめそう◎
足元はやっぱりバレーシューズ。くるぶしが見えるくらいの半端丈パンツから白いソックスを覗かせた、個性的なバランスが「大人なのに、かわいい」絶妙なセンスを感じさせます。全体のトーンはまとめて、小さな赤いポシェットをアクセントカラーに取り入れるテクニックは是非真似したいところ。
Style 03.ハンサムなトラッドスタイル
パリジェンヌたちは、とにかくMIXスタイルが上手。「自分らしさ」をしっかり持っているからこそ、素敵に着こなせるところも参考になります。
チェック柄の細身テーパードパンツと、レザーのレースアップシューズを合わせたメンズライクな雰囲気に、レトロ感のあるモコモコ素材のブルゾンをオン。可愛らしいアイテムも、ハンサムにまとめるのがポイントです。
ちょっとした小物使いや、差し色の取り入れ方も見習って。アンティーク調のスカーフを前でループノットにして、女性らしさをプラスするのも忘れません。落ち着いた色味のコーディネートになりそうなときは、イエローやレッドなどアクセントになるカラーを差して。ウィットを効かせた遊び心もフレンチカジュアルには大切な要素です。
Style 04.さり気なくヴィンテージライク
「ヴィンテージ」もキーワードのひとつ。ヴィンテージ調のチェック柄プリントのスカートを主役に、優しいニュアンスカラーのブラウスとモヘアのカーディガンで、上品な“レトロお嬢様”スタイルにまとめています。
ストンと落ち感がきれいなスカートには、袖がパフスリーブになったボリュームトップスを合わせると、シルエットにメリハリが生まれ、より“こなれた”着こなしに。ガーリーにならないように、スタイリッシュなレザーのショートブーツを選んで大人の女性らしい一面も演出しましょう。
Style 05.フレンチカジュアル流「モノトーンコーデ」
色使いに特徴があるフレンチカジュアルですが、モノトーンコーデの着こなしも楽しめます。そのポイントは、どうやら「アイテム選び」にありそう。
アウターにはグレンチェックの生地に無地の襟がついたバイカラーのステンカラーコートをチョイス。地味になりがちなモノトーンコーデをトレンド感のある印象に変えてくれます。さらにインナーにはロゴプリントのスウェットを合わせてカジュアルさも取り入れ、フレンチカジュアルらしい軽快さに。
一方、カジュアルなトップスに合わせるボトムスは女性らしいものを選びます。ジャージー素材のプリーツスカートはクラシカルな雰囲気で、動くたびにエレガントに揺れて表情豊か。色々なテイストを組み合わせて、モノトーンコーデも単調にならないようにするのが着こなしのコツのようです。
フレンチカジュアルを楽しむ、大人のためのブランド「HUMAN WOMAN」
デザインの可愛さだけでなく“上質さ”も大切に、大人の女性に向けたワードローブを提案し続けています。
今回、菊池亜希子さんが着用しているものはすべて「HUMAN WOMAN」のもの。秋冬の新作コレクションのほかに、デニムやレースアップシューズなど定番アイテムも組み合わせて、まるでフランス映画に出てくる女優さんのような着こなしです。
ブランド設立20周年のスローガンは「大人になっても。」
「好き」なものは、いつまでもずっと「好き」でいい――20年変わらずにフレンチカジュアルを貫いているブランドだからこそ発信できる、とても心強いメッセージに誰もが共感できるのでは。
年齢を重ねても、ずっと愛せるスタイルと出逢おう
「HUMAN WOMAN」をクローゼットにして、いつだって“心ときめく”フレンチカジュアルを、これからの定番スタイルにしてみませんか?
デニムパンツはパリジェンヌたちにとっても定番アイテムのひとつ。フレンチカジュアル流に取り入れるなら、色使いを意識してみましょう。白いブラウスと赤系のクルーネックカーディガンと合わせれば、フランスを思わせるトリコロールの完成。ブラウスをスタンドカラーにしたり、オレンジ系の落ち着いた色味を選んだりと、少しアレンジをして大人っぽく仕上げるのがポイントです。
トラッドなグレンチェックのキャップや、ヴィンテージショップで見つけたようなファーの巾着バッグ、足元はメンズライクなローファーを白ソックスで合わせて。自由な小物使いが、さらに“スタイルのある”おしゃれを演出してくれます。