夏のおしゃれは“着心地の良いワンピース”が大活躍
肌触りの良い素材感に、風をはらんで涼しげなゆったりシルエット――これからの季節、わたしたちが欲しいのはそういったワンピースではないでしょうか。
デイリーに着たいから、選ぶ基準は「コスパの良さ」も大事!
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夏空に映える「カラーワンピース」
西の海に沈みゆく太陽をイメージしたまっ赤なワンピースは、着たときのシルエットも特徴的。レーヨンの落ち感と麻の素朴な風合いが、ドロップショルダーのゆったりとした雰囲気を一層引き立てています。襟ぐりはTシャツのようにリブ仕様になっていて、カジュアルに着られそう。
黄色、赤と続いたら、やっぱり青も選びたい!極細の糸で織り上げた綿100%の生地は、羽衣のようにふんわりとした素材感。生地をたっぷりと使い、しっかりタックとフレアをとっているので、風になびいて涼しげなシルエットが生まれます。薄手なので、ボリュームがあっても軽い着心地なのも着やすいポイント。色違いのネイビーもおすすめです。
もうひとつ、鮮やかなブルーのアイテムをご紹介。身頃を10枚のパーツでパネル状に切り替えた、まるで“パラソル”のようなデザインがとてもユニーク!光沢感の違う、生地の表と裏を交互に繋げることで、無地ながら表情のある仕上がりになっています。素材とパターンで計算された、きれいな落ち感シルエットもお見事。
一枚でばっちり決まる「柄ワンピース」
国産のテキスタイルブランド『シャトルノーツ』こだわりのギンガムチェック生地を使用した、爽やかな印象のギャザーワンピース。生地幅いっぱいまで使ってギャザーを寄せたスカート部分は、ふんわりとかわいらしいシルエットで女性らしい雰囲気です。袖をまくれば白い裏地が見えて、メリハリの効いた着こなしに。
落ち着いた色合いのヒッコリーストライプは、ベーシックに取り入れられる大人っぽいアイテム。とろみ感のある綿レーヨンデニムを使うことで、ドロップショルダーのゆったりとしたシルエットがきれいにでます。サイドの裾には深めにスリットが入り、風をはらんで涼しげに揺れる姿が素敵。
オリジナルの小花柄は、白ベースにブルーやピンクの花々が繊細に描かれていて、夏らしく、そして清楚な印象です。ほどよくゆとりを持たせた、ストンとしたシルエットもすっきりと見せてくれます。配色のウエストマークがどことなくレトロな雰囲気で、昔の映画に出てくる“お嬢様”気分を味わえそう。
同じ花柄でも、こちらは大きな柄をポイント使いしたテキスタイル。インディゴ染料を使った生地を抜染によって描いた花は、夏の花として知られる「芙蓉(フヨウ)」がモチーフになっています。抜染ならではの馴染んだ色味とモチーフが生み出す和テイストは、浴衣のような感覚で着ても楽しめそうです。
羽織として着まわしが楽しめる「フルオープンワンピース」
開襟のシャツワンピースは、ほんのりと赤みのある独特な紺色。茄子をイメージして染め上げた色だそうです。この夏、『サニークラウズ』がコンセプトコレクションのテーマに選んだのは、なんと「野菜」。太陽の恵みをたっぷりと受けて育った、自然由来の色を纏えば元気に夏を過ごせそうですね。
現存する台数がかなり少ない、昔ながらの貴重な織機で織られた『シャトルノーツ』のダンガリー生地を使った、風合い豊かなシャツワンピース。織機の特徴でもある、デニムに見られるような「耳」と呼ばれる生地の端を活かして裾に配した、生地への愛を感じるさり気ないデザインが素敵。カジュアルな素材感はコートワンピとしても着まわし抜群です。
アクティブな一日に。「チュニックワンピース」
安心感のある厚みがある綿100%の生地は、ネイビーベースにグリーンピースのような緑の玉模様を織り込んだオリジナルのテキスタイル。こちらも、「野菜」をテーマにした、この夏のコンセプトコレクションからの一着です。合わせるボトムスは、やや豆色なカーキの「チノンス®」がベスト。穿き心地に定評がある、ファンの間ではお馴染みのレギンス風チノパンです。
早くもこの夏の大ヒットアイテムになっているのが、綿麻素材のロングチュニック。サイドのスリットを長めに切り込み、ロング丈でもボトムスとのバランスが取りやすくなっています。ゆったりとした着心地と、夏らしい涼しげな素材感、そして着回し力の高さが人気のヒミツでしょうか。
色違いで黒もあります。配色になったフロントのボタンは映えてアクセントに。胸元にはピンタックが入っていて、さりげなく女性らしさも演出できます。綿麻の軽い素材感なので黒でも重たく見えず、真夏でも活躍間違いなし!着こなしに幅ができるので、白と黒、両方持っていても良いかも!?
ドッキング、ワンピ見え…「変わり種ワンピース」
ボーダーのトップスに、黒無地のスカートを合わせたバランスの良いモノトーンコーデ…と思いきや、実はワンピースです!トップス部分はカットソーで、スカート部分は綿麻の布帛と、素材感も異なる上下をくっつけた“ズボラさん”にもおすすめの一着。コーデを考えるのも、脱ぎ着も楽ちんです。
一方こちらはワンピースのように見えますが、上下同じ綿麻の生地で作られたセットアップになっています。しかも、ボトムはキュロットパンツなので快適な動きやすさ。毎シーズン人気の「魔女シリーズ」のアイテムとして、この夏はスーツが登場しました。セット販売ですが、それぞれ他のアイテムとのコーディネートも楽しめそう。
もう少しだけ予算をプラスして…スペシャルなアイテムも。「kazumiさんコラボワンピース」
今シーズンも『サニークラウズ』のカタログモデルを務める人気モデルのkazumiさん。私服もおしゃれで有名な彼女とのコラボは7シーズン目に突入し、すっかり注目のシリーズになっています。今シーズンのコラボワンピースのテーマは「オトナの水玉」。この夏、個人的にドット柄が気になっていたkazumiさんが、大人の女性に似合う水玉ワンピースを提案してくれました。
ちょっと幼いイメージのある水玉模様も、黒ベースに白いドットで、「シャトルノーツ」の光沢感のあるサテン生地で作るととても大人っぽい印象に。首の開き具合を小さめにしたり、ウエストの切り替え位置にこだわったり。Kazumiさんの想いが詰まった一着は“ドレス”と呼びたくなる上質感です。
【おまけ】あると便利!ワンピースに+αしたいアイテムたち
不安な“透け感”にさよなら――インナーワンピース
涼しいけれど、生地の「透け感」が気になる…。そんなワンピースに役立つアイテムがキャミソールタイプのインナーワンピースです。綿100%で肌触りやわらか。くすみのある黒でさまざまな色のインナーに合わせられます。がしがし洗濯もできるので、一枚あるととっても重宝するはず。プチプラも嬉しい!
ノースリーブはいろいろ気になる――極薄コート
いくら暑くてもノースリーブ一枚で外出するのは抵抗がある方も多いのでは。薄手のカーディガンもいいけれど、ワンピースに合わせるならロング丈の羽織がバランス的にベター。そこで、“夏に着るコート“として綿麻素材の極薄コートが新登場。おしゃれに冷房対策&視線対策しちゃいましょう。
下半身スースー対策に――はきごこち満点レギンス
夏にも穿けるレギンスは、ワンピース着用時の安心感アップはもちろん、着こなしのイメージも変えらるアイテム。肌にふれる裏糸になめらかな肌触りのシルクを使った、国内の工場で作られるレギンスは、そのネーミングの通り「はきごごち満点」なのです。
暑い季節も、ちゃんとおしゃれを楽しもう!
※モデル身長 165cm、着用サイズ M
目を惹くビビットな黄色は、夏の花の代名詞「ひまわり」のよう。素材が綿麻なので発色もナチュラル感があり、自然と馴染みます。上半身はシンプルに、スカート部分はボリュームを出してゆったりとした着心地。元気とリラックス、両方を叶えてくれる一枚です。