名物店主のお買い物日記 no.124
人もモノも“アバウト”くらいがちょうどいい。愛嬌ある時計の話 ―HOEK 大井智史さのカバー画像

人もモノも“アバウト”くらいがちょうどいい。愛嬌ある時計の話 ―HOEK 大井智史さん

キナリノモールに集うストアの個性的な店主たちが、自腹を切って買ったものや愛用品をひたすら語る、徒然お買い物リレー。子育てに仕事に、ついつい時間に追われてしまうという大井さん。そんなときに出合ったのは、一風変わった掛け時計でした。今回は、毎日を忙しく過ごすあなたの心を、ちょっと軽くしてくれるお話です。

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2023年07月20日作成
大井智史
HOEK
大井智史
1981年長野県生まれ福島県育ち。<ユナイテッドアローズ>、<haluta>を経て、2015年に夫婦で<HOEK(フーク)>を設立。東京の原宿に店舗を構え、インテリア、ファッション、アート、キッズアイテムなど、フラットな目線で選んだ様々なジャンルの商品を販売。オンラインショップも運営し、現在スタッフ募集中。3姉妹の父。
人もモノも“アバウト”くらいがちょうどいい。愛嬌ある時計の話 ―HOEK 大井智史さん
人もモノも“アバウト”くらいがちょうどいい。愛嬌ある時計の話 ―HOEK 大井智史さん
時間を気にせずゆっくり過ごしたい。
そう思いながらも、現実はバタバタの日々です。3人娘がいる我が家では、朝から晩まで時間を気にせずにはいられません。

子供に対しては、「今が何時で、何時まで勉強をしよう」とか、「何時になったらお遊びを終わりにしよう」など、できるだけ自分で時間を意識できるように促しています。小さい子には時計を理解する練習にもなりますし。そして、時間を決めて動くことで、子供も自然と集中して頑張れるものです。

なので、子供が見えやすい場所に時計があることが必要です。インテリアとして壁に何かを飾ることは楽しみでもあるのですが、なかなか飾るバランスが難しかったりもします。

「掛け時計」もどこに飾ろうか迷ってしまうもののひとつだと思います。
人もモノも“アバウト”くらいがちょうどいい。愛嬌ある時計の話 ―HOEK 大井智史さん
こちらの掛け時計は直径13cmほどの小さいサイズで薄いので、さっぱりした壁にポツッと飾っても絵になり、色々と飾ってある場所にも馴染みやすいです。
リビングやダイニング、寝室、子供部屋はもちろん、キッチンや洗面所のちょっとしたスペースや、横幅の狭い壁や柱など、我が家でもあれこれ色々な場所に試しています。

手書きの数字と厚紙でできたこちらの時計は、少しゆる〜い雰囲気を漂わせています。デザインしたのは、線で表現するアーティスト「Yuki MIKAMI」さん。時計は正確な時間を知るためのものですが、こちらの時計の商品名は「About」。

(ちなみに、下の写真に写っている額装されたアートもYuki MIKAMIさんの作品。以前に個展で購入させていただいて、とても気に入っています)
人もモノも“アバウト”くらいがちょうどいい。愛嬌ある時計の話 ―HOEK 大井智史さん
世の中にはきっちり正確でなければいけないことももちろんありますが、

“ だいたいでいいよ、肩の力を抜いて ”

この時計にはそう言われているような気もします。守ることはきっちり守りながら、あんまり神経質にはなりすぎず、どんなときも心はおおらかにいたいものです。

ある人は言っていました。「子供も大人も『愛嬌』があれば大丈夫」。
この時計も「愛嬌のある時計」だと思っています。

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