レンガなどを敷いて道を作る場合には、まずもともとあった砂利などを撤去して、草取りをし、地面をならすところから始めましょう。この作業を怠ると、どんな素材もきれいに設置することができません。

そして、本格的なDIYの場合は、モルタルやコンクリートでレンガなど敷き詰める素材を固めながら設置していきますが、簡単DIYならモルタルなしでも。こちらは、モルタルなしで、女性がひとりでたった1日で作ったアプローチの小道。曲線の道は、脇のスペースの植栽も美しく見えますね。※耐久性などを考える場合は、モルタルを使用するのがおすすめ。

観葉植物やハーブなどを脇のスペースに植えると、とてもおしゃれでナチュラルな雰囲気になります。レンガは、洋風のおうちによく合いますね。

レンガのすき間から植物が顔を出すのも可愛いですね。ただし、ミントなどは繁殖力が強いので、地植えは絶対NGだとか。植える前に特性をチェックして品種を選びましょう。また、草が生えるのを避けたい場合は、防草シートを下に張る方法もあるようです。

敷石も、アプローチの小道づくりによく使われます。並べやすい四角形などをはじめ、変化のある不規則な形などいろいろあります。和風のイメージが強いですが、洋風の敷石もあるようです。敷石のヒントは、古い街並みや寺院などにもたくさんあります。散策しながら、アイデアを探すのもおすすめ。

こちらは、東京北区にある公園だとか。意識して見てみると、身近な場所にもきっと敷石の素敵なヒントがあるはずです。ちなみに、敷石の場合もレンガ同様、地面を均等にならすプロセスが重要ですのでお忘れなく。

タイルもアプローチによく使われますが、モルタルやコンクリートで固めながら設置していきます。ただし、タイルはものによっては雨などで滑りやすくなるため、小道づくりに適した素材かどうか事前に確認するのが大切です。

枕木は、アプローチをナチュラルで優しい雰囲気にしてくれます。雨などで少しずつ朽ちてきても、むしろビンテージ感もあって素敵かも。

ただ、張り替えが面倒だと感じる方は、枕木をかたどったコンクリート製のものもあるようですのでそちらもどうぞ。

すき間に芝生を張るのも、みずみずしさが感じられていいですね。芝刈りなど手入れが必要になりますが、限られたスペースなら手間も少なそうです。

玄関へのアプローチを花で飾るのもポピュラーで素敵なアイデア。写真のようにたくさんの鉢を並べたり、植栽するのもいいですね。

花壇のレンガを固めるのに通常はモルタルを使いますが、こちらはモルタルを使わない簡易版。まずは深めに土を掘って土づくりをします。そして、あぜシートを完成させたい形に張って、その外側にレンガを高低差をつけながら置いておきます。もちろん、しっかり固定させたい方はモルタルを使いましょう。

ウッドフェンスは、お花などをハンギングできるおしゃれさもあります。可愛い玄関アプローチがデザインできそうですね。

こちらはお店の玄関アプローチですが、スペースがあれば小さなベンチを置いたりするのも可愛いかも。

日本建築のおうちなら、玄関アプローチを純和風にしてみるのもいいですね。こちらは、人口竹で作った京都竜安寺垣と枯山水。風情があります。

こんな植物も和風のアプローチに合うかも。風知草（フウチソウ）という山野草で、ボリュームのある葉が春から夏に向かって涼しげな印象をもたらしてくれるそうです。

玄関先におうちの顔になる樹木「シンボルツリー」を植えるのも素敵なアイデア。写真は、オリーブの木。虫も付きにくく、シンボルツリーとしてとても人気です。

玄関前や、玄関への階段に明るい花の鉢などを置くと、とてもおうちの印象が素敵になりますね。お客様へのウェルカムの気持ちも伝わりそう。