春のお出かけは、ストーリーが生まれる街・高知へ

高知ってどんなところ?

どこか懐かしくて、温かい。街の体温に触れる1泊2日の旅

「鰹のタタキ」「よさこい祭り」「坂本龍馬」などが有名ですよね。グルメや歴史、自然はもちろん、それ以外にも人々の温かさや食や農産物に対する熱い想い、独自のカルチャーなど、この街でしか感じられないものがたくさんあります。今回は、定番スポットを押さえながら、地元の人の温かさや街のカルチャーに触れることができる旅をご紹介。
初めてなのに、そんな気がしない。 2 回目はなんだか“ただいま”と感じる。どこか懐かしくて、温かいスポットへご案内します。
〈1日目〉 定番スポットを巡りながら、街の人々や文化に触れ合う
[9:00]土佐の“いいもの”が集結!「池公園の土曜市 高知オーガニックマーケット」

まず訪れたいのが、毎週土曜の朝に開催しているオーガニックマーケット。“安心で豊かな暮らしを届けたい”という生産者の想いから始まり、有機農法で育てられた野菜や果物、無添加の加工食品や調味料などが集まります。占いやマッサージなどのサービスを提供しているお店も!作り手さんたちと直接コミュニケーションがとれるので、高知のいいものやものづくりの秘訣を教えてもらいましょう。
六果園

農薬や化学肥料を使わずに、自然のまま丹精込めて文旦を育てている果実園。甘さと爽やかな酸味に、春の訪れを感じます。皮をマーマレードやピールにしていただくのもおすすめ◎

すてきなご夫婦の姿に心もほっこり。販売期間中は県外の発送も可能なので、 自宅に郵送するのもいいですね。
※3月頃までの期間限定店舗
ハーブ仁淀川

高知が誇る清流・仁淀川のすぐ近くで自家農園を営むハーブ園。化学肥料や農薬、除草剤などの薬剤は一切使わず、なるべく自然に近い状態で約100種類ほどのハーブを育てています。

ハーブティーや料理用ミックスハーブ、ハーブウォーターなどが人気で、暮らしに取り入れやすいように丁寧に使い方を教えてくれます。
[10:00]「高知県立牧野植物園」を散策しながら春の訪れを感じる

(写真提供:高知県立牧野植物園)

日本の植物分類学の基礎を築いた牧野博士。2023年には朝ドラの主人公のモデルにもなり、改めてその偉業に注目が集まりました。館内では博士が描いた植物図や標本などの展示を見ることができます。

建築家・内藤廣が手がけた「牧野富太郎記念館」も見どころの一つ。そのほか、温室や庭園、広場、ミュージアムショップやカフェもあり、一日中ゆったり過ごせます。
[12:00]「ひろめ市場」で高知名物と“おきゃく文化” を味わう

屋内マーケットには、飲食店をはじめ、鮮魚店や精肉店、雑貨・洋服店など個性的なお店が勢揃い。場内に並べられたテーブルに、それぞれ自分の好きなものを好きなお店で買って、持ち寄って食べるスタイル。高知の宴文化“おきゃく”気分を少しだけ体験できます。土佐名物「鰹のタタキ」をはじめ、高知のおいしいグルメが一挙に味わえるのも魅力。
藁焼き鰹たたき 明神丸ひろめ市場店

鰹一本釣りのトップランナー「明神水産」のグループ会社が手がける名物店。本場の味と豪快な実演で、高知の鰹文化を存分に体感できます。

皮目はパリッと香ばしく、中は旨みがギュッと詰まった鰹は本場でしか味わえない逸品。おすすめは天日塩でシンプルに味付けした「塩たたき」(塩・タレセット 1,500円)。
ひろめで安兵衛

地元民から愛され続ける高知のソウルフード「屋台餃子」。高知県産のニラやショウガをはじめ、国産の野菜をたっぷり使用した軽い食感の餃子は、お酒のアテや〆にもぴったり。独自の黄金色の焼き目が特長で、高知を代表する一皿です(屋台餃子と生ビールのお得セット 980円)。

昭和45年に屋台からはじまり、注文を受けてから餃子を包み、専用の鉄板で蒸し焼きにして提供するスタイルは今でも変わらず。出来たての熱々餃子に、県内外からのファンが多く並びます。
やいろ亭

さまざまなお店が自慢の鰹のタタキを提供するなかで、特に地元民の人気が高いのが「やいろ亭」。その日厳選して仕入れた鮮度のいい鰹だけを提供し、味に厳しい高知県民の舌を唸らせています。

肉厚の鰹は食べ応え満点。ほかにも、ハランボ(鰹のはらみ)やうつぼの唐揚げ、青さのりのてんぷらなど、高知ならではの料理が味わえます(塩タタキ10切れ・2人前 2,600円、青さのりの天ぷら600円)。
黒潮物産

ひろめ市場の名物「芋けんぴタワー」で知られる、手作り芋けんぴのお店。このタワーは、すべて本物の芋けんぴで出来ているというから驚きです。高知は「芋けんぴ」発祥の地でもあるので、ぜひ訪れたい観光スポット。

熟練の技で丹精込めて作られる芋けんぴはやさしい味わい。定番の味から、「青さのり」や「塩にんにく」などの変わり種まで、なんと16種類の味が楽しめます。さまざまな種類を買って、味比べしてみるのも◎(芋けんぴ 各350円)

街の象徴でもある「高知城」を巡って、「ひろめ市場」へ訪れるのが旅の定番コース。日本で唯一、本丸の建築群が全て現存している城郭は見応え抜群です。
[14:00]少し足を伸ばして、神秘の青・仁淀ブルーを眺めに

高知といえば四国最長の「四万十川」で知られていますが、もう一つ地元民が誇っているのが、高知県中央部を流れる清流「仁淀川」です。水質が極めて良好なため透明度が高く、その美しさから最近では“仁淀ブルー”と呼ばれています。

神秘的な青い滝壺「にこ淵」や“仁淀ブルー”の代名詞となった「安井渓谷」、そして人気映画の舞台にもなった「浅尾沈下橋」など見どころがたくさん。

水面に光が差し込むと、宝石のような幻想的な輝きに。観光屋形船も運行しているので、間近でその美しさを体感してみてください。
[15:30]土佐和紙工芸村「くらうど」で土佐和紙づくりを体験


まずは楮(こうぞ)と呼ばれる紙の原料などを溶かした液体を、専用の木枠に入れて均一に漉いていきます。それを木枠から外し、和紙の上に野草や花々を飾り付け。思い思いに草花を配置できるので、時間を忘れて没頭してしまいます。

あとは機械でしっかり水分を絞り、乾燥させたら完成です。ランタンづくりは土佐和紙工芸村「くらうど」の宿泊者限定ですが、日帰りの方も楽しめるハガキづくり体験も。
[18:00]川のせせらぎを聞きながら、心と身体を解きほぐす

宿泊施設のお部屋の眼前には施設の全景と、遠くに仁淀川を望むゆったりとした景色が広がり、落ち着いた空間で思い思いの時間が過ごせます。また、仁淀川の伏流水を使って沸かし自然の薬草を数種類ブレンドした薬湯や、季節ごとの旬の味覚を活かしたお食事も。

夜は手作りのランタンを灯せば、お部屋の中が幻想的な雰囲気に。うつくしい灯りに身を委ねて、何もしない贅沢を味わうのもいいですね。

街中に泊まるなら、高知に根付くおもてなし“おきゃく文化”を体験できる「OMO7高知 by 星野リゾート」へ。高知らしい郷土料理や里山風景をイメージした中庭を眺める湯浴み、よさこい鳴子踊りの催物など、高知の見どころがここにぎゅっと凝縮しています。
〈2日目〉 街を巡りながら、高知の日常におじゃましよう
[8:00] 300年続く「日曜市」で街の活気に包まれる

毎週日曜になると高知城の追手門から約300もの露店が1kmほど車道に並び、高知の名産である生姜やフルーツトマトをはじめ新鮮な野菜や果物、名物グルメ、海産物、さらには植木や刃物までなんでも揃います。お店の人と交流したり、食べ歩きしたりと、楽しみ方もさまざま。宅配業者も出店しているので、購入した農産物をそのまま県外に配送できますよ。

日曜市に訪れたなら食べて欲しい3品をピックアップ。まずは、サツマイモを一口大に切り、独自の衣を絡めて揚げた「いも天」。そして、高知名物の「アイスクリン」。ホクホクのいも天と冷たいアイスクリンを交互に食べるのも◎。そして高知発祥の「ぼうしパン」。

「日曜市」をもっと楽しみたい!という方は、事前予習をしていくのもおすすめです。地元の編集者とイラストレーター、ライターが制作した『日曜市の歩き方マップ』には、初めて訪れる方はもちろん、一度訪れたことのある方でも“生活者目線”で楽しめる情報が盛りだくさん。仁淀川Ver.もあるので、高知を訪れる前にぜひチェックしてみてください。
[11:00]「羽布」で暮らしのアイテムを発掘


オリジナルの羽毛布団は、夏・春秋・冬用の3つと、それぞれ羽毛の質が異なる4つのランクがあり、合計12種類の中から自分好みの布団を選ぶことができます。布団カバーはすべて天然素材でつくられ、心地いい肌触り。

かわいらしい柄のクッションもオリジナル。2階の奥には縫製工場があり、好みの布でオーダーすることも可能です◎

1階には国内外からセレクトされた食器やインテリア、日用雑貨などが勢揃い。心ときめくアイテムに出合えるはず。
middle. (ミドル)


自家製ホワイトソースにマッシュルームや玉ねぎ、チーズを挟んで焼き上げたクロックマダムのほか、スイーツメニューも豊富(クロックマダム 1,050円、チョコレートとラズベリーのパウンドケーキ550円、ドリップコーヒー550円)。
[14:00]高知の思い出を家に持って帰ろう。わくわくお土産探し
PAPER MESSAGE おびやまち店&tonari

高知県の老舗印刷会社が始めた紙雑貨のお店「Paper Message(ペーパーメッセージ)」では、鰹のタタキや日曜市、よさこい祭りなど高知ゆかりの名産をモチーフにしたシールやカードなどの紙製品が揃います。

キュートな「一輪挿しのカード(132円)」は、高知ならではのお花が。プレゼントに添えたり、いろんな種類を集めて花束のようにして飾ったりしても◎

好きな絵柄の表紙と中紙を選び、オリジナルのリングノートが作れるコーナーも。ほかにも、メモパッドや便箋など心がときめくデザインの紙製品がたくさん!
土佐せれくとしょっぷ てんこす


商品の特長や作り手の想いが丁寧に書かれた手書きのポップを眺めていると、あれもこれも欲しくなり、つい買い物カゴがぱんぱんに。店内にはキッズスペースやカフェも併設されているので、小休憩にもおすすめです。
高知の魅力を“どっぷり”体感してみませんか?

次のお休みには、ぜひ高知を訪れてみませんか?観光情報サイト「どっぷり高知旅」では、さまざまな旅の楽しみ方をご紹介しています。自分好みの旅プランを見つけてみてくださいね。
※価格はすべて税込金額です


![[関連記事]大自然に癒され、土佐料理に舌鼓。【高知】を満喫する観光&グルメ案内](https://kinarino.k-img.com/system/editorial_ad_links/000/003/066/607686610c92aa462327a8439a60ee3056d5bd2f.jpg?1772072839)
![[関連記事]大自然をまるごと体験!奇跡の清流「仁淀ブルー NIYODO BLUE」で外遊びを楽しもう](https://kinarino.k-img.com/system/editorial_ad_links/000/003/067/ccac63666d3af12b38e3d7a56bb0c2178a57c5ab.jpg?1772072839)
四国南部に位置し、南は太平洋、北は四国山脈に囲まれた温暖な気候の街。四万十川や仁淀(によど)川などの水資源に恵まれ、豊かな食文化も魅力。なかでも、「鰹のタタキ」発祥の地として、またゆずや生姜の産地としてよく知られています。また、倒幕の立役者・坂本龍馬や『アンパンマン』の作者・やなせたかし、植物分類学者・牧野富太郎博士など、多くの偉人が誕生しています。