そもそも「死者の日」って何?

人々が集まり死者に祈りをささげる、日本のお盆にあたる祝日

古くからの伝統を受け継ぎ、街にはガイコツがあふれる

元来メキシコでは祖先のガイコツを飾る習慣があり、その名残で死者の日は様々な場所でガイコツを見かけます。
オフレンダはお墓だけでなく街中にも飾られ、骸骨をモチーフにした様々な食べ物、雑貨がお店に並びます。人々も骸骨のフェイスペイントなど死者の仮装をして街を出歩きます。死者を想いながらも、そこは南米らしく明るく陽気に祝うのが現代の死者の日の祝いかたです。
ガイコツグッツで「死者の日」を盛り上げよう♪

死者の日を盛り上げてくれるグッツとして欠かせないのが、かわいくペイントされたガイコツの置物。色んな色でペイントされたガイコツたちはカラフルでとっても華やか♪
食べ物にもガイコツをデザイン!

リアルな形に作られたガイコツ型チョコレートです。頭にはお花をイメージしたアイシングが施されています。

町中にガイコツモチーフのお菓子が売られています。これだけ沢山積まれていると圧巻ですね。
日本のお盆とは全然違う、賑やかすぎるガイコツ祭り!
大人も子供もみんな仮装して街に繰り出す

地元の人々が伝統的な衣装に身を包み、顔にはガイコツメイクを施して町を歩きます。何も知らずに訪れるとびっくり!



イベントは夜になっても続きます。街はライトアップされたガイコツや十字架が夜の闇に浮かびあがり、お祭り騒ぎ!
色鮮やかに飾りつけられた祭壇やディスプレイが街中で見られます

カラフルな食べ物、飾りで彩られた「オフレンダ(祭壇)」。まるでお誕生日会のような賑やかさです。

祭壇にはガイコツの砂糖菓子やブレッド、トルティーヤ、フルーツなどの食べ物のほか、キャンドルや食器など様々なものが置かれます。

お花などをつかってペイント♪お見事です。
いかがでしたか?

皆さんも、機会があったらぜひ訪れてみて下さい。
「死者の日」は2500年ほど前にメキシコから始まった現代では様々な形で世界中に広まっている祝日のことです。
毎年10/31~11/2の間に様々なセレモニーが行われています。この期間には死者の魂が戻ってくると言い伝えられ、家族や友人が集まって亡くなった友人や家族に祈りをささげる、日本でいうお盆にあたる祝日です。
しかし日本のお盆とは全く雰囲気が異なっています。多くの人々が墓地に訪れ、死者のお墓にオフレンダと呼ばれる祭壇を作り、オモチャやテキーラの瓶、メキシコ伝統のアトーレという飲み物など故人が好きだったものをお供えします。そして鮮やかなオレンジが美しい、たくさんのマリーゴールドをお墓や祭壇に埋め尽くします。