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「世に小京都は数あれど、小江戸(こえど)は川越ばかりなり」ともいわれる埼玉県・川越市。川越の街並みはまさに江戸時代のような雰囲気を感じさせる、趣あるエリア。東京都心からも1時間ほどで行ける日帰り旅行にぴったりな川越のアクセス方法や定番スポット、食べ歩きのお店などを厳選してお届けします。
東京都心から川越までは約1時間。西武新宿線の「本川越駅」、JR川越線・東武東上線の「川越駅」にアクセスしましょう。各線とも、「川越アクセスきっぷ」「小江戸川越クーポン」などお得な切符も発売されていますよ。
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都内の主要駅から川越駅(本川越駅)までの往復切符+川越エリアでのフリー乗車券がセットになっていてとても便利◎
週末は特に混雑するため車でのアクセスはおすすめできませんが、たくさんの観光客のために川越ではいくつか駐車場があります。
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川越市のホームページで案内されているのでチェックしてみてはいかがでしょうか。
観光マップは、駅や駅構内の観光案内所で配布されているほか、公式サイトからダウンロードもできますよ。
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出発までに印刷して、川越散策の目星をつけていくのもいいですね◎
川越観光の中心となるエリア(蔵造の街並み)や川越氷川神社、川越大師 喜多院など定番スポットが集まる場所までは、いずれの駅からも徒歩15分以上かかります。
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のんびり歩いてもいけますが、バス交通などが充実しているので時間短縮するのも◎おすすめのアクセス方法をご紹介します。
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川越市では自転車シェアリングを運営しており、本川越駅、川越駅はもちろん市の中心市街地のステーションで利用・返却することが可能です。
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レンタサイクルのように同じ場所へ返す必要がないので、駅から利用して目的地付近のシェアステーションに返却したら、そこからバスを使ったり徒歩で移動することもできておすすめです◎
川越には、中心市街地へアクセスする巡回バスが大きく2種あります。
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レトロな雰囲気がかわいい「小江戸巡回バス」は、2つのルートがあるので、目的地にあわせてセレクトしてみましょう。
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東武バス「小江戸名所めぐりバス」は、一般的な路線バスの大きさなのでたくさんの人が乗れるのが嬉しいところ。混んでいて乗れないという心配も少なそうです。
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どちらのバスも1日乗車券や、(1日乗車券で受けられる)割引サービスなどがあるので公式サイトなどでチェックしてみてくださいね。
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風情ある街並みを人力車で巡るのもおすすめです。バスや自転車に比べるとお値段はワンランクアップしますが、写真を撮ってもらえたり、地元の人ならではの観光スポットの話も聞かせてもらえるのがいいですね!
川越・市街地までのアクセスがわかったところで、早速、川越観光の定番スポットをみていきましょう。川越を巡る際は、名物グルメの食べ歩きも欠かせません!厳選した5つの観光スポットと食べ歩きにぴったりのお店をご案内します。
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駅から蔵造りの街並まで歩く途中に立ち寄りたいのが「大正浪漫夢通り」です。江戸が待つのはもう少し先。きれいな御影石の石畳の通りには、大正時代を彷彿とさせるクラシカルな建物が並んでいます。
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春には、鯉のぼりのトンネルでも有名です。電線を地中化しており、レトロな街並みは写真を撮るのもぴったり。お買い物やお茶を楽しむこともできます。大正ロマンの雰囲気を味わったら、いよいよ江戸へとタイムスリップしましょう。
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大きな鬼瓦の屋根が見えてきたら、そこが「小江戸」のはじまり。蔵造りの街並み「一番街」です。『蔵造り』とは、江戸時代に"火事で焼け広がること"を防ぐために作られた耐火建築のこと。江戸町家が発展したもので、城下町として栄えた川越にそれが今も残っており、今では人気の観光地となっていますね。
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川越のシンボル「時の鐘」があるのも、ここ一番街です。最初に作られたのは今から400年前のこと。焼失などを繰り返しましたが、その美しい音色は「残したい“日本の音風景100選”」にも認定されました。時代とともに鐘つきの方法が変わりましたが、1日4回、今でも川越の町で時を知らせてくれています。
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週末は行列ができるほど人気の乾物店「中市本店」。みんなのお目当ては店頭で焼くおにぎりに本枯節・いわし節をからめた「ねこまんま焼きおにぎり」。そのおいしさはご想像の通り、日本人なら誰もが好きな味。販売時間が12時からなのでご注意を。
本川越 / その他
- 住所
- 川越市幸町5-2
- 営業時間
- 10:00~19:00
- 定休日
- 水曜日、火曜日は焼きおにぎりは売ってません
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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川越といえば、さつまいもですよね。芋あんの和菓子や、ソフトクリームなどもありますが、今人気なのは揚げたての「おさつチップ」。お好みのソースをディップしていただきます。食べ歩きにもぴったりですね。
本川越 / スイーツ
- 住所
- 川越市幸町15-21
- 営業時間
- 11:00~17:00
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999
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川越初のプリン専門店、その名も「川越プリン」でスイーツタイムを楽しみましょう。プリンとカラメルをミックスした濃厚なソフトクリームに、さつまいもクリームをモンブランのようにトッピング。川越の新しい食べ歩きスイーツとして注目されているんですよ。
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プリンは、なめらかな口当たりと、とろけるような食感は極上の味わい。川越産のさつまいもを練り込んだものや、季節限定のフレーバーなど、お土産にしたら喜んでもらえること間違いなしです。
本川越 / プリン
- 住所
- 川越市幸町1-13
- 営業時間
- 10:00~17:00
[夏季特別時間]
11:00~18:00
- 定休日
- 基本的に毎日営業(不定休)
- 平均予算
- ~¥999
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小江戸横丁の手作りバウムクーヘン「小江戸川越バウムクーヘンノリスケさん」
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小江戸横丁にある「ノリスケさん」」は、バウムクーヘンの専門店です。ひとつひとつお店で焼き上げていて、きめが細かくしっとりとした食感。ミニスティックは食べ歩きに、ホールはお土産にぴったりです。
本川越 / 洋菓子(その他)
- 住所
- 川越市元町2-1-3 小江戸横丁 1F
- 営業時間
- 10:30~16:00(売切
次第終了
)
- 定休日
- 月曜日・火曜日・第3木曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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夜になると、街灯に明かりが点ります。行灯のようなデザインも風情がありますよね。お時間があれば、ぜひ夜の街並みも楽しんでみてくださいね。
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一番街をさらに進むと待っているのが人気の「菓子屋横丁」。駄菓子やおせんべい、団子を売っているお店が20軒ほど立ち並び、どこか懐かしい雰囲気が漂います。
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道幅は広くないので週末には大混雑!できるだけ早い時間に訪れるのがおすすめです。菓子屋横丁にも、食べ歩きにぴったりな名物がたくさん。その一部をご紹介します。
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菓子屋横丁付近には多くのお団子屋さんがあるので、食べ比べるのも◎いろいろな種類のお団子がありますが、「池田屋本店」の人気は、香ばしい"醤油だんご"。
本川越 / 和菓子
- 住所
- 川越市元町2-7-3
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
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「かわしま屋」では、川越ならではの芋あんをつかったたい焼きがおすすめ。自然な甘さの芋あんと、シンプルで素朴な味のたい焼きの皮がよく合っています。
本川越 / たい焼き・大判焼き
- 住所
- 川越市元町2-7-6
- 営業時間
- 10:00~17:00
- 定休日
- 月曜日
- 平均予算
- ~¥999
データ提供:
お土産に喜ばれる秩父味噌パン「川越ベーカリー 楽楽」
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「川越ベーカリー 楽楽」には、国産小麦や自家製醗酵種など素材にこだわったパンがたくさん並んでいます。なかでも人気なのが「お味噌のパン」。生地にもち粉をブレンドして、埼玉県の秩父味噌を練り込んでいます。外側のクッキー生地にもお味噌を使っていて、甘じょっぱさがどこか懐かしい味。お土産にいかがでしょうか?
本川越 / パン
- 住所
- 川越市元町2-10-13
- 営業時間
- 8:00~16:30(売り切れ次第終了)
- 定休日
- 不定休
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
データ提供:
テレビや雑誌で紹介されることも多い川越の【菓子屋横丁エリア】。駄菓子屋さんや食べ歩きができるお店などが所せましと並んでいて、ノスタルジックな気分を満喫することができます。今回は、パンやスイーツなどの“食べ歩きグルメ”をはじめ、うなぎ・蕎麦・芋そうめんなどの川越名物が堪能できるランチ店まで、おすすめ店舗と横丁近くの観光スポットをご紹介します。
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川越の神社仏閣の中でも、特に女性が多く訪れるのが川越氷川神社です。ここには五柱の神さまがおまつりされており、その神様が家族であることから家族円満、また2組の夫婦の神様が含まれていることから縁結びにご利益があるといわれています。
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初夏には風鈴祭り、風車祭りなど四季折々の祭りがあり、フォトジェニックな景色に出合えることも。お守りや授与品もかわいらしいものが多いので、お好きな方はぜひチェックしてみてください。
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氷川神社の境内「氷川会館」1階にある「むすび cafe」。こちらの料理やお菓子の材料の一部は、神様にお供えしてから作り始められるのだとか。人気のケーキはもちろん、フレンチや和食のほか、おむすびとお汁などがセットになった「結び膳」もおすすめです。
本川越 / ケーキ
- 住所
- 川越市宮下町2-11 氷川会館 1F
- 営業時間
- 閉店
- 定休日
- 閉店
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
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定番スポット、最後にご紹介するのは、徳川家とゆかりの深い「川越大師 喜多院」。境内で一番大きい建物、慈恵堂には慈恵大師が祀られており、そのため喜多院は厄除け大師として親しまれています。
菊花の美しさにうっとり*秋のイベント「小江戸川越菊まつり」
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桜や紅葉の時期が美しいことでも有名ですが、ぜひとも訪れたいのが秋に開催される小江戸川越菊まつりです。川越菊花会の方々が心を込めて育てた菊の花をなんと300点ほど展示されるそう。ぜひ、足を運んでみてくださいね。
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11月中旬~12月上旬は紅葉が見ごろ。凛と澄んだ空気のなかで、赤や黄色に色づく葉を眺めてみませんか?
川越ランチにもおすすめ!カフェ&ベーカリー・お食事処
歩き疲れたら、ひと休みしませんか?ランチやお土産におすすめのカフェ&ベーカリーとお食事処をご紹介します。
子連れで楽しむゆったり空間「HATSUNEYA GARDEN CAFE(ハツネヤガーデンカフェ)」
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蔵造りの街並みから一本入った静かな通りに佇む、「HATSUNEYA GARDEN」のカフェは、和モダンでおしゃれな雰囲気。お子さんと一緒にゆったりと休むのにぴったりな空間です。
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こちらでは、枡に盛り付けられた何とも美しい抹茶のティラミスをぜひ食べてみたいですね。
本川越 / カフェ
- 住所
- 川越市元町1-9-8
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 毎週火曜日(不定休あり)
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
カジュアルなカフェランチにおすすめ「VANITOY BAGEL(バニトイベーグル)」
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帰りがけに(もちろん行く途中でも◎)ぜひ立ち寄りたいのが「VANITOY BAGEL」です。落ち着いた色調の外観で歴史ある街並みにしっくりとなじんでいますね。
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好きなベーグルとサラダ、スープなどのプレートランチはカジュアルなランチにぴったり。盛り付けもおしゃれでワクワクしますね。もちろんおいしさも抜群です。
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ベーグルはテイクアウトも可能。おうちでのおいしい食べ方の案内書きもつけてくれますよ。たくさんの種類があってどれにしようか迷ってしまいそう。
本川越 / ベーグル
- 住所
- 川越市幸町10-3
- 営業時間
- [水~月]
10:00~18:00(L.O.17:30)
[火]
10:00~17:00(L.O.16:30)
ランチメニュー
11:00~15:00
グランドメニュー
10:00〜11:00
15:00~17:30(火曜〜16:30)
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ~¥999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:
レトロモダンな蔵カフェ「KAWAGOE ART CAFE ELEVATO(アートカフェ エレバート)」
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「仲町」交差点からすぐのところにある「KAWAGOE ART CAFE ELEVATO」は、洋風な佇まいが印象的。元々は猟銃や輸入自転車の販売店でしたが、その後美術館になりカフェへと生まれ変わりました。
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川越はクラフトビールがおいしいことでも知られています。店内では、そのクラフトビール「COEDO」を生でいただくことができるんですよ。生のクラフトビールがいただけるお店は市内でも少ないので、ぜひ味わってみてはいかがでしょうか?
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甘いものが好きな方は、数量限定の「自家製さつまいもプリン」がおすすめ。濃厚でなめらかなプリンに、黒蜜とバニラアイスがトッピングされていますよ。
本川越 / カフェ
- 住所
- 川越市仲町6-4
- 営業時間
- 11:00~18:00
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /~¥999
データ提供:
インスタ映えするヘルシーご飯「Lightning cafe(ライトニングカフェ)」
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川越の雰囲気を感じながらヘルシーなランチを食べたい日は「Lightning cafe」がおすすめです。体に優しい料理は、どれも素材の味がしっかり楽しめます。ランチの人気メニュー「酵素玄米の松花堂弁当」は、圧力鍋で炊き3日間発酵させた酵素玄米がもちもちでおいしいと評判。おかずには動物性の食材を使わず、お野菜がメインで健康的です。
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カフェだけの利用もOK。古くからお茶栽培が盛んだった川越のお茶「河越抹茶」のアイスクリームにさつまいもの甘露煮や豆乳寒天が入ったパフェも食べてみたいひと品ですね。
本川越 / カフェ
- 住所
- 川越市幸町15-21 2F
- 営業時間
- [月火、木~日]11:00~18:00(L.O.17:30)
- 定休日
- 水曜日
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
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1832年(天保3年)から続く川越を代表するうなぎの老舗「いちのや」。今でこそ高級なうなぎですが、江戸時代には庶民の味として親しまれ、海のない川越周辺で貴重なたんぱく源とされていたんだそう。
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いちのやのこだわりは、うなぎを白焼きをせずに生のまま蒸してからタレつけて焼く独特の製法。創業当時から受け継がれている秘伝のタレで焼き上げたうなぎは、ふっくらと上品なおいしさです。
本川越 / うなぎ
- 住所
- 川越市松江町1-18-10
- 営業時間
- 日祝祭
11:00~20:30
平日
11:00~21:00
- 定休日
- 月曜日(祝日の場合は、翌日火曜日が定休日となります)
1月、7月、8月、12月は、休まず営業いたします。
(12月30日、31日は、定休日となる場合がございます)
- 平均予算
- ¥4,000~¥4,999
データ提供:
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「甘味茶房 かすが」は、そうめんのつなぎにさつまいも練り込んだ「芋そうめん」発祥のお店です。さつまいも由来の淡い黄色と弾力が特徴。暑い日はきりっとしめた芋そうめんで散策のパワーチャージができそうですね。
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あたたかいそうめんも人気。とろろごはんやアイスもセットになっていて満足できるボリュームです。
本川越 / 甘味処
- 住所
- 川越市幸町6-1
- 営業時間
- 11:00~18:00(L.O17:00)
- 定休日
- 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999
データ提供:
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「足湯喫茶椿や」は、雑貨店の奥にある隠れ家のようなカフェ。足湯体験ができるちょっと珍しいスポットです。並んで入れる「檜足湯」とひとりずつ使える「桶足湯」の2種類を選ぶことができますよ。
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足湯につかりながら、「甘味セット」や「ドリンク・アルコールセット」でひと息つきましょう。足の疲れを癒しつつ、ひんやりスイーツやドリンクをいただけば、まさに至福の時間です。
本川越 / カフェ
- 住所
- 川越市幸町3-2
- 営業時間
- [月~金] 10:00~19:00 [土・日・祝] 10:00~20:00
- 定休日
- 無休
- 平均予算
データ提供:
出典:
川越までのアクセスと、定番スポットや食べ歩きのお店、ランチスポットなどをご紹介してきましたがいかがでしたか?今回ピックアップしたスポットは、定番の中の定番で、その他にも見どころがたくさんあります。ぜひ、こちらのスポットをベースに、お好みの散策を楽しんでくださいね。
都内の主要駅から川越駅(本川越駅)までの往復切符+川越エリアでのフリー乗車券がセットになっていてとても便利◎