どら焼きのパッケージにもこだわりが。日本の良さを知ってもらえるようにと、和柄デザインの和紙を使っています。モダンなデザインがおしゃれで、手土産にも喜ばれそうです。

一枚流しのあんみつ羊かんで有名な「麻布昇月堂」。1918年（大正7年）の創業以来、地元の方に親しまれている老舗和菓子店です。

麻布昇月堂のどら焼きは「麻布どらやき蕎麦」の1種類だけ。生地にそば粉を使った珍しいどら焼きです。小ぶりで、お茶請けやちょっとしたおやつにぴったりの上品なサイズ。

半月形が特徴の「黒船どらやき」。少し濃い目の焼き色がついた生地は、黒糖入り。職人さんが気温や湿度に応じて火加減や水分量を調整しながら、毎朝1枚ずつ丁寧に焼き上げています。

自由が丘駅から歩いて10分ほどの場所にある「有機茶生どら Dolala （どぅらら）」は、有機素材を使ったグルテンフリーのどら焼き専門店です。

通年販売の「有機抹茶生どら」は、JSA（日本規格協会）認証のオリジナル有機抹茶を皮に練りこんでいるのが特徴です。皮はもち粉や米粉がベースで、卵や小麦粉、乳製品不使用。健康意識の高い方はもちろん、アレルギーの方も安心して食べられますね。

中には、オーガニックの豆乳クリームと特別栽培された希少な小倉三笠餡、国産はちみつがたっぷりサンドされています。

甘酒横丁にある「玉英堂 彦九郎（ぎょくえいどうひこくろう）」は、1576年（天正4年）から続く老舗和菓子店。現在の店主は24代目とのことで、長い歴史を感じますね。創業は京都でしたが、1954年（昭和29年）に日本橋にお店を開きました。

名物の「虎家喜（とらやき）」は、長年愛されている逸品。虎模様の皮が特徴です。これは先代が3代続いて寅年生まれだったことを祝って考案されたそう。秘伝の製法で焼かれた皮はふっくらやわらかで繊細な口当たりです。

餡は、小豆をつぶさずに煮上げた「粒餡」です。北海道産の大納言は粒が大きく、ホクホクとした食感が特徴。やわらかな皮と一緒に頬張れば、食感の違いを楽しむことができますよ。

生クリームと小倉餡のコンビ「生ドラトッツォ」は、和洋のコラボが楽しいスイーツです。ふんわりと軽い口当たりのクリームがたっぷりの進化系どら焼きを味わってみませんか？

個性的などら焼きを食べたい方は、住吉にある「福どら」がおすすめです。伝統的な和菓子と洋素材を組み合わせる斬新などら焼きが人気です。

あんこは、北海道羊蹄産の小豆を使用し、薄皮がやわらかく風味が良いのが特徴。
包装も上品で、抹茶には緑、杏には黄色と種類ごとに変えており、手土産にも喜ばれそうです。

「生ちょこもち」は、クーベルチュールで作ったチョコクリームに自家製の求肥が隠れています。チョコレートのほど良い甘さともっちり食感がクセになるおいしさです。

旧川越街道添いにある「神馬屋（じんめや）」は、知る人ぞ知るどら焼きの名店。創業した1875年（明治8年）当時は和菓子店でしたが、現在はどら焼きの専門店として営んでいます。

神馬屋のどら焼きは“いま坂どら焼き”と呼ばれています。はちみつをたっぷり使ったやさしい甘さの生地に、定番の「小倉」や「求肥餅入り」をはじめ、季節感ある餡が人気です。

こちらの「黒糖渋皮まろん」は、黒糖入りの生地に渋皮栗が1粒入ったもの。季節限定商品が多いため、こちらも通年販売はしていません。お店を訪れたときや事前に問い合わせてください。

全国菓子大博覧会で受賞した実績もある「いま坂どら焼」。本来の味を楽しめるよう保存料は不使用です。小さなお子さんから年配の方にも親しまれる味は、お土産にも喜ばれますよ。

「どら焼き MAKANA（まかな）」は、1919年（大正8年）創業の菓子店が母体のどら焼き専門店です。洋菓子店やカフェのような店内には、職人さんの感性が光るどら焼きがたくさん並んでいますよ。

どら焼きは大きく分けて、常温品の「まかなどら焼き」と冷蔵品の「フレッシュリーどら焼き」の2種類です。なかでも注目は「フレッシュリーどら焼き」。「塩バター×小倉」や「ブルーベリー×チーズクリーム」など洋菓子のようなどら焼きは、売り切れてしまうことも多いんですよ。

「フレッシュリーチーズクリーム」は、まろやかなチーズクリームがたっぷり。新鮮なチーズは、濃厚でありながらあと味がさっぱりしていて食べやすいと評判です。

昔ながらのどら焼きにエッセンスを加えた「小倉檸檬」などの「まかなどら焼き」との食べ比べを楽しんでみてはいかがでしょうか？