今回ご紹介するのは、2020年夏に神⼾元町にオープンした、ミッフィーで知られるオランダの絵本作家・グラフィックデザイナーのディック・ブルーナの名を冠した「Dick Bruna TABLE（ ディック・ブルーナ テーブル ）」。

旧居留地にほど近く、大丸神戸店やブランドショップが立ち並ぶ界隈に、本格ワインバルを有して大人の装いで登場。

ディック・ブルーナ作品の世界と⾷事を、⼤⼈の空間で楽しむことができます。ブラックを基調とした外観とナチュラルな内装が印象的で、額装されたディック・ブルーナのイラストに⽬を奪われます。

「ディック・ブルーナのイラストと共にワインと食事と会話が楽しめるお店」がコンセプト。

1階にテイクアウトカウンター、2階にオリジナルグッズショップとカフェ、3階には世界初の本格ワインバルで構成されています。
そして、4階はVIPルームに加えて、イベントスペースが設けられており、今後どんなことが開催されるのか要注⽬︕︕

フロアそれぞれでコンセプトが異なるので、目的に合わせた使い方を楽しめます。

1階のテイクアウトカウンターでは、DBT特製！トリュフ香るブラック･ベアボール (オランダ風コロッケ)やドリンクなどを販売。
ドリンクとフードメニューを⼀緒に注⽂すると、テイクアウト⽤の「ミッフィーキャリーバッグ」に⼊れて持ちかえることができます。
居留地に立ち並ぶベンチや港の公園まで散歩して、青空カフェにもぴったりです。

2階にたどり着くと、ロゴマーク入りのカトラリーやチョコレート缶などのオリジナルグッズが並ぶショップコーナ ーに胸躍ります。
カフェの内装のさわやかなホワイトウォールと木製家具は、まるでキャンバスのよう。
天井に使用する古い木材の梁や、うっとりと包み込んでくれるような照明が居心地よい空間を演出しています。
そう、ここはディック・ブルーナのアトリエをイメージしているのです。

ランチメニューは、オランダ風パンケーキや、同店の看板であるワインが決めての特製野菜たっぷりブラック・ベアカレーなど、ディック・ブルーナの故郷の味がサーブされます。

さすが大人が楽しめる空間とあって、スイーツも絶品なので心ゆくまで堪能してみて。
今後は、季節限定メニューなど見逃せない発表もあるようです。

3階の「くつろぎながら会話できるワインバル」は、ディック・ブルーナがよく通ったユトレヒトの老舗バルをイメージした空間で、ワ イン（酒類）を提供する世界初の本格ワインバルとあって、料理も本格派で通う価値あり。

※2階のカフェでも3階と同じ料理、お酒類が楽しめます。

カフェのやわらかい空気感とは一転して、重厚感のある壁面にワインボトルが恰好よく並び、ブルーナが装丁を⼿がけたペーパーバック（本物）が優雅に飾られています。

特別な日に⼤切な⼈と来店するにもおすすめのワインバルは、⼿の込んだプレート料理も豊富。
厳選した食材をふんだんに用いて、五感で満足できる仕上がりになっています。
ブルーナの作品を話題に会話に花を咲かせるのも趣があるというもの。

樽出しタップワインが特別ラベルで登場するほかにも、サクッと一杯に最適なおつまみもスタンバイ。
ワイン好きにはたまらない、ソムリエによるコース料理に合わせたワインペアリングは味わっておきたいメニュー。
料理とワインの相性を比べてみるのも楽しみになります。

4階を覗くと、シンプルなスペースがお⽬⾒えします。こちらは、イベントなどに使⽤できる多⽬的空間です。
催しによって、表情が変化するのも期待が膨らみます。
同フロアにあるというVIPルームは、利⽤者だけが体験できるという仕掛けが。お昼は15,000円以上のコース、ディナーは20,000円以上のコースの注文で予約することができます。

⼦どもの頃に⼤好きだったキャラクターや、⼤⼈のファンも多いブラック・ベアなど、ディック・ブルーナの作品が堪能でできます。
1階から4階まで、随所に大人のための楽しみが散りばめられている「Dick Bruna TABLE」。

カフェやバルで⾷事をするには、予約をするのがおすすめ。お店のWebサイトや電話による予約のほか、食べログからでも予約が可能です。

場所は、ランドマークである大丸神戸店のお向かいで、ブラックの装いでクラシカルなビルディングが目印。
さっそく神戸の新名所として、注目が集まっています。