全国的にも初詣の人気スポットとして名高い「成田山新勝寺」。1000年を超え「成田のお不動さま」と親しまれ、開運・厄除けを求めて多くの人が訪れます。広々とした境内には壮大な本堂の他いくつものお堂があり、自然豊かな公園も備えています。お願いごとの成就を祈願する御護摩はとても人気。少し時間がかかるので、待ち時間に境内をゆっくり巡るというのもおすすめです。

成田山といえば、鰻が有名。表参道には名店・老舗が連なり、職人さんが鰻を捌いている様子も眺めることができます。他にも蕎麦や天ぷら...たくさんの飲食店が並んでいますので、食事に困ることはありません。週末や初詣シーズンは混み合いますので、予め行きたいお店をチェックしておくと良いでしょう。

「成田ゆめ牧場」は、動物とのふれあいはもちろん、体験教室やシーズン毎のイベント、キャンプなど、趣向を凝らした内容で楽しませてくれるファミリー向けの牧場。動物たちの生の表情がなんとも愛くるしくて、ついつい長居をしてしまいそうです。

成田空港や成田山からほど近い場所にある「房総のむら」は、房総の伝統的な生活の風景を体感することができる体験型博物館。武家や商家、農家など江戸時代を彷彿とさせる街並みに身をおくと、タイムトラベルしてきたような錯覚を感じます。

それぞれのテーマに沿って再現された家は、とてもリアルで当時の人々の暮らし方を肌で感じることができます。また、技術の実演や体験イベントもかなり豊富で、いつ来ても新鮮な感覚を起こさせます。暮らしのことは、頭で想像し考えるよりも実際の体験を通した方が腑に落ちるのかもしれませんね。

香取市香取にある「香取神宮」は、全国に約400社あるとされる香取神社の総本社。出雲の国譲りの神話に登場する経津主大神（ふつぬしのおおかみ）を祀っていることから、皇室との縁も深いとのこと。漆黒の美しく堂々とした本殿の前に立つと、何とも言えぬ厳かな気持ちになります。

佐原で創業350年もの歴史を誇る油茂製油。古風な設えのお店には、ずらっと名品、ごま油とラー油が並びます。「玉締め一番搾りごま油」も最高に美味しいのですが、筆者がはまってしまい長年リピートし続けているのは、ラー油。しっかり辛いけれど香り高く深みがあって一向に飽きません。そして、未だこれ以上の商品に出合ったことがないのです。

完全無農薬のしいたけ狩りを1年通じて体験できる「佐倉きのこ園」。季節限定で、きくらげやあわび茸も採れる時期も！バーベキュー設備もあるので、採れたてきのこを新鮮なうちに炭火焼きで味わうこともできます。家族やグループで来てわいわい盛り上がるのも楽しそうです。

防カビ剤、成長促進剤などは一切使用せず、国産菌床で天然水を組み上げ栽培するしいたけ。ハウスの環境も森の中をイメージし、きのこに最適な自然環境を再現するこだわりよう。実際、嫌いが好きに転じるほど、しいたけの美味しさに開眼する人が多いのだとか。大きいきのこがなくなり次第終了してしまうので、早めの時間帯に訪れるようにしましょう。