爽やかな春空と百花の王に魅せられて…牡丹の名所5選【奈良県編】

爽やかな春空と百花の王に魅せられて…牡丹の名所5選【奈良県編】

「百花の王」とも呼ばれる牡丹は、古くから女性の美しい姿を「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」と表現するほど、美しい花を咲かせます。春の風物詩でもある桜が見ごろを終える時季になると、王者のように大輪の花を咲かせる牡丹が次々と開花し、日本独特の和の佇まいをした風景とよく調和しています。今回は、全国各地に点在している牡丹の名所のうち、奈良県の牡丹の名所をご紹介します。2020年04月01日作成

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旅行・お出かけ
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近畿奈良県寺社仏閣名所
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長谷寺/桜井市

古くから「花の御寺」と異名を持つほど四季折々で美しい花々を咲かせることで有名な長谷寺は、牡丹の名所でもある初瀬山中腹に建立された真言宗の寺院です。
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古くから「花の御寺」と異名を持つほど四季折々で美しい花々を咲かせることで有名な長谷寺は、牡丹の名所でもある初瀬山中腹に建立された真言宗の寺院です。

長谷寺では、毎年4月下旬から5月上旬にかけて約150種類、7000株におよぶ牡丹が開花します。色とりどりの牡丹の花は、山間部に佇む古刹の春に彩りを与えています。
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長谷寺では、毎年4月下旬から5月上旬にかけて約150種類、7000株におよぶ牡丹が開花します。色とりどりの牡丹の花は、山間部に佇む古刹の春に彩りを与えています。

大輪の花を咲かせる牡丹は、「百花の王」と称されるに相応しく凛とした風情があります。その一方で、牡丹は、洗練された優美な美しさをも持っており、美しい女性を形容するのに相応しい姿をしています。
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大輪の花を咲かせる牡丹は、「百花の王」と称されるに相応しく凛とした風情があります。その一方で、牡丹は、洗練された優美な美しさをも持っており、美しい女性を形容するのに相応しい姿をしています。

奈良大和路の花の御寺 総本山 長谷寺

當麻寺塔頭・中之坊/葛城市

當麻寺は、大阪府と奈良県の県境に位置する双耳峰の美しい山容をした二上山麓に建立された仏教寺院です。當麻寺伽藍にある中之坊は、真言宗の當麻寺塔頭で、中将姫(※)剃髪伝説のある寺院です。


(※)中将姫は、日本史の伝説上の人物で、當麻寺本堂の御本尊として祀られている當麻曼荼羅を一晩で織り上げたと伝えられています。
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當麻寺は、大阪府と奈良県の県境に位置する双耳峰の美しい山容をした二上山麓に建立された仏教寺院です。當麻寺伽藍にある中之坊は、真言宗の當麻寺塔頭で、中将姫(※)剃髪伝説のある寺院です。


(※)中将姫は、日本史の伝説上の人物で、當麻寺本堂の御本尊として祀られている當麻曼荼羅を一晩で織り上げたと伝えられています。

當麻寺塔頭・中之坊の境内には約1200株の牡丹が栽培されており、毎年4月下旬から5月上旬にかけて見ごろを迎えます。白い和傘と大輪の花を咲かせた牡丹が織りなす景色は、まるで一枚の掛け軸のような素晴らしさです。
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當麻寺塔頭・中之坊の境内には約1200株の牡丹が栽培されており、毎年4月下旬から5月上旬にかけて見ごろを迎えます。白い和傘と大輪の花を咲かせた牡丹が織りなす景色は、まるで一枚の掛け軸のような素晴らしさです。

當麻寺塔頭・中之坊には、国の史跡・名称に指定されている美しい庭園があります。中之坊を訪れた際には、牡丹園だけでなく、ぜひ庭園も見学されることをおすすめします。
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當麻寺塔頭・中之坊には、国の史跡・名称に指定されている美しい庭園があります。中之坊を訪れた際には、牡丹園だけでなく、ぜひ庭園も見学されることをおすすめします。

當麻寺 中之坊と伽藍堂塔 −奈良県 葛城市−

當麻寺塔頭・奥院/葛城市

當麻寺塔頭・奥院は、京都東山に位置する浄土宗の総本山、知恩院の第12代目住職を務めていた誓阿普観上人によって、1370年に當麻寺伽藍に創建された浄土宗の仏教寺院です。
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當麻寺塔頭・奥院は、京都東山に位置する浄土宗の総本山、知恩院の第12代目住職を務めていた誓阿普観上人によって、1370年に當麻寺伽藍に創建された浄土宗の仏教寺院です。

當麻寺塔頭・奥院では、毎年4月下旬から5月上旬にかけて境内で栽培されている牡丹が次々と開花し、見頃を迎えます。
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當麻寺塔頭・奥院では、毎年4月下旬から5月上旬にかけて境内で栽培されている牡丹が次々と開花し、見頃を迎えます。

當麻寺塔頭・奥院には、極楽浄土をイメージした浄土庭園があります。浄土庭園を背景に、色鮮やかな牡丹が満開に花を咲かせている様は、まるで一枚の日本画のようです。
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當麻寺塔頭・奥院には、極楽浄土をイメージした浄土庭園があります。浄土庭園を背景に、色鮮やかな牡丹が満開に花を咲かせている様は、まるで一枚の日本画のようです。

當麻寺 奥院 | 浄土庭園 納骨堂 綴織當麻曼陀羅

當麻寺塔頭・西南院/葛城市

當麻寺塔頭・西南院は、7世紀後半に當麻寺が創られた際に、坤(裏鬼門)を守る寺院として創建された古刹です。ここは、関西花の寺第二十一番霊場に指定されており、関西有数の花の御寺として知られています。
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當麻寺塔頭・西南院は、7世紀後半に當麻寺が創られた際に、坤(裏鬼門)を守る寺院として創建された古刹です。ここは、関西花の寺第二十一番霊場に指定されており、関西有数の花の御寺として知られています。

毎年4月下旬から5月初旬にかけて當麻寺塔頭・西南院の境内では次々と牡丹が大輪の花を咲かせます。春の青空を背景に、日よけの白い和傘とピンク色をした牡丹とのコントラストの美しさは格別です。
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毎年4月下旬から5月初旬にかけて當麻寺塔頭・西南院の境内では次々と牡丹が大輪の花を咲かせます。春の青空を背景に、日よけの白い和傘とピンク色をした牡丹とのコントラストの美しさは格別です。

當麻寺塔頭・西南院境内からは、平安時代初期に建立された二基の三重塔(西塔と東塔)を絵になる角度で眺めることができます。近世以前に造られた三重塔が東西共に現存されている寺院は日本で當麻寺唯一となるので、當麻寺塔頭・西南院を訪れた際には、牡丹園だけでなく、三重塔も眺めてみてはいかがでしょうか。
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當麻寺塔頭・西南院境内からは、平安時代初期に建立された二基の三重塔(西塔と東塔)を絵になる角度で眺めることができます。近世以前に造られた三重塔が東西共に現存されている寺院は日本で當麻寺唯一となるので、當麻寺塔頭・西南院を訪れた際には、牡丹園だけでなく、三重塔も眺めてみてはいかがでしょうか。

當麻寺 西南院 公式ページ

石光寺/葛城市

石光寺は、修験道の開祖者である役小角によって飛鳥時代後期に創建された奈良時代でも有数の古刹です。関西花の寺第二十五霊場20番になっている石光寺は牡丹で有名なほか、芍薬、アジサイ、桜、サルスベリなどが栽培されており、四季折々で美しい花々を鑑賞することができます。
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石光寺は、修験道の開祖者である役小角によって飛鳥時代後期に創建された奈良時代でも有数の古刹です。関西花の寺第二十五霊場20番になっている石光寺は牡丹で有名なほか、芍薬、アジサイ、桜、サルスベリなどが栽培されており、四季折々で美しい花々を鑑賞することができます。

石光寺境内には牡丹園があり、現在、420種類2700株の牡丹が栽培されています。
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石光寺境内には牡丹園があり、現在、420種類2700株の牡丹が栽培されています。

競うように花を咲かせる牡丹は、和の佇まいをした寺院庭園風景とよく調和しており、どこを切り取っても絵になります。
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競うように花を咲かせる牡丹は、和の佇まいをした寺院庭園風景とよく調和しており、どこを切り取っても絵になります。

牡丹・芍薬・寒牡丹と中将姫伝説の石光寺(奈良県葛城市)

牡丹の名所を訪れてみませんか?

爽やかな春空と百花の王に魅せられて…牡丹の名所5選【奈良県編】
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いかがでしたか?奈良県には、ご紹介したスポット以外にも、素晴らしい牡丹の名所がたくさんあります。「百花の王」とも称されながらも優美で洗練された女性的な美しさを持ち、日本古来の和の佇まいとよく調和した牡丹の名所を訪れ、その美しさに魅せられてみませんか。

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