無事に元気な赤ちゃんを出産するために、子宝神社へお参りしませんか？安産祈願は戌の日に行くことが一般的とされていますが、必ずしも戌の日に行かなければならないことはありません。安産のご祈祷は戌の日以外でも行われますので、ご自身の予定に合わせて余裕をもってお参りしましょう。

鬼子母神堂に祀られている「鬼子母神」は、安産と育児の神様です。都心とはいえ静かな場所にあり、ゆっくりとお参りすることができます。

境内にある大イチョウは「子授け銀杏」と呼ばれ、樹齢は700年以上といわれています。こちらで子宝祈願をしましょう。

安産・子宝のご利益がある日枝神社。ご祭神は「大山咋神（おおやまくいのかみ）」です。他の神社と違う点は、狛犬ではなく大山咋神の使いである猿が境内のあちこちに置かれていることです。猿は、犬と同じように分娩が軽いため、安産の神として古来から崇められています。

本殿に向かって左側にあるメスの猿と子猿の像は、安産や子宝のご利益があるパワースポットです。こちらでもしっかり祈願しましょう。

亀戸天神社は、学問の神様として有名な菅原道真公が祀られている神社です。「亀戸天満宮」という呼び名でも親しまれています。菅原道真公とその妻は14人の子宝に恵まれたことから、安産・子宝の神様として崇められてきました。

乃木神社は、明治天皇崩御の祭に殉死した乃木将軍御夫妻が祀られている神社です。勝利の神様、そして夫婦和合の神様として崇められています。昭和20年に空襲で社殿を消失しましたが、昭和37年に復興しました。

駅から近いのでアクセスも良好。妊娠中の体でも負担が少なく訪れることができますね。絵馬にお願い事を書いて祈願しましょう。お守りが人気で、SNSでも評判になっています。

鶴岡八幡宮の入り口近くの源平池にある「旗上弁財天社」に、北条政子の安産を願って源頼朝が置いたとされる「政子石」があります。この政子石に、子宝に恵まれるご利益があるとされています。政子石にちなんだお守りも人気です。

初詣でも大人気の住吉大社はさまざまなご利益がありますが、4つある本殿のうちの「第四本宮」と末社の「種貸社」は安産や子宝のご利益があります。安産祈願の方は第一本宮から第四本宮まで順番にお参りしましょう。特に第四本宮は念入りにお願いするとよいですよ。子宝祈願の方は、まずは第一本宮から第四本宮まで順番にお参りし、そのあと種貸社をお参りしましょう。

正式名称は「敷地神社」で、安産や子受け（子宝）のご利益があります。安産お守りに稲藁を授かることでき、その藁に節があれば男の子、節がなければ女の子が生まれるといわれています。

文武天皇の皇后が皇子誕生を願い叶ったことから、熊野本宮大社の分霊を移したのが三熊野神社です。4月に開催される大祭では「神子抱き神事」が行われます。ご神体化身の「おねんねこ様」という人形を抱いて祈願すると、子宝に恵まれるとされていて、遠方からも多くの方が参拝します。

白山神社のご祭神は「菊理媛大神」（くくりひめのおおかみ）という女性の神様です。御神木の「むすびの銀杏」は2本の銀杏の木で、触ると子宝に恵まれて安産になるといわれています。他にも、安産や子授けにかかわるものがたくさんある神社ですので、ご夫婦でお参りするのがおすすめです。

世界遺産に登録され、さまざまなご利益がある厳島神社。その中にある摂社「大国神社」に祀られている大国主命（おおくにのぬしのみこと）は、厳島神社に祀られている田霧姫命（たきりひめのみこと）と湍津姫命（たぎつひめのみこと）と夫婦となり多くの子宝に恵まれたことから、縁結びや子宝や安産のご利益があるとされています。

全国にある水天宮の総本宮が、福岡の水天宮です。九州一の長さを誇る筑後川のすぐそばに鎮座しています。安産の神様が祀られていることで有名ですが、子授けのご利益もあります。

熊本県阿蘇の乙姫川上流の河原に、上向きに寝た女性の形をした石が「乙姫子安河原観音様」のご神体として鎮座しています。男の子が欲しい場合は黒い石を、女の子が欲しい場合は赤い石を、河原から持ち帰り股に挟むと、子宝・安産のご利益があるとされています。

安産・子宝の神様は、子どもを望み、無事に出産したいと願う女性の力になってくれる存在です。きっとあなたのお願いを叶えてくれますよ。無事に赤ちゃんが生まれたら、体調の回復を待ってからお礼参りをするのもいいですね。