神々が集うパワースポット「島根県」で、大満足の観光を

鳥取県と同様に島根県も、大規模なテーマパーク・レジャーランドはありませんが、日本最古の歴史書「古事記」のなかに島根県が多く登場するなど、“美しい日本”を感じられるスポットがたくさん。
それゆえ、「自然や歴史文化に触れる、ゆったりと心を癒す旅行・観光」を楽しみたい方に愛されている場所です。
今回は、そんな「島根県」でおすすめの観光地をご紹介。
探してみると、子供連れの家族旅行にもぴったりな、可愛いシロイルカに出会える水族館も!
気軽に島根県の魅力を満喫できるスポットをご紹介しますので、島根観光時に参考にしてみてくださいね。
≪始めに押さえたい、島根観光のスタート地点について≫
鳥取寄りの「出雲空港・出雲市駅」か、山口寄りの「萩・石見空港」か。
対して、左側の島根県西部には「益田市・浜田市」などがあります。こちらのエリアなら、山口県寄りの「萩・石見空港」を利用したほうが便利かもしれませんね。
たいてい大きな都市でも出雲行きの長距離バス、また東京からは、出雲市行きの寝台特急「サンライズ出雲」も出ていて、人気ですよね。
ちなみに、島根県東部ならば鳥取県、島根県西部ならば山口県に隣接していますので、二泊三日、三泊四日など、長めの旅程にすれば、山陰地方の複数の県を満喫することも可能ですよ◎ 鳥取→島根→山口・・と、日本海側を旅するのも、楽しい旅になりそう!
おすすめ1:一度は行きたい「出雲大社」&周辺観光モデルコース
出雲大社(いずもたいしゃ)
島根県立古代出雲歴史博物館
≪出雲大社周辺で人気のスイーツもcheck!≫
okinogami blue cacao's(オキノガミ ブルー カカオ)
大社珈琲 (たいしゃこーひー)
旧大社駅(きゅうたいしゃえき)
稲佐の浜(いなさのはま)
こちらは、「出雲大社」と並んで、パワースポットとして外したくない場所。大国主神 (オオクニヌシノカミ)と武甕槌(タケミカヅチ)による国譲り神話の舞台である「稲佐の浜(いなさのはま)」。
上のほうで、旧暦10月に八百万の神様が出雲大社を訪れる、という説明をしましたが、その神様たちがはじめに上陸する場所が、この砂浜なんです。出雲大社近くのバス停からバスにのって、だいたい10分前後で到着しますよ。
そして、その稲佐の浜に佇む、こちらの「弁天島」もご注目スポット。今ではすっかり陸とつながっていますが、かつては砂浜から約30m沖のところにあったそう。海神・大綿津見神(オオワタツミノカミ)の娘の、豊玉毘古命(トヨタマヒコノミコト)が祀られています。
日御碕灯台(ひのみさき とうだい)
(マイカー利用の方は、稲佐の浜から日御碕灯台まで、車で約15分)
美しい夕日が見える場所としても有名な日御碕(ひのみさき)。
ドラマティックな神話が残っている場所ではありませんが、日本海と夕日の景色はもちろん、断崖絶壁、奇岩など・・・自然美と大きなパワーを、思いっきり体感できる場所。
お目当ての日御碕灯台までは、このような狭い遊歩道をすこし歩きますが、それを抜けると・・・。
≪日御碕灯台周辺の美味しいお店もcheck!≫
日御碕神社(ひのみさきじんじゃ)
実は上下二社あり、
上の宮は「神の宮」で、お祀りするのは、素戔嗚尊(スサノオノミコト)。
下の宮は「日沈宮(ヒシズノミヤ)」で、お祀りするのは、天照大神(アマテラスオオミカミ)。
そう、ピンと来た方もいるかもしれませんが、日本神話でお馴染みですよね。少し複雑な関係ですが、姉弟の神様が祀られているんです。
縁結びや厄除けにご利益があるといわれています。
おすすめ2:日本一の庭を愛でる、松江周辺観光モデルコース
島根県立美術館
12匹の宍道湖うさぎ
宍道湖の美しい夕日
松江城

「島根県立美術館」から30分ほど歩くと、松江の街中を通り、シンボル的存在の「松江城」へ。実は松江は、城下町なんですよ。
「松江城」には見事な水堀があり、400年以上の時を見つめる現存天守は、国宝です。(ちなみに日本での現存天守は12とされています)
実は、その松江城の楽しみ方は、大きく二つ。一つめは、最上階からの眺望など、天守閣での体験を楽しむこと。もう一つは・・・次でご紹介する、堀川めぐりです。
堀川めぐり
足立美術館
祝!足立美術館の日本庭園が16年連続日本一を達成!
アメリカの日本庭園専門誌『The Journal of Japanese Gardening(ジャーナル・オブ・ジャパニーズ・ガーデニング)』より、全国の日本庭園900か所以上を対象に実施した「日本庭園ランキング 2018年」が発表され、安来市にある足立美術館の日本庭園が「16年連続日本一」に選ばれました!
おすすめ3:もう一泊の価値あり。「石見銀山」&周辺観光モデルコース
人生のうちで一度見ておきたい“世界遺産”だからこそ、もう一泊して滞在する価値ありですよ。
世界遺産「石見銀山(いわみぎんざん)」 *大田市大森町
石見銀山遺跡が世界遺産として評価されている理由の一つに、16世紀からすでに環境に配慮し、自然と共生した鉱山運営を行っていたことがあげられます。
石見銀山での銀の採掘から精錬までの作業は、すべて人力・手作業・小規模で、燃料確保のために植林がされるなど、現地の自然が大幅に改変されることはありませんでした。
群言堂(ぐんげんどう) 石見銀山本店 *大田市大森町
暮らす宿 他郷阿部家(群言堂が運営する宿)
仁摩サンドミュージアム *大田市仁摩町
この大砂時計は、「砂暦(すなごよみ)」と名付けられ、1tの砂を一年かけて落とす世界最大の砂時計です。
全長5.2m、直径1mというジャンボ容器を使い、1tもの砂がわずか直径0.84mmのノズルから刻々と落ちています。
温泉津温泉「薬師湯」 *大田市温泉津町
島根県立しまね海洋館アクアス *浜田市と江津市の間
たいてい毎週土曜日、石見神楽公演が行われています。気になる方は、下記のページを参考にしてみてください。
【おまけ】併せて知りたい!島根でおすすめの宿泊情報(温泉旅館)
「出雲大社」の近くで宿泊するなら、【湯の川温泉】がおすすめ
【湯の川温泉】のおすすめ旅館・・・『湯の川温泉 湯宿・草菴』
「松江」に宿泊するなら、【松江しんじ湖温泉】【玉造温泉】がおすすめ

宍道湖の北側湖畔に面した、天然温泉の「松江しんじ湖温泉」。宍道湖を借景にした温泉旅館・ホテルが多く、もちろん、宍道湖名物の夕日を眺める、特別な思い出作りも期待できます。
また松江しんじ湖温泉がある宍道湖北側は、一畑電車の駅が近くにあるため、ぷらっと電車でお出かけしやすいのも嬉しいところ。一畑電車が企画するツアーなどもあり、観光の満足度がぐっと高まりますよ。
【松江しんじ湖温泉】のおすすめ旅館・・・『松江しんじ湖温泉 皆美館』
【玉造温泉】のおすすめ旅館・・・『佳翠苑 皆美』
おしまいに

島根半島の北方にある小さな島、隠岐の島の観光も人気。このように、馬や牛の放牧風景を楽しむことも。
あらゆる縁をつかさどる大国主大神 (オオクニヌシノカミ)*を御祭神とすることで有名な「出雲大社」。恋愛、仕事での人との出会い、また会社の発展など・・良縁を願う多くの方が参拝に訪れる場所として有名。
また、旧暦10月10日を迎えると、日本中の八百万の神さまが1年に1度集まる場所としても知られる、日本を代表するパワースポットなんです。