フランス・パリ
エッフェル塔に凱旋門、ルーブル美術館など、人気の観光地がたくさんあるパリ。それでも「一番素敵だなぁ」と感じるのは、やっぱり街を行きかうパリジェンヌたち。せっかくパリに行くのなら、彼女たちに一歩近づける、そんな旅はいかがでしょう?
アパルトマンのようなホテルで、パリ暮らし気分*
パリの中心部2区にある、まるでアパルトマンの1室のようなホテルTinah(ティナ)。パリに住んでいるような気分に浸ることができます。アットホームな雰囲気なので、スタッフさんに、おすすめの場所を聞いてみるのも良いですね。
焼き立てクロワッサンの香りにつられて…
ホテルTinahの向かいにある、プティ・カロ―通りを抜けてそのまま進むと、モントルゲイユ通りに。この通りには、カジュアルなレストランやカフェが多く立ち並び、どこに入ろうか迷ってしまいます。
ホテルで朝ごはんも良いですが、クロワッサンとコーヒーで、パリジェンヌのような朝ごはんはいかがでしょう?
焼き立てパンのにおいのするカフェなら、ふらりと立ち寄っても失敗なしです。
お気に入りを見つけたいなら「蚤の市」
イギリス・ロンドン
ロイヤルファミリーがいたり、アフタヌーンティーが有名だったり、ちょっぴり高級なイメージのあるロンドンですが、地元の人たちは歴史や文化を大切にしながらも、質素に楽しく暮らしています。お喋りで気さくなロンドナーに混じって、街を散策してみましょう。
ふらりと行っても安心な「ミュージアム」
本気で「アンティークやヴィンテージ」を探したいなら…
お買い得にアンティークやヴィンテージを探すなら、カーブーツセールも。カーブーツとは、車のトランクのこと。ディーラーさんが空き地に駐車して、商品の入ったトランクを開いてそのまま販売する、というラフなスタイルのマーケットなのです。
広い空き地がある場所ということで、郊外で開催されることが多いカーブーツセール。公共交通機関を使っても行けるものなら、「チジック・カーブーツセール」がおすすめ。フリーマーケットのような感覚で、掘り出し物がたくさん見つかります。
お洒落な空間で楽しむ「イギリス料理」
フィッシュ&チップス以外は何があるの?なんて、思ってしまうイギリス料理ですが、素材の味を生かした美味しいお料理もたくさん。
白×ボタニカルな内装が素敵なレストラン「ボーン&ホリングワース」は、地元の女性にも人気。お茶の時間に訪れるのも良いですね。
やっぱり「パブ」には行っておきたい?
オランダ・アムステルダム
オランダといえば、チューリップと風車のイメージではないでしょうか。でも実はそれだけではなく、アムステルダムは歴史と前衛的な部分が入り混じる、見どころの多い街。アートに親しみながら独特の街並み楽しむ、そんな旅がおすすめです。
ゴッホの作品を見る?それとも…?「ミュージアム広場」へ
世界遺産の「運河地区」をお散歩♪
ミュージアム広場から歩いて行くこともできる運河地区。17世紀に作られた運河が半円上に広がっており、世界遺産にも登録されています。
歴史のある地区でありながら、スタイリッシュなカフェやバーが多く地元の人にも人気。お洒落なセレクトショップや、ヴィンテージショップもたくさん見つかります。
ちょっぴり喉が渇いたら…
アムステルダムの地ビールのハイネケンは、日本のビールにも似ていて、とっても飲みやすいのが特徴。ほとんどのバーにあるので、軽く1杯だけ飲むのも良いもしれません。おつまみは、地元の人にも人気のフライドポテトを。
オーストリア・ウィーン
音楽の都と呼ばれるウィーンは、音楽家さんや音大生さんも多くて、地元の方がとても親切。他のヨーロッパの都市と比べても、治安が良く清潔で美しい街です。その分、観光客向けのお店やサービスも多いのですが、せっかくなら地元の人の行きつけの場所にも行ってみたいもの。
どの「美術館」に行こうかなぁと迷ったら…
馬車の走る「旧市街」をお散歩
マリアテレジア広場やオペラ座からも近い「旧市街」。お買い物しながら、街並みを散策するのも良いですね。
夜はやっぱりコンサートに行ってみたい
地元のお洒落さんが集まるスポットは?
カフェ文化が盛んなウィーンには、お洒落なカフェがたくさん。健康志向の朝ごはんやブランチをいただける「ウーリッチ」には、地元のお洒落な若者が多く集います。
カフェ周辺を散策するのも良いでしょう。
イタリア・ミラノ
「ドゥオモ」や「最後の晩餐」など、キリスト教文化の残る街な反面、ファッションの都でもあるミラノ。高級ブランド店も多いですが、アーティストやデザイナーが多く暮らす街でもあるため、個性的なショップもたくさんあります。男性も女性もスタイリッシュな方が多く、街を歩く人を眺めるだけでも楽しめます。
地元の人もお気に入り。運河沿いの「ナヴィリオ地区」
「ナヴィリオ地区」には、遅くまで営業しているバーが多く、地元の人は朝まで飲んでいるのだそう。
「ナヴィリオ運河」の両岸には、個性的な小物やアートを扱うショップも多く、ジェラートを片手に散策するのも良いですね。
アーティストさん達のアトリエがショップになったかのような「Artupia(アーツピア)」。作品もさることながら、空間自体にもイタリアらしい異国情緒が漂います。
所在地:Alzaia Naviglio Grande, 4, 20144 Milano MI, イタリア
素敵なイタリア製品を探しに「ブレラ地区」へ
どこで何を食べたら良いの?と迷ったら…
ミラノでは、美味しそうなレストランが多くて迷ってしまいますが、地元の人にお気に入りを聞くのが一番かもしれません。
「Antica Trattoria Della Pesa」は、ミラノ在住のイタリア人女性がおすすめしてくれたレストラン。パスタも良いですが、リゾットも絶品です。
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レストランだけではなく、ミラノではデリでお惣菜を買うのも◎。ランチなら公園で…、ディナーならホテルに持ち帰って、ワインと一緒にお部屋で…と、リラックスしたお食事タイムに。
「Rossi & Grassi」は、お野菜のムースや、エビとトマトのジュレなど、美しいお惣菜が並んでいて、見ているだけで楽しくなります。生ハムも、お願いした枚数だけカットしてくれます。
※イメージ画像です
思い出に残る「ヨーロッパ旅行」に
せっかくヨーロッパを旅するのだから、その街にしかない空気感を味わって、大切な思い出にしたいですよね。時間に限りはあっても、穏やかな気持ちで旅できれば、「あの街にまた帰りたいなぁ」と懐かしく思ってしまいそう。是非旅の計画の参考にしてくださいね。
長いお休みがないと行けない「憧れのヨーロッパ」。せっかく行ってはみたものの、地元の人とはちょっぴり距離を感じてしまうかもしれません。そこでこの記事では、主要な観光地を巡るだけで終わらない、「地元と人と同じ楽しみ方のできる街歩き」をご紹介します。