着物を纏ったら、大人の和散歩へ
「さらりと着こなす着物 ~入門編~」では、ふだん着物の着こなし方についてご紹介しました。今回は、後編となる「さらりと着こなす着物 ~粋なお出かけ編~」。和のおしゃれに身を包んだら、お出かけしてみませんか。
着物でお出かけすると、いつもとは異なる視点で街の魅力を体験できますよ。
着物でお出かけすると、いつもとは異なる視点で街の魅力を体験できますよ。

出典:unsplash.com
▼「vol.1~入門編~」は、こちらから。
舞台は京都。着物姿でレトロ建築に出会う、ハイカラ気分の散策を
着物姿が絵になる。写真撮影が楽しい「京都の歴史的建造物」5選
古い建築物が数多く残る京都。寺社仏閣や町屋レストランなど純和風の建物もいいですが、和のおしゃれと大正~昭和初期の洋風レトロ建築のコンビネーションもとっても素敵。筆者選りすぐりの4施設をご紹介します。
1.京都文化博物館 別館(旧日本銀行京都支店)
・「前田珈琲」
烏丸御池 / 喫茶店
- 住所
- 京都市中京区高倉通り3条上ル東片町623-1 京都文化博物館 旧日銀金庫室 1F
- 営業時間
- 10:00~19:30(L.O.19:00)
- 定休日
- 不定休(京都文化博物館に準ずる)
- 平均予算
- ~¥999
・ご近所には「中京郵便局」も。
2.SACRAビル(旧不動貯金銀行京都支店)
3.東華菜館
祇園四条 / 中華料理
- 住所
- 京都市下京区西石垣通四条下ル斎藤町140-2
- 営業時間
- 11:30~21:30(L.O.21:00)
- 定休日
- 無休
- 平均予算
- ¥5,000~¥5,999 /¥2,000~¥2,999
4.≪1928ビル≫ カフェ アンデパンダン
京都市役所前 / スペイン料理
- 住所
- 京都市中京区三条通御幸町東入弁慶石町56 1928ビル B1F
- 営業時間
- [月~木・日・祝日]
11:30~23:00
(food L.O)22:00
(drink,dessert L.O)22:30
[金・土・祝前日]
11:30~24:00
(food L.O)22:00
(drink,dessert L.O)23:30
- 定休日
- 不定休
- 平均予算
- ¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
5.≪文椿ビルヂング≫ お酒の美術館 京都三条烏丸レトロパブ
烏丸御池 / バー
- 住所
- 京都市中京区御倉町79 文椿ビルヂング 2F
- 営業時間
- 平日11:30〜24:00
土日祝日12:00〜24:00
- 定休日
- 定休日なし(台風等で臨時休業の可能性あり。お問い合わせください)
- 平均予算
- ¥2,000~¥2,999 /~¥999
「文椿ビルヂング」の公式サイトはこちらから。
アンティークも見どころ。京都を代表する「レトロ喫茶」2選
1.ソワレ
京都河原町 / 喫茶店
- 住所
- 京都市下京区西木屋町四条上ル真町95
- 営業時間
- <1階>
13:00~19:00(L.O.18:00)
<2階>
14:00~19:30(L.O.18:45)
- 定休日
- 月曜(※祝日の場合は翌日)
- 平均予算
- ~¥999 /~¥999
2.きんせ旅館
丹波口 / カフェ
- 住所
- 京都市下京区西新屋敷太夫町80
- 営業時間
- 月・木曜日 :15:00~22:00
金・土・日・祝日:15:00~22:00
きんせ旅館のInstagram・Facebookにて開店・閉店時間を確認できます。
- 定休日
- 火曜日
- 平均予算
- ~¥999
併せて立ち寄りたい。身近な和に出会える「縁日・骨董市」
お寺で開催されるおすすめの市(一例)
・知恩寺「百万遍さんのてづくり市」:毎月15日
・東寺「弘法市」:毎月21日
・北野天満宮「天神市」:毎月25日
・知恩寺「百万遍さんのてづくり市」:毎月15日
・東寺「弘法市」:毎月21日
・北野天満宮「天神市」:毎月25日
知恩寺「百万遍さんのてづくり市」について
東寺「弘法市」について
北野天満宮「天神市」について
【Information】京都には、着物姿の方に優しいサービスも
着物初心者さんにとって耳より情報* 京都には、着物でのお出かけを町がサポートしてくれる<京都きものパスポート>というサービスがあるんです。
<京都きものパスポート>
<京都きものパスポート>は専用アプリを無料ダウンロードすればすぐ利用できますので、ぜひチェックしてみてくださいね。
京都きものパスポートの公式サイトです。着物で楽しめる施設や和装用品が見つかるお店など、京都の和散歩が何倍も楽しめる情報が充実しています。
京都きものパスポートの公式アプリ「きものパスポ」は、こちらから。
着くずれレスキューについては、こちらから。
京都の町は、心躍るおめかしで
和と洋の垣根を取り払って、自由に着物のおしゃれを楽しんでみましょう。今まで単なるお土産だった和小物がぐっと身近に感じられたり、いつもの場所がとても新鮮に楽しめたり・・。和のおしゃれに身を包んだ時の心躍る気持ちと新しい発見を、ぜひ体験してみてくださいね。
今回ご提案する和散歩の舞台は、古都「京都」。
京都では日常的に着物を着て生活している方が多く、そのため、着物初心者さんも“着物姿が目立つ”ことを気にせずに町歩きを楽しめるはず。