【両国】で江戸の歴史を学ぶ。大人も子ども夢中になれるおすすめスポット5選

【両国】で江戸の歴史を学ぶ。大人も子ども夢中になれるおすすめスポット5選

墨田区・両国は、江戸で一番の歓楽街として、古くから庶民に親しまれてきました。流行や伝統の中心地として栄えた両国エリアには、当時の様子を伝えるスポットが今もたくさんあります。東京オリンピックを控え、ますます注目されている東京の昔に想いを馳せてみませんか?今回は、大相撲で有名な「両国国技館」や江戸から現在の歴史を一度に学べる「江戸東京博物館」などおすすめのスポットをご紹介します。2018年11月21日作成

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江戸の伝統が残る街【両国】

【両国】で江戸の歴史を学ぶ。大人も子ども夢中になれるおすすめスポット5選
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東京の下町・墨田区は、東京スカイツリーやすみだ水族館などの新しい施設がある一方、江戸の文化や風情が残る街でもあります。中でも両国エリアは、江戸時代から交通の要や歓楽街として栄えてきました。そんな両国で、江戸の歴史に触れてみませんか?

両国国技館

両国と言えば、相撲。墨田区では、街なかをお相撲さんが歩いているのもごく普通の風景なんです。JRの両国駅の目の前、また都営大江戸線の両国駅からは歩いて5分ほどのところにある「両国国技館」は、年6回行われる大相撲本場所のうち、1月、5月、9月場所の計3回が開催されます。
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両国と言えば、相撲。墨田区では、街なかをお相撲さんが歩いているのもごく普通の風景なんです。JRの両国駅の目の前、また都営大江戸線の両国駅からは歩いて5分ほどのところにある「両国国技館」は、年6回行われる大相撲本場所のうち、1月、5月、9月場所の計3回が開催されます。

場所中は、国技館前に色鮮やかなのぼりが立っています。これは場所が始まるごとに職人さんが新しく作っているんだそう。高さ5メートルもあるのぼりに描かれた「四股名(しこな)」が見やすいように、文字を上から少しずつ小さく書くなど工夫が凝らされています。
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場所中は、国技館前に色鮮やかなのぼりが立っています。これは場所が始まるごとに職人さんが新しく作っているんだそう。高さ5メートルもあるのぼりに描かれた「四股名(しこな)」が見やすいように、文字を上から少しずつ小さく書くなど工夫が凝らされています。

国技館の1階は「相撲博物館」になっていて、錦絵や番付、化粧廻しなどが展示されています。場所が開催されていない時は、無料で入館できるのもうれしいですね。本場所中は、大相撲の観覧券が必要なのでお相撲観戦の前に立ち寄ってみましょう。
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国技館の1階は「相撲博物館」になっていて、錦絵や番付、化粧廻しなどが展示されています。場所が開催されていない時は、無料で入館できるのもうれしいですね。本場所中は、大相撲の観覧券が必要なのでお相撲観戦の前に立ち寄ってみましょう。

現在の両国国技館が建てられたのは、1984年(昭和59年)のこと。初代の国技館は、1909年(明治42年)に今とは別の場所に建てられていたのですが、関東大震災や東京大空襲などにより焼失し新たに作られました。昔ながらの升席(ますせき)のほか、椅子席などもあって、初めての方も気軽に観戦できるのが魅力です。相撲独特の雰囲気や力強さを間近で感じてみませんか?
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現在の両国国技館が建てられたのは、1984年(昭和59年)のこと。初代の国技館は、1909年(明治42年)に今とは別の場所に建てられていたのですが、関東大震災や東京大空襲などにより焼失し新たに作られました。昔ながらの升席(ますせき)のほか、椅子席などもあって、初めての方も気軽に観戦できるのが魅力です。相撲独特の雰囲気や力強さを間近で感じてみませんか?

相撲観戦のお楽しみのひとつが売店。お弁当や名物の焼き鳥などをつまみながら観戦すれば、昔の風情を感じられそうです。
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相撲観戦のお楽しみのひとつが売店。お弁当や名物の焼き鳥などをつまみながら観戦すれば、昔の風情を感じられそうです。

国技館のご案内 概要 - 日本相撲協会公式サイト

江戸東京博物館

両国国技館から、建物をはさんで隣にある「江戸東京博物館」。1993年(平成5年)に開館した施設で、江戸から東京へ移り変わる歴史を学ぶことができます。分かりやすい展示ばかりなので、大人はもちろんお子さんにもおすすめ。さらっと見て1~2時間、じっくり見ると半日は楽しめます。
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両国国技館から、建物をはさんで隣にある「江戸東京博物館」。1993年(平成5年)に開館した施設で、江戸から東京へ移り変わる歴史を学ぶことができます。分かりやすい展示ばかりなので、大人はもちろんお子さんにもおすすめ。さらっと見て1~2時間、じっくり見ると半日は楽しめます。

常設展の見どころのひとつが、6階にある実物大で復元された日本橋。実物の1/2の長さの橋は、1806年と1819年の改架記録や絵画を参考に復元されました。欅(けやき)や檜(ひのき)で作られた橋を渡ると、まるで江戸の町を歩いているかのような気分に。
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常設展の見どころのひとつが、6階にある実物大で復元された日本橋。実物の1/2の長さの橋は、1806年と1819年の改架記録や絵画を参考に復元されました。欅(けやき)や檜(ひのき)で作られた橋を渡ると、まるで江戸の町を歩いているかのような気分に。

こちらは、江戸時代初期の日本橋付近の様子を再現したジオラマです。町人たちが行き交う会話が聞こえてきそうなリアルさにきっと驚くはず。
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こちらは、江戸時代初期の日本橋付近の様子を再現したジオラマです。町人たちが行き交う会話が聞こえてきそうなリアルさにきっと驚くはず。

江戸時代に庶民の読み物として親しまれてきた絵草紙(えぞうし)を扱うお店の様子も再現されています。現在の本屋さんといったイメージですね。浮世絵を多色刷りした版画「錦絵(にしきえ)」なども展示されていて、見ごたえがあります。
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江戸時代に庶民の読み物として親しまれてきた絵草紙(えぞうし)を扱うお店の様子も再現されています。現在の本屋さんといったイメージですね。浮世絵を多色刷りした版画「錦絵(にしきえ)」なども展示されていて、見ごたえがあります。

時代が変わって、高度経済成長期の東京の風景。昭和30年代に建設された集合住宅の一室を再現しています。子どもの頃にこんなおうちに住んでいた、と懐かしく思う方も多いのではないでしょうか?
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時代が変わって、高度経済成長期の東京の風景。昭和30年代に建設された集合住宅の一室を再現しています。子どもの頃にこんなおうちに住んでいた、と懐かしく思う方も多いのではないでしょうか?

江戸東京博物館

旧安田庭園

江戸東京博物館の裏手、隅田川方向にある「旧安田庭園」は、江戸時代から残る大名庭園です。両国駅から歩いて5分ほどで、緑豊かな庭園散策を楽しんでみませんか?
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江戸東京博物館の裏手、隅田川方向にある「旧安田庭園」は、江戸時代から残る大名庭園です。両国駅から歩いて5分ほどで、緑豊かな庭園散策を楽しんでみませんか?

江戸時代に、常陸国笠間藩主だった本庄因幡守宗資氏によって築造された「旧安田庭園」。当時は、隅田川の水を池に取り入れ、隅田川の干満を利用して眺めの変化を鑑賞する庭園でした。水の満ち引きで変わる池の様子を楽しむなんて、風情がありますよね。
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江戸時代に、常陸国笠間藩主だった本庄因幡守宗資氏によって築造された「旧安田庭園」。当時は、隅田川の水を池に取り入れ、隅田川の干満を利用して眺めの変化を鑑賞する庭園でした。水の満ち引きで変わる池の様子を楽しむなんて、風情がありますよね。

池の周りに作られた通路を歩きながら、池を鑑賞する「回遊式庭園」。新緑や紅葉など、季節の移ろいを楽しめるのも魅力のひとつです。
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池の周りに作られた通路を歩きながら、池を鑑賞する「回遊式庭園」。新緑や紅葉など、季節の移ろいを楽しめるのも魅力のひとつです。

結婚式の撮影も絵になりますね。池には鴨や亀、鯉が泳ぎゆったりとした時間が流れています。
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結婚式の撮影も絵になりますね。池には鴨や亀、鯉が泳ぎゆったりとした時間が流れています。

旧安田庭園

吉良邸跡(本所松坂町公園)

忠臣蔵で有名な吉良上野介(きらこうずけのすけ)義央氏の邸宅があった「吉良邸跡」が両国にあります。住宅街の中の大きな柳の木と、黒と白の幾何学模様が特徴のなまこ壁が印象的。
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忠臣蔵で有名な吉良上野介(きらこうずけのすけ)義央氏の邸宅があった「吉良邸跡」が両国にあります。住宅街の中の大きな柳の木と、黒と白の幾何学模様が特徴のなまこ壁が印象的。

元禄15年(1703年)に、ここで赤穂浪士によって討ち入りが決行され、当時犠牲になった吉良家の家臣の名前が記されています。
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元禄15年(1703年)に、ここで赤穂浪士によって討ち入りが決行され、当時犠牲になった吉良家の家臣の名前が記されています。

吉良上野介義央氏の首を洗ったとされる井戸も再現されています。閑静な住宅街にありいつも落ち着いた雰囲気が漂っていますが、討ち入りの日だった12月14日には、赤穂浪士47士と吉良家臣20士の両家の供養として「義士祭」が開催されています。地域の方だけでなく、全国からも多くの観光客で訪れているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?
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吉良上野介義央氏の首を洗ったとされる井戸も再現されています。閑静な住宅街にありいつも落ち着いた雰囲気が漂っていますが、討ち入りの日だった12月14日には、赤穂浪士47士と吉良家臣20士の両家の供養として「義士祭」が開催されています。地域の方だけでなく、全国からも多くの観光客で訪れているので、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

吉良邸跡(本所松坂町公園) | すみだスポット[観・食・買・泊] | 一般社団法人 墨田区観光協会

すみだ北斎美術館

世界的な画家として評価の高い浮世絵師「葛飾北斎」は、90年の生涯のほとんどを墨田区内で過ごしました。その歴史を紹介するために作られたのが「すみだ北斎美術館」です。都営地下鉄大江戸線の両国駅からは歩いて5分ほど、JRの両国駅からは10分ほどのところにあります。
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世界的な画家として評価の高い浮世絵師「葛飾北斎」は、90年の生涯のほとんどを墨田区内で過ごしました。その歴史を紹介するために作られたのが「すみだ北斎美術館」です。都営地下鉄大江戸線の両国駅からは歩いて5分ほど、JRの両国駅からは10分ほどのところにあります。

地上4階、地下1階の館内はスタイリッシュなデザイン。タッチパネルや高精細画面モニターで錦絵を鑑賞できるコーナーなどもあり、楽しみながら北斎の歴史に触れることができます。
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地上4階、地下1階の館内はスタイリッシュなデザイン。タッチパネルや高精細画面モニターで錦絵を鑑賞できるコーナーなどもあり、楽しみながら北斎の歴史に触れることができます。

作品によっては写真撮影ができるものもありますよ。「冨嶽三十六景」などの風景版画や花鳥画など、教科書で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?
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作品によっては写真撮影ができるものもありますよ。「冨嶽三十六景」などの風景版画や花鳥画など、教科書で一度は目にしたことがあるのではないでしょうか?

思わず驚くリアルな姿の葛飾北斎像。弟子の露木為一が残した絵をもとに再現されたアトリエです。熱心に絵筆を運ぶ様子が印象的ですね。
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思わず驚くリアルな姿の葛飾北斎像。弟子の露木為一が残した絵をもとに再現されたアトリエです。熱心に絵筆を運ぶ様子が印象的ですね。

すみだ北斎美術館 - トップ

両国で江戸の歴史に触れて。

【両国】で江戸の歴史を学ぶ。大人も子ども夢中になれるおすすめスポット5選
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両国は、駅前に現代的な建物がある一方、住宅街に入ると昔ながらの建物や史跡が残るエリアです。今回ご紹介した施設は、どこも近いので1日ゆっくりめぐってみてはいかがでしょうか。子どもの頃に学校で習ったことがあるという大人はもちろん、教科書で習ったというお子さんも楽しめる施設が多いので、ご家族でお出かけするのもおすすめです。ぜひ両国で、江戸の文化と歴史に触れてみませんか?

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