週末は歴史溢れる横浜へ。クラシカルな「洋館」でゆったりとした贅沢な時間を過ごそう

週末は歴史溢れる横浜へ。クラシカルな「洋館」でゆったりとした贅沢な時間を過ごそう

少しづつあたたかくなって、週末に街散歩などを楽しむ方も多いと思います。都内にも素敵な場所はたくさんありますが、たまには洋風でレトロな雰囲気の街歩きを楽しめる「横浜」はいかがでしょうか?横浜には、異国情緒あふれる洋館、銀杏並木が美しい大通りに、港の風景…と、一度足を運べば心が和む、癒しスポットが点在します。今回は、そんな中でもノスタルジックな雰囲気が魅力の「えの木てい」「ブラフガーデンカフェ」などの洋館&グルメをご紹介致します。2018年04月20日作成

カテゴリ:
旅行・お出かけ
キーワード
首都圏神奈川県横浜洋館ノスタルジック
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週末は横浜で異国情緒あふれる風景を探しに…

まだ江戸時代であった1859年、横浜港は開港しました。これからの近代化を控え、パワーと熱気にあふれた当時の日本は、いつしか「ヤングジャパン」と呼ばれ、新生日本の可能性に惹かれた欧米の貿易商や文化人が、その躍進に力を貸すようになりました。そんな人々が住まいを構えたのが横浜・山手地区。港を見下ろす小高い丘には、いまもいくつもの西洋館が点在し、異国情緒あふれる風景を創り出しています。また大通り沿いには、西洋建築の銀行や商店が立ち並び、往時の面影を宿しています。そんな美しい西洋館の中から、館内にカフェを併設し、レトロな気分を味わいながらティータイムを愉しめる洋館をご紹介します。週末はエレガントなレディになって、横浜の街を歩いてみませんか?
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まだ江戸時代であった1859年、横浜港は開港しました。これからの近代化を控え、パワーと熱気にあふれた当時の日本は、いつしか「ヤングジャパン」と呼ばれ、新生日本の可能性に惹かれた欧米の貿易商や文化人が、その躍進に力を貸すようになりました。そんな人々が住まいを構えたのが横浜・山手地区。港を見下ろす小高い丘には、いまもいくつもの西洋館が点在し、異国情緒あふれる風景を創り出しています。また大通り沿いには、西洋建築の銀行や商店が立ち並び、往時の面影を宿しています。そんな美しい西洋館の中から、館内にカフェを併設し、レトロな気分を味わいながらティータイムを愉しめる洋館をご紹介します。週末はエレガントなレディになって、横浜の街を歩いてみませんか?

えの木てい

東急みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩8分。1927年に建築された英国式の洋館で、もともとはアメリカ人検事が住んでいました。
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東急みなとみらい線「元町・中華街駅」から徒歩8分。1927年に建築された英国式の洋館で、もともとはアメリカ人検事が住んでいました。

美しい歴史的建築物として、多くの人が撮影に訪れていましたが、現オーナーのお母さまが自家製のケーキとお茶でおもてなししていたのがきっかけで、1979年、1階のリビングを開放してカフェとしました。庭の大きなエノキが店名の由来です。
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美しい歴史的建築物として、多くの人が撮影に訪れていましたが、現オーナーのお母さまが自家製のケーキとお茶でおもてなししていたのがきっかけで、1979年、1階のリビングを開放してカフェとしました。庭の大きなエノキが店名の由来です。

看板にも「定番商品」として描かれているのが、一番人気商品の「チェリーサンド」。ダークチェリーとバタークリームが深い味わいを醸し出します。
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看板にも「定番商品」として描かれているのが、一番人気商品の「チェリーサンド」。ダークチェリーとバタークリームが深い味わいを醸し出します。

6人まで利用できる個室は、アフタヌーンティ―セットか特製チキンカレーをオーダーできます。150年以上昔のアンティーク家具や、オープン以来のレシピで作られた本場英国風スコーンなどが楽しめます。
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6人まで利用できる個室は、アフタヌーンティ―セットか特製チキンカレーをオーダーできます。150年以上昔のアンティーク家具や、オープン以来のレシピで作られた本場英国風スコーンなどが楽しめます。

えの木てい|横浜山手にある洋菓子店

【外交官の家】ブラフガーデンカフェ

JR石川町駅から徒歩5分。1910年、明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅として渋谷区南平台に建てられたものを、1997年に現在の地に移築したものです。国の重要文化財に指定されています。
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JR石川町駅から徒歩5分。1910年、明治政府の外交官・内田定槌氏の邸宅として渋谷区南平台に建てられたものを、1997年に現在の地に移築したものです。国の重要文化財に指定されています。

アメリカ人建築家のJ.M.ガーディナーが手掛けた建築で、アメリカン・ヴィクトリアン調の華やかな装飾が特徴です。
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アメリカ人建築家のJ.M.ガーディナーが手掛けた建築で、アメリカン・ヴィクトリアン調の華やかな装飾が特徴です。

喫茶室は付属棟にあります。華やかでレトロな本館とはうってかわってモダンでシックな内装の喫茶室では、横浜の街を見下ろすテラスの眺望を楽しみながらティータイムが楽しめます。
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喫茶室は付属棟にあります。華やかでレトロな本館とはうってかわってモダンでシックな内装の喫茶室では、横浜の街を見下ろすテラスの眺望を楽しみながらティータイムが楽しめます。

レストラン「ヒルサイドトップ」、「カフェ・ザ・ローズ」そしてこの喫茶室と3施設限定のオリジナルカップケーキが名物です。プレーン、ラムレーズン、オレンジ、ローズの4種のフレーバーがあり、テイクアウトでも楽しめます。
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レストラン「ヒルサイドトップ」、「カフェ・ザ・ローズ」そしてこの喫茶室と3施設限定のオリジナルカップケーキが名物です。プレーン、ラムレーズン、オレンジ、ローズの4種のフレーバーがあり、テイクアウトでも楽しめます。

外交官の家 ブラフガーデンカフェ - Bluff Garden Cafe

【エリスマン邸】しょうゆ きゃふぇ

横浜高速鉄道みなとみらい線 元町・中華街駅より徒歩10分。日本の建築界で大きな足跡を残し「近代建築の父」と言われたチェコ人建築家アントニン・レーモンドによる設計です。
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横浜高速鉄道みなとみらい線 元町・中華街駅より徒歩10分。日本の建築界で大きな足跡を残し「近代建築の父」と言われたチェコ人建築家アントニン・レーモンドによる設計です。

生糸商社の横浜担当だったスイス人、フリッツ・エリスマン氏のために建てられた木造モダニズム建築です。マンション建築のため一度は解体されましたが、1990年に現在地に移築されました。家具も設計したエリスマン氏によるものです。カフェは厨房だった部分を利用しています。
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生糸商社の横浜担当だったスイス人、フリッツ・エリスマン氏のために建てられた木造モダニズム建築です。マンション建築のため一度は解体されましたが、1990年に現在地に移築されました。家具も設計したエリスマン氏によるものです。カフェは厨房だった部分を利用しています。

斬新なスタイルに驚く「生プリン」が名物です。実はムースの上に卵黄が乗っていて、崩しながら食べるとプリンの味になるというもの。シェフが素晴らしい卵に出会ったことがきっかけで生まれたメニューだそうです。かぼちゃやイチゴ、柿などと合わせた季節限定のメニューもあります。
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斬新なスタイルに驚く「生プリン」が名物です。実はムースの上に卵黄が乗っていて、崩しながら食べるとプリンの味になるというもの。シェフが素晴らしい卵に出会ったことがきっかけで生まれたメニューだそうです。かぼちゃやイチゴ、柿などと合わせた季節限定のメニューもあります。

店名の由来にもなった「しょうゆパン」も人気です。シェフが「甘露醤油(天野醤油株式会社)」にほれ込んだことがきっかけで作られたパンです。通常は手に入らないもろみ部分を使っています。
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店名の由来にもなった「しょうゆパン」も人気です。シェフが「甘露醤油(天野醤油株式会社)」にほれ込んだことがきっかけで作られたパンです。通常は手に入らないもろみ部分を使っています。

しょうゆ きゃふぇ
元町・中華街 / カフェ
住所
横浜市中区元町1-77-4
営業時間
10:00~16:30(L.O.16:00)
 ※時季により変更あり

定休日
第2水曜日(祝日は営業、翌日代休)
平均予算
¥1,000~¥1,999 /¥1,000~¥1,999
データ提供:

【ラフィン邸】カフェ ザ ローズ

東急みなとみらい線 元町・中華街駅より徒歩8分。港の見える丘公園の展望台に隣接し、ローズガーデンを見下ろす「ラフィン邸(山手111番館)」の中にあります。1926年、アメリカ人実業家ラフィン氏の住宅として建築されました。土地の高低の関係で、正面から見ると木造2階建てですが、反対側からはコンクリートの地階が露出し3階建てに見えます。
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東急みなとみらい線 元町・中華街駅より徒歩8分。港の見える丘公園の展望台に隣接し、ローズガーデンを見下ろす「ラフィン邸(山手111番館)」の中にあります。1926年、アメリカ人実業家ラフィン氏の住宅として建築されました。土地の高低の関係で、正面から見ると木造2階建てですが、反対側からはコンクリートの地階が露出し3階建てに見えます。

乗船していた船が急遽修理のため横浜に寄港、ラフィン氏は予定になかった横浜の地を踏みますが、そこで出会った女性と恋に落ち、大恋愛の末に結婚。夫妻は8人の子どもたちに囲まれて幸せに暮らしましたが、結婚する長男のために建てられたのがこのラフィン邸です。大幅な改造を行わず、大切に住まれてきたため、建築時の趣をそのまま今に伝えています。
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乗船していた船が急遽修理のため横浜に寄港、ラフィン氏は予定になかった横浜の地を踏みますが、そこで出会った女性と恋に落ち、大恋愛の末に結婚。夫妻は8人の子どもたちに囲まれて幸せに暮らしましたが、結婚する長男のために建てられたのがこのラフィン邸です。大幅な改造を行わず、大切に住まれてきたため、建築時の趣をそのまま今に伝えています。

ローズガーデンにちなみ「オリジナルローズティー」が人気。ダージリンに、天然のローズオイルが薫り高い一品。ティーカップにもローズが描かれています。
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ローズガーデンにちなみ「オリジナルローズティー」が人気。ダージリンに、天然のローズオイルが薫り高い一品。ティーカップにもローズが描かれています。

ランチはビーフシチューとクロワッサンサンドの二種類。じっくりと煮込まれてほろほろと肉がほぐれるビーフシチューは人気です。
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ランチはビーフシチューとクロワッサンサンドの二種類。じっくりと煮込まれてほろほろと肉がほぐれるビーフシチューは人気です。

カフェ・ザ・ローズ - Cafe the Rose

【旧横浜商工奨励館】CAFE de la PRESSE(カフェドゥラプレス)

横浜の目抜き通り「日本大通り」には歴史的建造物が多く立ち並んでいますが、ひときわ絵になる「旧横浜商工奨励館(現・横浜情報文化センター)」は、関東大震災の復興事業として、1929年に建てられました。横浜市建築課の技師たちがアイデアを出し合って設計した震災復興建築のひとつです。
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横浜の目抜き通り「日本大通り」には歴史的建造物が多く立ち並んでいますが、ひときわ絵になる「旧横浜商工奨励館(現・横浜情報文化センター)」は、関東大震災の復興事業として、1929年に建てられました。横浜市建築課の技師たちがアイデアを出し合って設計した震災復興建築のひとつです。

「パリの記者たちが集まるカフェ」がテーマのフレンチスタイルカフェで、ヨーロピアンクラシックな雰囲気の中でくつろげます。窓からは「キングの塔(神奈川県庁本庁舎)」が見え、美しい銀杏並木が続きます。
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「パリの記者たちが集まるカフェ」がテーマのフレンチスタイルカフェで、ヨーロピアンクラシックな雰囲気の中でくつろげます。窓からは「キングの塔(神奈川県庁本庁舎)」が見え、美しい銀杏並木が続きます。

例えばダブルエスプレッソ&スチームミルクの「記者たちのカフェ」は、「パリの気難しい記者たちにはダブルエスプレッソと泡立てたミルクを別々に」と、設定が凝っています。そのほかブレンド&エッグリキュールの「弁護士たちのカフェ」、ブレンド&オレンジリキュールの「裁判官たちのカフェ」など、パリのカフェに集う人々をイメージしたコーヒーが供されています。
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例えばダブルエスプレッソ&スチームミルクの「記者たちのカフェ」は、「パリの気難しい記者たちにはダブルエスプレッソと泡立てたミルクを別々に」と、設定が凝っています。そのほかブレンド&エッグリキュールの「弁護士たちのカフェ」、ブレンド&オレンジリキュールの「裁判官たちのカフェ」など、パリのカフェに集う人々をイメージしたコーヒーが供されています。

フランス人パティシェが作る本格フランス菓子が人気です。エスプレッソと好相性な自家製マカロンはピスタチオ、Cafeキャラメルなど6種の味が揃い、人気メニューのひとつです。
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フランス人パティシェが作る本格フランス菓子が人気です。エスプレッソと好相性な自家製マカロンはピスタチオ、Cafeキャラメルなど6種の味が揃い、人気メニューのひとつです。

Bienvenue au CAFE de la PRESSE

いかがでしたか?

港町横浜といえば、中華街もみなとみらい地区の賑わいも楽しいけれど、やっぱり西洋館めぐりは外せません。都内とはまた違った情緒あふれる風景に、心癒されることでしょう。横浜の異国情緒と、レトロ気分あふれるお散歩を楽しんでみませんか?
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港町横浜といえば、中華街もみなとみらい地区の賑わいも楽しいけれど、やっぱり西洋館めぐりは外せません。都内とはまた違った情緒あふれる風景に、心癒されることでしょう。横浜の異国情緒と、レトロ気分あふれるお散歩を楽しんでみませんか?

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