多くの女性が大好きな温泉旅行。のんびりおしゃべりをして、温泉に入って、名物の食べ物をいただいて…特別なことはなにもしなくても、それだけで幸せな気分に。そんなのんびり旅行におすすめしたいのが「温泉街」です。

まずは、雰囲気のある「温泉街」の魅力をご紹介します♪

温泉街の魅力はなんといっても、浴衣での散策！温泉に着いてひと風呂浴びたら、浴衣に着替えて温泉街を散策してみましょう。浴衣で出かけることで、普段とは違う気分に。

ほとんどの温泉街には温泉まんじゅうや、その土地の名物を扱うお店があるもの。これらのお店を食べ歩きするのも温泉街の楽しみ！古くからある老舗や、新しいスイーツのお店など、いろいろ回って楽しんでみたい！

それでは早速、おすすめの温泉街をご紹介します。

兵庫県豊岡市にある「城崎温泉」の開湯は平安時代、なんと1300年の歴史がある由緒ある温泉地です。風情のある温泉街の中には柳並木のある川が流れており、石造りの太鼓橋がかかっています。

城崎温泉の特徴はなんといっても外湯が7つもあること。それぞれの湯質は同じですが、「合格祈願の湯」「良縁成就の湯」「家内安全の湯」など、それぞれの湯に意味があるそうですよ。すべての湯を巡るのもよし、願いを込めて湯を選んでいくのもいいですね♪

温泉街の中ほど、川沿いにあるのが「円山菓寮 城崎店」。店内には約30種類のかりんとうが並んでいる人気のお店です。

こちらでいただけるのが、温泉にちなんで作られた城崎店限定の「湯あがりぷりん」。生クリームと新鮮な卵をふんだんに使ってオーブンで焼き上げてあるそう。トロトロの食感がたまらないと評判です。

温泉を楽しんだあとに訪れたいのが、城崎温泉の中心部から徒歩15分ほどのところにある「城崎温泉ロープウェイ」。ロープウェイに乗って、山頂へは約7分で到着です。頂上からは城崎温泉と日本海を一望！春は桜、秋は紅葉など季節の景色が美しいですよ。

山頂にある「みはらしカフェ茶屋」では、自分で炙ることのできる"いろり団子"が人気。じっくりと焼き目をつけてから、みたらしのタレを付けていただきましょう。

昼間の街歩きも楽しいのですが、ライトアップされた銀山温泉はさらに風情があります。温かみのあるガス灯が照らし出す温泉街の街並みは、どこか別の世界に迷い込んだよう！
ライトアップは薄暗くなり始める夕方16:30から21:00まで。夕食後にちょっとお出かけしてみませんか？

おすすめの旅館は、温泉街の真ん中・銀山川沿いにある宿「古勢起屋別館 」。歴史を感じさせる木造四層構造になった川側の建物、そして山側の建物からなる旅館です。数ある銀山温泉の宿の中でも、昔ながらの風情ある宿の雰囲気を保っています。

おすすめは川沿いの部屋。部屋の窓から温泉街を一望できます。夜のライトアップも高い位置から眺めることができますよ♪

全国に温泉街はたくさんありますが、銀山温泉ほど雪景色が似合うところもないのでは？というほど風情たっぷりの景観を眺めることができます。しんと寒い中で入る温泉もまた、たまりませんよね。

銀山温泉の温泉街の奥のほうにあるピンク色の建物が目印の「はいからさん通り」。

散策のおやつにいただきたいのが人気のカレーパン。まわりはサクサク、中には少し甘みもあるピリ辛のカレーが入っています♪

黒川温泉に訪れたら、まず手に入れたいのが「露天風呂めぐり入湯手形」。旅館で購入することができ、黒川温泉の24軒の旅館からお好みで3つの露天風呂を湯めぐりできるんですよ♪入湯するときには、旅館のフロントで手形にスタンプを押してもらいましょう！

黒川温泉にはお土産屋さんも充実しているので、湯上り後はのんびり散策してみましょう。歩いていると、道端に「顔湯」と書かれた"ちょっと変わったもの"を目にするかも。これは、温泉の蒸気をスチームのように顔に当てることができるのだとか♪

黒川の湧水で作られた地ビール「湯上り美人」シリーズは、ペールエール・ダークラガー・ピルスナーの3種類。かわいらしいラベルで、お土産にもぴったりです。

温泉といえば、お饅頭やソフトクリームなどを食べ歩くイメージですが、黒川温泉にはおしゃれで美味しいと評判のパティスリー「麓」がおすすめです。