全国各地の素敵なクラシックホテルに宿泊されたことはありますか?伝統を感じられる重厚感のある佇まいのホテルに滞在すれば、その歴史を肌で感じたり、一流のサービスを受けられたり・・と忘れられない体験になるはずです!由緒あるホテルはたくさんありますが、今回は関東からアクセスしやすい4軒のホテル、『箱根富士屋ホテル』『ホテルニューグランド』『日光金谷ホテル』そして『上高地帝国ホテル』をご紹介します。2017年11月13日作成
『クラシックホテル』という明確な定義はないようですが、主に戦前から営業している、または戦前からの建物を活かしたホテル建築のことを指すようです。昔から愛されている建物を大事に使いながら今日に至っているなんて素敵ですよね。日本各地に沢山クラシックホテルはありますが、今回は関東からアクセスしやすいクラシックホテルを4箇所をご紹介していきます。近代的なシティホテルとはまた違った落ち着いた雰囲気の中、マイペースにごゆるりと滞在を楽しめるのではないでしょうか。
1878年創業の神奈川、箱根にある老舗ホテル。そんな歴史ある「富士屋ホテル」にはヘレン・ケラー、チャールズ・チャップリン、ジョン・レノンといった歴史的著名人も滞在したことがあるそうです。箱根までは新宿からロマンスカーで1時間半程度、現地でも路線バスが比較的頻繁に運行しているため車でなくてもアクセスしやすいです。
お部屋は『花御殿』と呼ばれる各部屋に花の名前がついたタイプが一番人気。ばら、すずらん、マグノリアなど花の名前と絵画が、ドア正面に部屋番号とともに付いており、各部屋の鍵、タイル、絵画などのパーツやインテリアが、そのお花の世界観で統一してコーディネートされていて素敵なんです。
こちらはばらのお部屋。ばらのじゅうたんとばらのベッドカバーで統一された乙女な空間が広がっています。
お部屋の種類にもよりますが、どの部屋もシックな雰囲気でさすがのクラシックホテルですね。ゆったりとした滞在が楽しめます。また各お部屋のお風呂はすべて敷地内に湧き出ている天然温泉から引いているのも嬉しいポイント。
ホテルのレストラン、「グリル ウイステリア」では人気のハンバーグとカニクリームコロッケがセットになった垂涎のメニューも。
ラウンジ「オーキッド」では美味しいだけでなく目にも楽しめるような美しいスイーツを頂けます。店内は、飴色の梁や古風ならんたんなどの調度品がクラシック感を高めています。
雪の降る箱根も美しいですね。箱根は観光地も多くまさに旅にホテル滞在にととても満足できる旅行スポットではないでしょうか。
赤いアーケードが目印の「ホテルニューグランド」は1927年創業の横浜にあるホテルです。目の前が山下公園、中華街も徒歩圏内にあり、活気づいた都会の雰囲気とのんびりとしたリゾート地の空気感が両方楽しめる立地です。
ホテルの顔とも言えるロビーは歴史を感じられる重厚感のあるインテリアです。港が見えるソファー席でゆっくりとした時間を過ごすのも◎
1階から2階のブルーが美しい絨毯の大階段はシンボル的存在。ウェディングではここの階段で写真を撮るとウェディングドレスがとても映えると評判の撮影スポットのようです。
ホテルの客室は、本館、タワー館と2タイプありますが、せっかく泊まるなら由緒正しき本館がおすすめです。1945年にマッカーサーが来日した際に執務室として使われた部屋も本館にあり、「マッカーサーズスイート」と呼ばれています。当時のデスクがそのままに残されているのだそう。
喫茶店と言えばの『スパゲッティナポリタン』はこのニューグランドホテルから始まったそうです。他にもプリンアラモードやシーフードドリアなどもここが元祖。今では珍しくないメニューですが当時の味を味わえるのはここだけ。
女子会プランやレディースプランなど宿泊と組み合わせたお得なコースもあるので、気の合う友達と横浜をぶらぶらした後に泊ってゆっくり寛ぐのもいいですね。
「日光金谷ホテル」は1873年創業の現存する日本最古のリゾートクラシックホテルとも言われており、建物は文化財にも指定されている由緒正しきホテルです。浅草や池袋から東武線・JRが乗り入れており、東京の浅草からはおよそ2時間ほどで到着し、東武日光駅からはホテル直行のシャトルバスも出ています。
ロビーには革張りのソファーがずらっと並んでおり重厚感ただよう雰囲気です。希望者は宿泊者限定の館内ツアーにも参加でき、ホテルの歴史をより詳しく知ることができます。
こちらは有名な物理学者、アインシュタインが宿泊したお部屋。彼だけでなく他にもいろいろな著名人の肉筆サインや物品、資料などが本館1階ロビー展示されており、鑑賞する楽しみもあります。
お部屋も和と洋の両方がミックスされ居心地のよい滞在が叶います。窓からは美しい自然を楽しめます。日光は紅葉も有名ですが窓から独り占めできるなんて贅沢!
写真だけみても絶対美味しい!と確信できてしまうようなオムレツはホテルの人気朝食メニュー。ふわふわとろとろオムレツはお家ではなかなか作れませんよね。朝から贅沢できるのも旅行の醍醐味!
併設されているベーカリーももちろん人気です。お土産にも喜ばれますね♪
まるで外国のロッジのような佇まいの「上高地帝国ホテル」は1933年に創業。山の上にある日本初のリゾートホテルとして開業しました。アクセスは今までご紹介したクラシックホテルと比べるとちょっと行きにくいところにあるのですが営業期間も期間限定と特別感はたっぷりです。
上高地は自然を守るために車の規制がされており、電車でもマイカーでも最後はバスに乗り換えてホテルに到着となります。また営業期間も4月下旬から11月上旬までと限定されており、休日前や夏のベストシーズンには予約がなかなか取れないことも。
ホテル内のカフェではホテルの象徴ともいえる大きなマントルピースがお出迎え。寒い日には暖炉に火が入るので温かい飲み物を片手にパチパチと暖炉の音を聞き入る、贅沢でリラックスした時間が過ごせそう。
夏は避暑地としても人気があり、バルコニーからは美しい自然が堪能できます。
シンプルですが過ごしやすい設計のお部屋です。写真にも写っていますが、さすが避暑地ということでクーラーは使わず、暑い時期でも扇風機のみで涼しく過ごせるそうです。
立地的にも基本的に食事はホテルで頂くお客さんがほとんど。ドレスコードは特にありませんがせっかくの機会ですので正装してディナーを頂きたいですね。
美しい『クラシックホテル』の数々、いかがでしたでしょうか?関東近辺であれば移動もしやすいですし普段頑張っている自分へのご褒美として、ときには“ちょっと贅沢”もいいのではないでしょうか。ぜひ週末やお休みがとれるときに計画して行ってみてくださいね!
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『クラシックホテル』という明確な定義はないようですが、主に戦前から営業している、または戦前からの建物を活かしたホテル建築のことを指すようです。昔から愛されている建物を大事に使いながら今日に至っているなんて素敵ですよね。日本各地に沢山クラシックホテルはありますが、今回は関東からアクセスしやすいクラシックホテルを4箇所をご紹介していきます。近代的なシティホテルとはまた違った落ち着いた雰囲気の中、マイペースにごゆるりと滞在を楽しめるのではないでしょうか。